みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

ラモウんの「プログレ放浪聴(ほうろうき)100選」 その8

2013年10月31日 04時34分00秒 | 僕の私のプログレ放浪聴(ほうろうき)
The Mahavishnu Orchestra『Birds of Fire』(1973) by Mr.Rapport

 このアルバムを初めて聴いたのは、高校三年生の夏、DP4期のライブリメ[トに登場した同級生のO君の家であった。
 正直、絶句した。言葉が出ない。唖然……。ツェッペリンもパープルも一瞬かすむほど。それほどまでに衝撃的なアルバムだった。
そのMahavishnu Orchestra――マハヴィシュヌ・オーケストラはジョン・マクラフリン(G)を中心に、ヤン・ハマー(key)、ジェリー・グッドマン(Violin)、リック・レアード(B)、そしてビリー・コブハム(D)らによって結成されたジャズ・ロックバンド(その後、メンバー・チェンジあり)。
 ジャズ・ロックといってもフュージョン色がとても強く、コロシアムやゴングなどに比べると、サウンドはよりハード、よりアグレッシヴ、よりスピーディー、そしてより緊張感に満ちている(これがライブになると、さらにすさまじくなる)。「ジャズの奥義を極めた職人集団がロックを演ったらこうなる」ということを、まざまざと見せつけられるアルバムなのだ。
 思うんだけど、トミー・ボーリンがずっと生きていたら、ヤン・ハマーやビリー・コブハム等の力を借りて、こういうアルバムを一枚くらい残していたんじゃないのかなあ。そうしたら、リッチーやギッちゃんといった他のパープルのメンバーたちもぶっ飛んだかもしれない。
 ともかく、筆舌に尽くしがたいアルバムなので、コメントは以上。興味のある人は「りんご」で聴いてみてください。
 なお、次回は「COME TASTE THE 上州」の予定でしたが、それは延期。特別企画として「ラモウんの香港DEロック」を前編・後編の二回に分けてお届けします。

コメント (8)
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第16回

2013年10月30日 04時43分00秒 | アーカイブス:出版物・印刷物
 ニューミュージック・マガジン増刊「ロックの世界」1971年12月 ニューミュージック・マガジン社 ¥450 “224ページ” “表紙・河村要助” by Mr.UNIVERSE

 71年は、まだ定期的に購読はしていない時期。保存状態は良好だが、たぶん古本屋で購入したのだろう。
 この増刊号、若い頃は、ある意味“バイブル”的な存在だった。資料的な意味ではなく巻頭の特集で86ページに亘って掲載されたミュージシャンの発言語録だ。
 今では単行本等で探せばいくらでも見られるし、ネットで検索すれば簡単に調べられるが、当時は、発言語録は、ほとんど無かったはず。
 断片的な発言集なのだが、冗長な言葉や文章よりも覚えている。ロバート・プラント、ジョン・エントウイッスル、ジミ・ヘンドリックス、デイブ・ギルモア、ジョン・メイオール、エリック・クラプトン、ロバート・ラム、デヴィッド・クレイトン・トーマス、デヴィッド・クロスビー、ジェリー・ガルシア、ジョン・フォガティ、ロビー・ロバートソン、デラニー・ブラムレット、ジョー・コッカー、ジョニー・ウインター、アルヴィン・リー、フェリックス・パパラルディ、ティナ・ターナー、スティービー・ワンダー、B・B・キング、エルヴィン・ビショップ、スライ・ストーン、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、ロジャー・マッギンなどだ。
 その他の目次は「ロック18年の歩み」「70年代のスーパースター」「1972年のニュースター」「MY DISC OVERY」「レコードの裏にいる人たち」である。
 最後尾の漫画が秀逸であった。題名「THE BEATLESSSSSSS」(注・原題のまま掲載)構成・作画=及川正通 台詞=寺山修司。ジョンとメ[ルの殴り合いの喧嘩が笑える。

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2013.10.20「LOUD PARK 13(2日目)」

2013年10月29日 04時33分00秒 | 参戦報告(2000~現在まで)
さいたまスーパーアリーナ by headstorm
200レベル 5列 297番

■LINE UP
・METAL CLONE X
・BREAKING ARROWS
・ENFORCER
・MOKOMA
・AMORPHIS
・BABYMETAL
・TRIVIUM
・SPIRITUAL BEGGARS
・STRATOVARIUS
・LAST IN LINE
・YNGWIE MALMSTEEN

