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行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

第4回 千葉市中央区本千葉町「サーキット・カフェ」

2013年09月07日 06時24分00秒 | アーカイブス : ロック喫茶 ・ バー
 1999年、西新宿の伝説のロック・バー「コモン・ストック」は惜しまれながら閉店した。
 東京にはロック・バーはいくらでもあるし、また探せばいいや。と思いつつ、彷徨っていた当時の常連(同人)諸氏は多かったのではなかろうか? 自分も、何件かロック・バーやプログレ・バーには行ったが、何かが違うし、何かが欠けている。
 そうこうするなか千葉の田舎町に転居。こりゃますますロック・バーなるものとは縁が遠くなって行くなあ、と思っていたが、当管理人さんと、コモンストック仲間というだけであったが再会し、同じような虚無感を持ち合わせている者同志、それを埋め合わせする店は無いかと探していたら、千葉市内にありました。
 店名は「サーキット・カフェ」。京成千葉中央駅南口1分という好立地。その当時は、「ディスク・ユニオン千葉店」も、この駅からすぐの場所にあり、ユニオンで猟盤した後でサーキット・カフェに行く。という展開は、今も同じようなルーチン・ワークしているなあ。
 30席ほどある店内は明るくて広い。正面に約3000枚のアナログレコードが鎮座していて壮観。テーブル席とカウンター席があって、ロックバーというより、お洒落なカフェバー的コンセプトの店。スピーカーからは、音量控えめの70年代ロックが延々とながれている。
 ここは御夫婦で経営している。御主人は厨房担当、奥さんはカウンター周り。そしてリクエスト可能。
 しかし、レコード片面単位というのが以外と辛い。昔のロック喫茶のように何時間も滞在するわけでもないし。更に残念ながら“皿回し”役の奥さんは、シロウト同然なので、3000枚の背表紙の中から探すのに時間がかかるのである。だからカウンターごしに、私と管理人さんは、レコードの背表紙のレーベル等から察知して「そうそう、その背表紙の近くを探してくださーい」などと失礼ながら指示をして、ようやく見つけてかけてくれる。
 コモンストック時代のGさんの“抜き手も見せぬ早業”とは、だいぶ違うのだ。大混雑には出くわさなかったが、少し混んでくるとリクエストの皿回しは後回し、ということになる。
 それでも、他に客が居ないときに御主人と話をしたことがある。年齢は我々より一世代上くらい、以前は東京・中野で店をやっていて、ここに移転したそうだ。レッド・ツェッペリンのコンサートを観たというくらいだからかなりのマニアであることは間違いない。
 当時は、自分も総武本線の最寄駅からは、車以外では帰宅困難だったから、ノン・アルコールビール2本くらいで帰った。いわばロック喫茶の感覚。リクエストがあったレコードは、全て翌日のホームページに掲載してくれていた。
 サッカーの国際試合の時にはプロジェクターで試合を流すなど、完全なロック中心の店では無かったが、2007年にupset the upple-cartが開店するまでは、たまーに通って“地元の方で、ちょっとロックバーの雰囲気を味わせてくれた”店であった。
 残念ながら2012年の4月で閉店したようです。・・・by Mr.UNIVERSE

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2 コメント

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Unknown (headstorm)
2013-09-09 14:18:19
この店って、ボウリング場の近くですかぁ?

ならば、管理人さんに連れ行ってもらった店かなぁ…?

管理人さん、そうですか?(笑)
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Unknown (akichan!)
2013-09-09 21:18:13
ピンメ`ン、正解です。一度ご一緒しましたよね。
LP片面流されるのがどうにも許しがたくてね、行くのやめたんです。
やっぱリンゴみたいに1曲単位のリクエストがいいのですよ。
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