浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2019-09-08 23:42:39 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


             第一 蛇の章  
          
         十、 アーラヴャカという神霊

190、  〔神霊いわく、―――〕
       「いまやわたくしは、どうして道の人、
      バラモンどもに広く問う要がありましょうか。
      わたくしは今日(来世のためになること)を
      覚り得たのですから。

191、  ああ、目覚め方がアーラヴィーに住むためにおいでになったのは、
      実はわたくしのためをはかってのことだったのです。
      わたくしは今日、何に施与すれば大いなる果報が
      得られるかということを知りました。

192、  わたくしは、村から村へ、
      町から町へめぐり歩こう、―――覚った人、
      また真理のすぐれた所以を礼拝しつつ。」


明来闇去

2019-09-08 00:29:21 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


             第一 蛇の章  
          
         十、 アーラヴャカという神霊

187、  適宜に事をなし、忍耐づよく努力する者は財を得る。
        誠実を尽くして名声を得。
        何ものかを与えて交友を結ぶ。

188、  信仰あり在家の生活を営む人に、誠実、真理、堅固、
        施与というこれらの四種の徳があれば、
        かれの来世に至って憂えることがない。

189、  もしもこの世に誠実、自制、施与、
        耐え忍びよりもさらに勝れたものがあるならば、さあ、
        それら他のものをも広く(道の人)、バラモンどもに問え。」