【後 編】

怒涛の後半戦です!
《TRIVIUM》
 新人バンドだったのに、気がついたらあっという間に中堅バンドになってたアメリカの4人組。
 北欧メロデス×スラッシュ×正統派に、メタリカのジェームズ似の歌声のヴォーカルが日系人のイケメンでは、特に日本で絶大の人気だわナァ。
 今度で7度目の来日。観る都度、バンドの自信、余裕、進歩が・・・なんだか、子供の成長を見守ってる気になりますナァ。
 因みに、サークルピットのデカさは“ラウパーいち”だったかも。

《SPIRITUAL BEGGARS》
 マイケル・アモット率いるハードロックバンド!。DPと同じの5人編成。
60~70年代のR&Bをベースに、メンバー憧れの楽曲を新曲に盛り込み、現代に伝授するバンド?。
 アモットさん、あなたはシェンカーになりたいのね!。アャ高ウん、あなたはデビカヴァさんかなぁ?。キーボーは、亡きロードさん?。
 泣きのギターに、オルガン!最高です!!。
 フェス参加より、やはり単独で小さめの箱で観た~い。

《STRATOVRIUS》
 初めて生でパフォーマンス観た。昔、ファン・ミーティーングに参加した経験あり。
 “ティモ・コティペルト”→エエッ?こんなに、歌が上手いの?。演奏も、マジ凄いじゃん!。
 過去に何枚かアルバム購入したけど、余りに安っぽくて悲しくて・・・“それがトラウマとなる&初期の北欧メタルに対する偏見から”?→観る、聴く機会が多々あったのに・・・ごめんなさい。
 各メンバー、ライブパフォーマンス素晴らしかった。新人ドラマーの若い奴も、上手いしパワー溢れてて正解。
 ギターの“マティアス・クピアイネン”→今更ながら、前任者のティモ・トルキよりルックスも良く(笑)技量も在り、以前から在籍してたかの様だし・・・問題なし。
 “イェンス・ヨハンソン”→久々に生観た。インギーとジョーリンの《ライジング・フォース》の来日以来だぁ(笑)。
 演奏は勿論問題ないけど、髪型変だよ。→それじゃあ落武者やん。
 このバンド例えるならば、昔少しだけ付き合って、振った不美人の女性が、何年かしたら別人の様に綺麗になってた・・・って事だなぁ。
 次回、来日したら行きます。行かさせていただきます!。あああ・・・

《LAST IN LINE》
 このメンバーでDIOの名曲が蘇るわけですから・・・コレは見ないと!。
 鑑賞前は、ロニーの代わりなら“トニー・マーティン”入れたらイイじゃん?などと、勝手に思ってたけど・・・。
 ヴィヴィアン達らが選んだ男は、“アンドリュー・フリーマン”。ロニーとは、声・歌唱法・ルックス等すべてが違うんだけど・・・。
 ところが歌い始めたら、声量・音域・パフォーマンス・若さで、観客全員ノックアウトですよ。良く見つけたナァ。ん~トニーでは無理だったと、歌い始めてすぐさま反省です。
 “Raymond Hallen”→“ジミー・ベイン”の代わりに来たべース。スゥートサページの、白髪で短髪の大工さんの様なオッサン。
 お手伝いの身なのに、目立ちたがり屋で動き過ぎ。更にカメラ前陣取り・・・おいおい状況。
 まあ、日本初めてで浮かれてるって事で、許すよ。
 “ヴィヴィアン・キャンベル”→多少髪も伸びてきたけど、今のヘア・スタイルでいこうョ。しかし、よく弾き捲ってたよ。観て、泣いてる奴多かったのでは?。
 “ヴィニー・アピス”→相変わらず粘っこいドラムだったし。無問題!。
 “クロード・シュネル”→髪型変!以上!!
 フェスだから多少楽曲少なくかったけど、ギター、ドラム共々ソロも有り。実に楽しめましたよ。我が儘言うなら、「Rock 'n' Roll Chldren」をセットに加えて欲しかったよ。&是非ともこのメンバーで新たにアルバム制作して、活動願いたい!。これみんなの意見ダヨ。素晴らしい!!!

