添付のお写真は「モーセの御足を慕って」の恩師「長尾弘」先生の
旅でエジプトからシナイ半島を渡りヨルダンに入って
モーセの終焉の地「ネボ山」に建立されているモーセの
教会を見学して後、カイロ国際空港へバスで移動していた時、
バスの車窓より天空にご覧のようなアラビア語を
この旅に同行されていた学びの友が見られ、
カメラに収められました。
意味は「何かが出現する」との意味だそうです。
お写真は恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」
にも紹介されています。(261ページ)
~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第五、 彼岸に至る道の章
10、学生トーディヤの質問
1088、トーディヤさんがたずねた、
「諸々の欲望のとどまることなく、
もはや妄執が存在せず、
諸々の疑惑を超えた人、
―――かれはどのような解脱をもとめたら
よろしいのですか?」
1089、師(ブッダ)は答えた、
「トーディヤよ。諸々の欲望のとどまることなく、
もはや妄執が存在せず、諸々の疑惑を超えた人、
―――かれには別に解脱は存在しない。」
1090、「かれは願いのない人なのでしょうか?
あるいは何かを希望しているのでしょうか?
かれは智慧があるのでしょうか?
あるいは智慧を得ようとはからいを
する人なのでしょうか?
シャカ族の方よ。
かれが聖者であることをわたくしが知り得るように、
そのことをわたくしに説明してください。
あまねく見る方よ。」