さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ スタジオジブリの、軽やかで耳馴染んだ曲も、譜面通りに歌うのは本当に難しい!

2024年04月02日 22時19分56秒 | さくら的非日常の日々
4月2日(火)    晴
一見、穏やかな日常が戻ってきた。

午後はひまわりコーラス。  『青い空』『一本の鉛筆』と、上質な反戦歌を優しいハーモニーで歌い、ここまでは良かったのだけれど、『さんぽ』『いつも何度でも』に至って、欠席の多いさくら♪は楽譜と音楽記号を目で追うのに必死だ。

スタジオジブリ音楽は、耳馴染じみが良くて聴くには抜群、鼻歌なら歌える。
でも、楽譜を追って音楽記号に従って、正確に歌うのはほんとうに難しい。

『さんぽ』は、子どもたちの代表的な愛唱歌だけれど、コーラスの三部合唱になると、メゾパートのさくら♪は悪戦苦闘。 千と千尋の神隠しの『いつも何度でも』も、軽やかで夢多いメロディラインに惹かれつつも、LaLaLa・・・、HoHoHo…、Uh、Uh、Uh、が混在する歌詞について行くのは大変!

心癒される歌なのだけれど、それを正確に伝えようとするには、まだまだ練習を重ねなければ!!                        

                    
歌友・美恵子さんがコーラスの帰りに回り道をしてくださって、名張運動公園の桜道を散策する。
毎年各地の病友がたと、少し大仰に謂うなら【人生観・死生観の涵養】を確かめる観桜会を催して、今では30回近くも大阪、東京ほか各地を訪ね「金つなぎ・花追い旅」と称している。

今年は、山梨・笛吹の桃と櫻が二分咲きとのことで訪問を止めて帰宅した。
そのため、名張の桜をゆっくり見せてもらえて、ありがとうございます。
                    
「富貴ヶ丘の桜は、今朝はまだ三分咲き遣ったけれど、広野さんの桜は咲いていたよ」「えっ? 八重の牡丹桜はカミキリムシの幼虫に食べられて枯れたわよ」「そっかぁ。 残念やね。 背の低いこの木と間違えていたわ」

この街に先住された笹尾氏が、生前にお一人で芒の生い茂った法面を開墾なされ、20本近くの吉野桜を植えて逝かれた。  後を托された友人のご近所さん・福井氏が根方に紅白の曼殊沙華を植えて逝かれ、今は、自治会の依頼を受けて蕗の会のボランティア部長・ヤマムラ氏が下草の狩り払いをしてくださっている。

おかげさまで桜花を楽しみ、自らの死生観を改めて思い返すことで出来る。
ありがとうございます。



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