《YNGWIE MALMSTEEN》
 ステージの半分以上を、イングヴェイのマーシャルアンプが占領。客席から見て、ステージの左端にマーシャルの横から、ドラム、ベース、キーボードが寄せてあり、見るからに不自然な感じの配置。それに、セッティング時からノイズ出まくり~の開演時間も押し~ので、いきなりチューニング?お遊び?。
 ステージ立つ前から、観客から見え無いところでジミヘンの「Voodoo Chile」のリフを奏でるイングヴェイ。盛り上がる観客!。その後、やっとスタート。
 1曲目「Rising Foce」・・・この曲、キーボードがヴォーカルを担当の為、一番端で歌ってて、インギー中央で弾き捲り。今までにない違和感(笑)。
 しかしながら、ギターを弾かないとノイズが終始ピーピー鳴り止まず。それでもライブ続行。
 3曲目でキーボードのマイク壊れて、更にキーボードの音も出ず。イングヴェイはピック投げつけるし。観てる此方が、ハラハラドキドキ(笑)。
 曲と曲の間に、ギターテクとイングヴェイ二人して、ステージ上でワウペタル?エフェクター?を調整。でも、やはりダメ。ギター弾いてる時は良いが、それ以外はノイズ出る・・・。
 しかたなく、ライブスタート。鬼の様にソロを弾き捲るイングヴェイ。イラってるゼ。ちょっと止めるとノイズ・・・。それの繰り返し(笑)で、また調整。
 調整中は、ベースがスンゲー気を使って、片言の日本語を交えてのMC。イングヴェイの顔色伺いしながら、おどおどしながらの、ヨイショ!のコメント。観客の方が、気を使いそうな空気。
 そんな中、途中からどうにか回復。その後に演ったアコースティックのソロがまた凄かった。
 後はもう水を得た魚。バックのメンバー、更には観客オカマエ無し?の独りイングヴェイ祭。
 始まりが「Rising Force」。途中に「Hiroshima Mon Amour」「Far Beyond The Sun」「Dreaming」などのヒットナンバーを随所に配置し、本編ラストは「Heaven Tonight」で〆。
 アンコールは「I'll See The Light,Tonight」と、新旧のいいとこ取りのセット&アンコール終了後から、なんとギタークラーッシュ!。何度も叩きつけて破壊。哀れストラトはアリーナ席へ・・・。メンバー全員で肩組み、観客に挨拶して終了。
 “イングヴェイの大トリ”ある意味、とんでもない【ラウパー13】だった。楽しめたから良しだなぁ(笑)。来年の開催も、願いたいナァ。

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2013.10.20「LOUD PARK 13(2日目)」

2013年10月28日 04時38分00秒 | 参戦報告(2000~現在まで)
さいたまスーパーアリーナ by headstorm
200レベル 5列 297番 by headstorm

■LINE UP
・METAL CLONE X
・BREAKING ARROWS
・ENFORCER
・MOKOMA
・AMORPHIS
・BABYMETAL
・TRIVIUM
・SPIRITUAL BEGGARS
・STRATOVARIUS
・LAST IN LINE
・YNGWIE MALMSTEEN

【前 編】
 行って来たよぉ、今年もne(^。^;)。
 今年は、バタバタ。大トリ“KING DIAMOND”のドタキャンと“BABY METAL”の参加。これが公演日2日前の18日に発表!。
 対応の悪さ、事情説明の不備などなど、当日参戦したファンからは不満噴出だった。
 第1弾ラインナップの発表時から皆さん不安で、結局、小粒揃いでの今年のフェス。
 当日は、かなりの雨降り。オイラ自身、こんな状況での集客を不安になりつつも、会場の「さいたまスーパーアリーナ」に昼前に到着。
 会場内には折りたたみ傘以外は持ち込み禁止の為、会場外の柵にみなさん放置。→オイラは折りたたみ傘。

 辺りは人も少なく、入り口は並ばずに問題無く入場。
 とりあえずは、招聘元の《クリエイティブマン》ブースに会員証を提出すると、特製ビニールバックのプレゼントがあるので顔出し。

 毎年、ブース周辺は混雑なのだが、すんなり・・・バンドのサイン会も、募集人数に満たない為?→再募集との事。残念ながら、観たいバンドと時間被るからオイラは却下(笑)。
 デカくて目立つ“タイムテーブル”のパネル前も、人も居ないでガラガラ。スャ塔Tー・レコード会社のブースもガラガラ。
 更にグッズコーナーに向かうと、毎年かなり並ばないと購入出来無いが・・・ここもガラガラ→選び放題。しかしながら欲しいTシャツも無く(笑)。 同じく、トイレ・飲食コーナーも・・・ランチ時なのに、並ばずに購入出来る状況。それに、毎回食するインド料理屋も、今年は出店して無い。
 ・・・3バンド目の“ENFORCER”が始まったばかりだが、今回は指定席購入してあるから、バンドとバンドの入れ替え時に着席予定。とりあえず場内の様子見に。
 さいたまスーパーアリーナは、アリーナを囲む様に雛壇式可動スタンド席を完備している。
 更に2階、3階は天井が上下し、客数によって階を増やして座席数を増やす仕鰍ッの会場。
 過去に“U2”“ AC/DC”を鑑賞した際は、3階席の上まで入れてましたし、去年の「LOUD PARK」は勿論2階席はあったが・・・。今回は、アリーナと雛壇のスタンド席のみ。→天井を下げてる始末。やっぱり集客悪いんだぁ~と、実感。
 とりあえず、“ENFORCER”の数曲を鑑賞してから外へ。観たいバンドが多数あるから、焦らずこのタイミングで腹拵えに。
 食べたら、いよいよライブ鑑賞へ出撃!
 さて仕切り直し。会場に到着後、初めてじっくり腰を据えて、《MOKOMA》《AMORPHIS》を鑑賞。
 北欧メタルファンの方々すみません。この2バンド、先入観無く鑑賞させていただきました。

