浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2019-09-19 01:29:25 | 明来闇去

添付のお写真はお釈迦様が菩提樹下で悟りを開いた後、ヴァーラーナスィーの
サールナートにおいて、5人の修行仲間(五比丘)に初めて仏教の教義を説きました。
この初転法輪の地を見学・訪問された時の恩師「長尾弘」先生です。


~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


             第一 蛇の章          
 
             十二、 聖者

216、自己を制して悪をなさず、若い時でも、中年でも、
    聖者は自己を制している。
    かれは他人を悩になやまされることなく、
    また何びとをも悩まさない。
    諸々の賢者は、かれを〈聖者〉であると知る。

217、他人から与えられたもので生活し、
    〔容器の〕上の部分からの食物、
    残りの食物を得ても、
    (食を与えたくれた人を)ほめることもなく、
    またおとしめて罵(ののし)ることもないならば、
    諸々の賢者は、かれを(聖者)であると知る。

218、婬欲の交わりを断ち、いかなるうら若き女人にも
    心をとどめず、驕りまたは怠りを離れ、
    束縛から解脱している聖者―――
    かれを諸々の賢者は(真の)〈聖者〉であると知る。