夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『マークスマン』

2022年01月19日 | 映画(ま行)
『マークスマン』(原題:The Marksman)
監督:ロバート・ロレンツ
出演:リーアム・ニーソン,キャサリン・ウィニック,フアン・パブロ・ラバ,
   テレサ・ルイス,ジェイコブ・ペレス他
 
TOHOシネマズ西宮で4本ハシゴの3本目。
1本目2本目、睡魔にまったく襲われず。
3本目でそろそろ疲れを感じて眠くなるかと思われましたが、これも大丈夫でした。
 
ほんと、いつまでこんな役をするんでしょうね、リーアム・ニーソン
でも彼がこういう役をしつづける限り、元気だ大丈夫だと思えます。
 
アリゾナ州、メキシコとアメリカの国境付近で牧場を営むジム。
妻に先立たれ、哀しみが癒されぬままひとりで暮らしている。
敷地内を横切る密入国者を見つけると、警備隊に連絡するのも彼の役目。
 
ある日、麻薬カルテルに追われている母子と遭遇。
警察には連絡しないでほしいという母親の懇願を聞かずに通報したところ、
追いかけてきた男たちと銃撃戦になってしまう。
海兵隊に属し、凄腕のスナイパーだったジムはなんとか男たちを追い払うが、
母子のうち母親が被弾して還らぬ人となる。
 
瀕死の母親はジムに有り金すべてを渡し、息子ミゲルを頼むと言った。
けれどもこんなことに巻き込まれるのは御免だ。
この金があれば、牧場の経営も続けていけるかもしれない。
そんな思いがジムの頭をよぎるが、警察に保護されたミゲルのことが気になる。
 
様子を見に行ってみると、あの男たちが周囲をうろついていることに気づく。
このままここにいたとしても、メキシコに送還されたとしても、
ミゲルは殺されるに違いないと考えたジムは、ミゲルを連れ出して逃げるのだが……。
 
想定以外のことが何も起こらないのは毎度おなじ(笑)。
英語はしゃべれないのかと思っていたミゲルはとてもお利口で英語ペラペラ。
走行速度を守って運転していてもパトカーに止められ、
警察官もしっかり悪い奴から金をもらってジムたちを貶めようとするし。
行き先にマルを付けた地図を落とすところも何もかも想定内です。
 
だからこその安心感。
予告編を観たときは百発百中のスナイパーであることが強調されていましたが、
本編を観るとスナイパーであることはわりと控えめにしか描かれていません。
もっと撃ちまくるのかと思っていたから、そこはちょっと拍子抜け。
 
カルテルのメンバーの悲哀なんかも最後はちょっとだけ感じられます。
フアン・パブロ・ラバ演じるマウリシオの最期は切なくもあり。
ジムの亡妻の娘サラ役のキャサリン・ウィニックがナイスバディの美人。
30歳ぐらいかと思っていたら、えっ、44歳なんですか。他の作品でも見てみたい。
 
頼むよ〜、リーアム・ニーソン。
まだまだ体張ってアクション作品に出てくださいね。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ヴェノム:レット・ゼア・... | トップ | 『スパイダーマン:ノー・ウ... »

映画(ま行)」カテゴリの最新記事