みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

Vol.5

2016年08月30日 05時31分00秒 | apple-cart39 (サンキュー) ポスター・コレクション
新宿三丁目のロック・バー upset the apple-cart で、節目節目に配される“たった39枚”のロック・レジェンドたちのイラスト・ャXター。
“俺も持ってるぞー”とか、“トイレでしか見たことねー”とか様々だと思います。
ここでは、その1枚1枚をご紹介して行こうと思ってます。僕らの簡単なコメントを添えて。

Vol.5 BOB DYLAN
     2010.7.7 Third Anniversary



■ディランの思い出は、初来日の時にコンサートスタッフのアルバイトをした事ですね。
招聘は、ウドー音楽事務所&キョードー東京のダブルプレゼント。それだけ、大物の来日だったですよ。
かなり、ディランに対して招聘側はピリピリしてましたねぇ。
リハーサル中はコンサートスタッフも中に入れず、座席にチラシを配る事も出来ず。
入場時のチケットのチェックと、カメラ、テープレコーダーの持ち込みチェックは、かなり厳しくやらされた記憶も。

更には、ライブが始まったら曲の最中には入場出来ず、曲と曲の間にご案内しての入場。座席への案内は必ず後ろから。ステージ前は、絶対に横切らせない事。と、かなり厳しいお達しがあったですよ。
すべて、ディランが怒るから。だって(笑) 

ディランとは関係ないけど、丁度この武道館公演中に、最寄り交通機関である東京メトロ東西線が強風で、荒川橋梁の上で脱線する騒ぎに。
公演後東西線が利用出来無い、ツー思い出もありましたね。
by headstorm


■若かりし頃、ボブ・ディランは、ミュージシャンというより“偉大なシンガー・ソング・ライター”であり“詩人”であったイメージ。全詩集も購入した。(古本かどうかは失念。)歌詞が分からければ理解できないと思っていた。

同時代的には、バイク事故から復帰し、8年ぶりの全米コンサートを収録した「Before The Flood・偉大なる復活」が愛聴盤である。当時は輸入LPを購入。擦り切れるまで聴いた。
だから武道館初来日にも行ったが、最初から最後まで朗々と歌い上げてはいたが、前述のLPの中のロック・スターのディランは、そこに居なかった事が残念。しかし“生きる伝説”として現在の日本での人気には驚かされる。

稲毛のロック・バー“Full House”のマスターによると今年のコンサートには若者も大勢いたという。(写真は、2008年リマスター・紙ジャケ)
by Mr.UNIVERSE




■まったく許容範囲の狭い人間だなとつくづく思ってしまうのだが、“ボブ・ディラン”、わたくしは今に至るまでじっくりと聴いたことがありません。
「All Along The Watchtower」も、カヴァーしたジミの方が遥かに良いと思ってますし・・・。
上記のヘッドさんのコメント、面白いな~。
by akichan!(管理人)


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第51回

2016年08月20日 04時45分00秒 | アーカイブス:出版物・印刷物
「An American Band the story of GRAND FUNK RAILROAD」
SAF Publishing Ltd.,UK
by akichan!


GFR のストーリー本。英文なので、細かな内容はわからんちん。
写真も少なく、あまり貴重なものも無いのだが、下の画像にもある通り、巻末のGig Listは貴重な資料。


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ラモウんの「プログレ放浪聴(ほうろうき)100選」その29

2016年08月15日 05時10分00秒 | 僕の私のプログレ放浪聴(ほうろうき)

Roger Glover 「ELEMENTS」(1978)
By Mr.Rapport

 ボクはこのアルバムを初めて聴いたとき、「これは傑作だ」と思った。
 その気持ちは今も変わりない。
 新旧DPのメンバーがソロ名義で発表したアルバムの中で、個人的には「ダントツ一位」の評価を下している。

 テーマはタイトルにもあるように「エレメンツ」。
土・火・水・風の計4曲から成り立つ壮大なシンフォニック・ロックなのだが、各々10分足らずということもあって、聴いていて飽きる……ということがない。

 その4曲はどれも素晴らしい出来なのだが、圧巻は二曲目の「火」。
 基本はゲストのサイモン・フィリップスのドラムがイニシアティブをとるスピード感あふれるナンバーなのだが、そのリズムに合わせて交響曲を彷彿させるオーケストラが紅蓮の炎のごとくメラメラと聴覚を刺激してくれるのである。
 しかも、オーケストラの使い方――アレンジが実に巧みときた。
 このへんのセンス・演出は、正直、ジョン・ロードよりも上手かもしれない。

 残念なのは、このアルバム、あまりにも過小評価され過ぎていること。
 レビューらしきレビューを見た(読んだ)ことがないのだ。
 そういうこともあって、現在は廃盤になっているみたいで、アマゾンでも「再入荷の見込みが立っていない」という表示が……。


 例によって、YOUゝUBEを貼り付けておきましたので、興味のある方は、是非、試聴をお勧めします。

https://www.youtube.com/watch?v=9fV6E7-3fjI
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72枚目 カルメン・マキ & OZ

2016年08月10日 05時50分00秒 | アーカイブス:アナログ・レコード
◎『閉ざされた町』(1976年 8 月リリース) キティ/ャ潟hール MKF 1005
by akichan!

[SIDE ONE]
1.Introduction
2.崩壊の前日
3.振り子のない時計
4.火の鳥

[SIDE TWO]
1.Lost Love
2.閉ざされた町
3.Epilogue

マキOZの2ndアルバムにして、これぞ日本のハードロック・アルバムである!!
コンセプト・アルバムではないが、優しいオルゴールの調べから始まり、大作を終えた余韻を残しつつアルバムを結んでいる。

そのオルゴールの調べを払い除けるように爆発する2曲目のハードドライヴィン・ロックな「崩壊の前日」。僕はシングル向きだと今でも思う。

[SIDE TWO]②「閉ざされた町」は、難解な詞とメガトン級なヘヴィロック・ナンバー。
まるでBLACK SABBATHのような重くズルズルと引きずるようなリフと、イアン・ギランのようなマキ姐のシャウトに鳥肌が立つ。
さらに[SIDE ONE]④「火の鳥」[SIDE TWO]①「Lost Love」は、ドラマチックに演出された隠れた名曲!

このアルバムは、ジャケットの裏側にもイラストが描かれているが、何が描かれているのかは正確にはわからない(僕はジャケットを分解したくないからね)。
また、プロデューサーはケヴィン・エアーズで、表向きにはロサンゼルス・レコーディングとされているが、実は日本録音。
村上龍がDJをしていたNHKラジオの「若いこだま」にマキ姐がゲスト出演した際に、アッチで録ったものを全部ボツにしたと語っていた。
この出演がキッカケで、映画「限りなく透明に近いブルー」のテーマ曲をマキ姐が歌うことになる。




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