まずは
《MOKOMA》
 V.B.D.G×2の5人編成。全員大柄で髭、ムサいメンバー(笑)。
 そんな奴らの音は、スラッシュメタルに北欧?フィンランドのトラッドソング?民謡?メランコリックな味付けで、フィンランド語の歌詞。
 ん~初めて見聴きしたら・・・演奏は上手いし、バンドからの“気”が十分伝わって来た(笑)。観客の乗りも、ハンパ無く凄かった。

《AMORPHIS》
 V.B.D.K.G×2の6人編成。Vがドレッドヘアで、デス声とメロディアスなラインを1人で歌い分けるフィンランドのメロディック・デスメタルで、様式美あり、キャッチーなサビもあり。初耳なのに、実に馴染めました。サークルも出来てグルングルン。

 どちらのバンドも、50分にも満たないセットでしたが、まさに入魂のライブでした。
 試食できる?食わず嫌いを克服できる?それがフェスの良さ。とりあえず、観て、聴いて、試してみました。それ故、このフィンランドのバンドは、聴く価値も観る価値もあった。掘り出し物!アッ、オイラが知らなかっただけかぁ・・・(笑)。北欧メタルファンの方々、重ね重ねすみません。

 ここで、一時退席です。残念ながら《BABYMETAL》は鑑賞出来ませんでしたが、テレビのエンタメ情報で何かと報道されたようですし・・・“ヘビメタ”なんて表現で。

~後半へ続く
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9枚目 THE BAND

2013年10月27日 06時20分00秒 | アーカイブス:アナログ・レコード
◎『MOONDOG MATINEE』 

[SIDE A]
1. 「Ain't Got No Home」Clarence "Frogman" Henry 3:21
2. 「Holy Cow」Allen Toussaint 3:18
3. 「Share Your Love (With Me)」Deadric Malone, Alfred Braggs 2:53
4. 「Mystery Train」 H. Parker, Jr., Sam Phillips, adaptation by Robbie Robertson 5:38
5. 「Third Man Theme」Anton Karas, W. Lord 2:45

[SIDE B]
6. 「The Promised Land」Chuck Berry 2:59
7. 「The Great Pretender」Buck Ram 3:09
8. 「I'm Ready」Fats Domino」Al Lewis, Sylvester Bradford 3:24
9. 「Saved」Jerry Leiber, Mike Stoller 3:45
10. 「A Change Is Gonna Come」Sam Cooke 4:16

 “一粒で二度美味しい”というフレーズは、某CMでも有名だが、ロックのアナログでは「一粒で三度おいしい」アルバムがある。The Bandの「Moondog Matinee」だ。
 アメリカン・ロックのザ・バンドの1973年発表作品。チャック・ベリー、エリヴィス・プレスリー、ファッツ・ドミノなどの名曲カヴァーで構成されたアルバム。
 転機を迎えていた時期のアルバムではあるが、中身は秀逸。最新リマスターでは、未発表曲も含めて、どれも心地よい。紙ジャケも当然入手済み。しかし、「紙ジャケは、やはりチープなんだよ」と突っ込みを入れたくなるアルバム。
 “裸”のジャケット部分は文字だけ。しかし、被せたジャケ・イラストはアメリカ南部の街の居酒屋界隈にThe Bandのメンバーが佇んでいる風情。
 そして、これはアルバムに被せただけではなく、拡げるとャXターサイズに更に拡がって、色あいが際立つものになる。

 当然、3枚はアナログで所有している。輸入盤は、自宅のャXター用に。その他は、日本盤と保険用に。それほど高価では無いのでね。「(中身の)音楽」「(イラスト)ジャケット」「ャXターに拡がるジャケット」で三度楽しめるアルバム。・・・by Mr.UNIVERSE

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