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『355』

2022年02月14日 | 映画(さ行)
『355』(原題:The 355)
監督:サイモン・キンバーグ
出演:ジェシカ・チャステイン,ペネロペ・クルス,ファン・ビンビン,ダイアン・クルーガー,
   ルピタ・ニョンゴ,エドガー・ラミレス,セバスチャン・スタン,ジェイソン・フレミング他
 
109シネマズ大阪エキスポシティにて、前述の『前科者』とハシゴ。
 
めっちゃ面白そうだったんです、予告編。
違うタイプの美女がぞろぞろ出てきて、“チャーリーズ・エンジェル”みたい。
強くてカッコイイ美女だらけというのは同性から見ても嬉しいものです。
 
麻薬カルテルの大規模取引がおこなわれそうだということで、
コロンビア諜報機関DNIが現場を押さえようと張り込んでいたところ、
そこで取引されるのは麻薬ではなく、何もかもハッキング可能なデバイスであると判明。
取引が成立しかけたときに突入して撃ち合いとなる。
 
現場にいた麻薬カルテル側の人間は全滅。
突入した側の特殊部隊諜報員ルイスのみが生き残り、デバイスを持ち逃げする。
このデバイスがあれば、旅客機を思いのままに墜落させることも、
世界中を停電させることも、すべての携帯を監視することも可能。
 
悪用されれば第三次世界大戦が起こるやもしれぬ危機。
アメリカのCIAはデバイスを奪取すべく、諜報員メイスとその同僚ニックを抜擢。
ルイスが提示してきた300万ドルで買い取るためにパリへと乗り込むが、
受け渡し現場にはドイツのBNDの諜報員マリーも張り込んでいた。
 
メイスとマリーが追走劇を繰り広げる間にニックは襲撃に遭って死亡。
逃げおおせたルイスのもとへはDNIに所属するセラピストのグラシエラが向かい、
デバイスを引き渡すよう、ルイスの説得を試みていた。
 
一方のメイスは、旧友でイギリスの元MI6のサイバーエージェント、ハディージャに連絡。
もう危険な仕事には戻りたくないというハディージャに世界の危機を伝え、
今回だけはどうしても力を貸してほしいと力説する。
 
グラシエラに従うことにしたルイスは、DNIの護衛付きでその場を離れようとするが、
メイスとハディージャ、マリー、さらには謎の武装者たちから追われるはめになり……。
 
めっちゃ面白そうだと思ったけれど、残念ながらそれほどでもなく(笑)。
 
CIAの美女にはジェシカ・チャステイン、MI6の美女にはルピタ・ニョンゴ
BNDの美女にはダイアン・クルーガー、BNIの美女にはペネロペ・クルス
そして最後には中国国家安全部の美女としてファン・ビンビンが登場します。
 
男共が裏切る裏切る(笑)。
死んだと思われたニックは生きているし、信頼していた上司も裏切り者。
とにかく予想できる裏切りは全部あるので、驚きがない。
なのに、これは疑うところだろうというところで疑わなかったりするのがちょっと。
とにかく、最初は敵同士だった女たちは一致団結。男共はバッサリやられます。
 
カッコイイんですけどね。
この中ではいちばん若いルピタ・ニョンゴが38歳。
最年長はペネロペ・クルスの47歳。45歳のダイアン・クルーガーが超ステキ。
この年代でこれだけ綺麗でスタイルよかったら、そら憧れる。
 
ジェシカ・チャステインがプロデュースも担当していて、
最後の台詞なんかを聞くと続編も考えている感じですけど、ちょっとツライかも。
まぁ、美人は見ているだけで楽しいから、それでもまた観ると思います。

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