浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

「ブッダのことば」より。

2014-03-31 03:46:44 | 日記

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          七、賤しい人

130   食事の時が来たのに、
          バラモンまたは〈道の人〉をことばで罵り食を与えない人、
          ―――かれを賤しい人であると知れ。

131、 この世で迷妄に覆われ、僅かな物が欲しくて、
          事実でないことを語る人、
          ―――かれを賤しい人であると知れ。

132  自分をほめたたえ、他人を軽蔑し、
          みずからの慢心のために卑しくなった人、
          ―――かれを賤しい人であると知れ。


             ~ 感謝・合掌 ~





「ブッダのことば」より。

2014-03-30 01:07:32 | 日記
      
    ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          七、賤しい人

127   悪事を行っておきながら、
          『誰もわたしのしたことを知らないように』と望み、
          隠し事をする人、
          ―――かれを賤しい人であると知れ。

128、  他人の家に行っては美食をもてなされながら、
          客として来た時には、
          返礼としてもてなさない人、
          ―――かれを賤しい人であると知れ。

129  バラモンまたは〈道の人〉、
          または他の〈もの乞う人〉を嘘ついてだます人、
          ―――かれを賤しい人であると知れ。


                 ~ 感謝・合掌 ~




「ブッダのことば」より。

2014-03-29 05:09:54 | 日記

         ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          七、賤しい人

124、 己は財豊かであるのに、
          年老いて衰えた母や父を養わない人、
          ―――かれを賤しい人であると知れ。

125、 母・父・兄弟・姉妹或いは義母を打ち、
         またはことばで罵る人、
         ―――かれを賤しい人であると知れ。

126、 相手の利益となることを問われたのに不利益を教え、
         隠し事をして語る人、
         ―――かれを賤しい人であると知れ。


             ~ 感謝・合掌 ~







「ブッダのことば」より。

2014-03-28 04:19:41 | 日記

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~



          第一 蛇の章

          七、賤しい人

121、 実に僅かの物が欲しくて路行く人を殺害して、
          僅かの物を奪い取る人、
          ―――かれを賤しい人であると知れ。

122、 証人として尋ねられたときに、
          自分のため、他人のため、また財のために、
          偽りを語る人、
          ―――かれを賤しい人であると知れ。

123、 或いは暴力を用い、或いは相愛して、
          親族または友人の妻と交わる人
          ―――かれを賤しい人であると知れ。


           ~ 感謝・合掌 ~




「ブッダのことば」より。

2014-03-27 05:37:42 | 日記

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          七、賤しい人

118、 村や町を破壊し、包囲し、圧制者として一般に知られる人、
           ―――かれを賤しい人であると知れ。

119、 村にあっても、林にあっても、他人の所有物をば、
           与えられないのに盗み心をもって取る人、
           ―――かれを賤しい人であると知れ。

120、 実際には負債があるのに、返済するように督促されると、
           『あなたからの負債はない』 と言って逃れる人、
           ―――かれを賤しい人であると知れ。


                 ~ 感謝・合掌 ~






「ブッダのことば」より。

2014-03-26 01:44:54 | 日記

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          七、賤しい人

わたしが聞いたところによると、
―――あるとき師(ブッダ)はサーヴァティーのジェータ林、
(孤独な人々に食を給する長者)の園におられた。
そのとき師は朝のうちに内衣を着(つ)け、
鉢と上衣とをたずさえて、托鉢のためにサーヴァティーに入った。
そのとき火に事(つか)えるバラモン・バーラドヴァージャの住居には、
聖火がともされ、供物(そなえもの)がそなえられていた。
さて師はサーヴァティー市の中を托鉢して、かれの住居に近づいた。
火に事(つか)えるバラモン・バーラドヴァージャは師が遠くから来るのを見た。

そこで、師にいった、「髪を剃った奴よ、そこにおれ、にせの〈道の人〉よ、
そこにおれ。賤しい奴よ、そこにおれ」と、
そう言われたので、師は、火に事(つか)えるバラモン・バーラドヴァージャに言った、
「バラモンよ。あなたはいったい賤しい人とはなにかを知っているのですか?
また賤しい人たらしめる条件を知っているのですか?」
「ゴーダマさん(ブッダ)。
わたくしは人を賤しい人とする条件をも知っていないのです。
どうか、わたくしに賤しい人を賤しい人とさせる条件を知り得るように、
ゴータマさんはわたくしにその定めを説いてください。」
「バラモンよ、ではお聞きなさい。よく注意なさい。わたくしは説きましょう。」
「どうぞ、お説きください」と、
火に事(つか)えるバラモン・バーラドヴァージャは師に答えた。
師は説いていった。

116、 「怒りやすくて恨みをいだき、邪悪にして、見せかけであざむき、
           誤った見解を奉じ、たくらみのある人、
           ―――かれを賤しい人であると知れ。

117、 一度生まれるもの(胎児)でも、二度生まれるもの(卵生)でも、
           この世で生きものを害し、生ものに対するあわれみのない人、
           ―――かれを賤しい人であると知れ。


                 ~ 感謝・合掌 ~



「ブッダのことば」より。

2014-03-25 07:28:24 | 日記

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          六、破滅

113、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
          これが第十一の破滅です。
          先生!
          第十二のものを説いてください。
          破滅への門は何ですか?」

114、 「クシャトリヤ(王族)の家に生まれた人が
          財力が少ないのに欲望が大きくて、
          この世で王位を獲ようと欲するならば、
          これは破滅への門である。

