~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
六、サビヤ
516、全世界のうちで内面的にも外面的にも諸々の感官を修養し、
この世とかの世とを厭い離れ、身を修めて、死ぬときの到来を願っている人、
―――かれは〈自己を制した人〉である。
517、あらゆる宇宙時期と輪廻と(生ある者の)生と死とを二つながら思惟弁別して、
塵を離れ、汚れなく、清らかで、生を滅ぼしつくすに至った人、
―――かれを〈目覚めた人〉(ブッダ)という。」
そこで、遍歴の行者であるサビヤは、師の説かれたことをよろこび、隋喜し、心喜び、
楽しく、嬉しく、欣快の心を生じて、さらに師に質問を発した。
~ 感謝・合掌 ~