浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2020-05-11 00:55:13 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

  
               第四 八つの詩句の章 

            四、清浄についての八つの詩句

791、前の(師など)を捨てて後の(師など)にたより、
    煩悩の動揺に従っている人々は、
    執着をのり超えることがない。
    かれらは、とらえては、また捨てる。
    猿が枝をとらえて、また放つようなものである。

792、みずから誓戒をたもつ人は、想いに耽って、
    種々雑多なことをしようとする。
    しかし智慧ゆたかな人は、ヴェーダによって知り、
    真理を理解して、
    種々雑多なことをしようとしない。

793、かれは一切の事物について、
    見たり学んだり思索したことを制し、支配している。
    このように観じ、覆われることなしにふるまう人を、
    この世でどうして妄想分別させることができようか。