~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
二、つとめはげむこと
446、(悪魔はいった)、
「われは七年間も尊師(ブッダ)に、一歩一歩つきまとうていた。
しかもよく気をつけている正覚者には、
つけこむ隙をみつけることができなかった。
447、烏が脂肪の色をした岩石の周囲をめぐって
『ここに柔らかいものが見つかるだろうか?
味のよいものがあるだろうか?』
といって飛び廻ったようなものである。
448、そこに美味が見つからなかったので、
烏はそこから飛び去った。
岩石に近づいたその烏のように、
われらは厭いてゴータマ(ブッダ)を捨て去る。
~ 感謝・合掌 ~