115、 「世の中にはこのような破滅のあることを考察して、
          賢者・すぐれた人は真理を見て、
          幸せな世界を体得する。」

            
             ~ 感謝・合掌 ~




[ブッダのことば」より。

2014-03-24 04:23:58 | 日記

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          六、破滅

110、 「青春を過ぎた男が、ティンパル果のように盛り上がった乳房のある
         若い女を誘(ひ)き入れて、かの女についての嫉妬から夜も眠られない、
         ―――これは破滅への門である。」

111、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
         これが第十の破滅です。
         先生!
         第十一のものを説いて下さい。
         破滅への門は何ですか?」

112、 「酒肉に荒み、財を浪費する女、
         またはこのような男に、実権を託すならば、
         これは破滅への門である。


             ~ 感謝・合掌 ~





「ブッダのことば」より。

2014-03-23 04:38:14 | 日記

     ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

          第一 蛇の章

          六、破滅

107、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
         これが第八の破滅です。
         先生!
         第九のものを説いてください。
         破滅への門は何ですか?」

108、 「おのが妻に満足せず、遊女に交わり、
         他人の妻に交わる。
         ―――これは破滅への門である。」

109、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
         これが第九の破滅です。
         先生!
         第十のものを説いてください。
         破滅への門は何ですか?」


           ~ 感謝・合掌 ~



「ブッダのことば」より。

2014-03-22 02:14:59 | 日記

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          六、破滅

103、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
          これが第六の破滅です。
          先生!
          第七のものを説いてください。
          破滅への門は何ですか?」

104、 「血統を誇り、財産を誇り、また氏姓を誇っていて、
          しかも己が親戚を軽蔑する人がいる、
          ―――これが破滅への門である。」

105、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
          これが第七の破滅です。
          先生!
          第八のものを説いて下さい。
          破滅への門は何ですか?」

106、 「女に溺れ、酒にひたり、賭博に耽り、
          得るに従って得たものをその度ごとに失う人がいる、
          ―――これは破滅への門である。」


             ~ 感謝・合掌 ~







「ブッダのことば」より。

2014-03-21 02:28:43 | 日記

     ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          六、破滅

100、 「バラモンまたは(道の人)または他の〈もの乞う人〉を、
         嘘をついてだますならば、
         これは破滅への門である。」

101、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
         これが第五の破滅です。
         先生!
         第六のものを説いて下さい。
         破滅への門は何ですか?」

102、 「おびただしい富あり、黄金あり、食物ある人が、
         ひとりおいしいものを食べるならば、
         これは破滅への門である。


            ~ 感謝・合掌 ~







「ブッダのことば」より。

2014-03-20 01:28:59 | 日記

   ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          六、破滅

九十七、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
          これが第三の破滅です。
          先生!
          第四のものを説いて下さい。
          破滅への門は何ですか?」

九十八、 「自らは豊かで楽に暮らしているのに、
          年老いて衰えた母や父を養わない人がいる、
          ―――これは破滅への門である。」

九十九、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
          これが第四の破滅です。
          先生!
          第五のものを説いて下さい。
          破滅への門は何ですか?」


          ~ 感謝・合掌 ~





「ブッダのことば」より。

2014-03-19 02:55:41 | 日記

     ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          六、破滅

九十四、 「悪い人々を愛し、善い人々を愛することなく、
         悪人のならいを楽しむ。
         これは破壊への門である。

九十五、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
         これが第二の破滅です。
         先生!
         破滅への門は何ですか?」

九十六、 「睡眠の癖あり、集会の癖あり、
         奮闘することなく、怠りなまけ、
         怒りっぽいので名だたる人がいる。
         ―――これは破滅への門である。


            ~ 感謝・合掌 ~




「ブッダのことば」より。

2014-03-18 03:04:22 | 日記

     ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          六、破滅

わたくしが聞いたところによると、
―――あるとき師(ブッダ)は、サーヴァッティーのジェータ林、
〈孤独なる人々に食を給する長者〉の園におられた。
そのとき一人の容色麗しい神が、夜半を過ぎたころ、ジェータ林を隈なく照らして、
師(ブッダ)のもとに近づいた。
近づいてから師に敬礼して傍らに立った。
そうしてその神は師に詩を以って呼びかけた。

九十一、 「われらは、〈破滅する人〉のことをゴータマ(ブッダ)におたずねします。
           破滅への門は何ですか?
           師にそれを聞こうとしてわれらはここに来たのですが、―――。」

九十二、 (師は答えた)、「栄える人を識別することは易く、
           破滅を識別することも易い。
           理法を愛する人は栄え、理法を嫌う人は敗れる。」

九十三、 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。
           これが第一の破滅です。
           先生!第二のものを説いてください。
           破滅への門は何ですか?」


              ~ 感謝・合掌 ~





「ブッダのことば」より。

2014-03-17 01:18:11 | 日記

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章

          五、チュンダ

八十九、 善く誓戒を守っているふりをして、ずうずうしくて、家門を汚し、傲慢で、
         いつわりをたくらみ、自制心なく、おしゃべりで、しかも、まじめそうにふるまう者、
         ―――かれは〈道を汚す者〉である。

九十、 (かれらの特徴を)聞いて、明らかに見抜いて知った在家の立派な信徒は、
         『かれら(四種の修行者)はすべてこのとおりである』と知って、かれらを洞察し、
         このように見ても、その信徒の信仰はなくならない。
         かれはどうして、汚れた者と汚れていない者と、清らかな者と、清らかでない者とを
         同一視してよいであろうか。」


                 ~ 感謝・合掌 ~