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『ミッション:ポッシブル』

2021年07月16日 | 映画(ま行)
『ミッション:ポッシブル』(英題:Mission: Possible)
監督:キム・ヒョンジュ
出演:キム・ヨングァン,イ・ソンビン,オ・デファン,キム・テフン,
   ソ・ヒョンチョル,チェ・ビョンモ,パク・チンス他
 
シネマート心斎橋にて3本ハシゴの〆。
この日観た3作品の中でいちばん笑ったのは断トツで本作です。
なのに昨日上映が終わってしまった(泣)。
もっと早くご紹介できなかったことが悔やまれます。
 
しがない探偵事務所を経営するウ・スハン(キム・ヨングァン)。
家賃を滞納して大家から早く支払うように詰め寄られていたところへ、
事務所をしばらく借りたいという話が舞い込む。
 
依頼主は以前も同様に貸したことがある謎の人物で、
どうやら犯罪の捜査をするためのアジトとして使いたいらしい。
どうせ客の来ない探偵事務所のこと、貸して金が貰えるならラッキー。
 
ところが借主が一旦出て行ったまま帰ってこない。
このまま金を貰えなくなったらどうしようと思っていると、
借主の相棒らしい女性ユ・ダヒ(イ・ソンビン)がやってくる。
 
ダヒは実はMSS(中華人民共和国国家安全部)のエージェントなのだが、
スハンは彼女のことをNIS(大韓民国国家情報院)のエージェントだと思い込む。
一方のダヒはスハンのことを自分の相棒だと思い込む。
 
ダヒが捜査するのは大規模な武器密輸事件
こんな国家的犯罪に首を突っ込めば命を落としかねないとスハンは尻込みするが、
1,000万ウォン(約100万円)を見せられてついつい承諾。
 
こうしてスハンとダヒは捜査を開始するが、
エージェントとは思えないほど弱腰のスハンにダヒは呆れっぱなし。
ターゲットに近づいたものの、とても上手く行くとは思えず……。
 
素人の男性がエージェントと間違われて捜査に協力してドタバタ。
という物語なのだろうと思っていました。
途中、スハンの咄嗟の動きを見るまでは。
 
上映も終了しちゃったことだし書きますが、スハンは元軍人。
しかも凄腕の者しか配属されない特殊部隊にいて、指導官まで担当していたという。
なぜそんな男が今は冴えないのかというと、そこには悲しい理由があります。
ノーテンキに見えて本当はキレ者の格好いい奴。
 
『愛の不時着』を観たあとだから、ヒョンビンと比べてしまうけど、
キム・ヨングァンは9頭身を誇るモデル上がりの俳優。
最初はボサーッとしているけれど、最後はこれ以上にないくらいカッコイイ。
 
これの上映がなんでそんなに早く終わっちゃうの。
オンライン配信が始まったらぜひご覧いただきたい。
続編もありそうなラストなんですけど。観たいなぁ。

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