みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

25枚目 ザ・キャプテンビヨンド

2013年12月31日 06時51分00秒 | アーカイブス:アナログ・レコード
◎『CAPTAIN BEYOND』(1972)
[SIDE 1]
1.Dancing Madly Backwards(On A Sea Of Air)/過去への乱舞(大気の海で)
2.Armwarth/アームワース
3.Myopic Void/近視空間
4.Mesmerization Eclipse/催眠術
5.Raging River Of Fear/恐浮フ激流

[SIDE 2]
1.Thousand Days Of Yesterdays(Intro)/昨日はあまりにも遠く(イントロ)
2.Frozen Over/凍結
3.Thousand Days Of Yesterdays(Time Since Come And Gone)
/昨日はあまりにも遠く(過ぎさった時)
4.I Can't Feel Nothin'(Part 1)/キャント・フィール・ナッシング(パート1)
5.As The Moon Speaks(To The Waves Of The Sea)/静寂の対話(海の波に)
6.Astral Lady/アストラル・レディ
7.As The Moon Speaks(Return)/静寂の対話(返答)
8.I Can't Feel Nothin'(Part 2)/キャント・フィール・ナッシング(パート2)

 キャプテン・ビヨンドのアルバム2枚が紙ジャケで再発された。1stアルバムの装丁はアメリカ・オリジナル盤にならって、“3Dカバー”と呼ばれているものを再現。と、ここまでは良かったが、アンバランスなサービスだと思っている。
 日本盤オリジナルの“オビ”を付けるなら、“宇宙王子”を全面にしたUK/JPオリジナル・ジャケにし、3Dカバーはオマケのサービスとすべし。3Dカバー売りにしたいのなら、オマケのサービスとしてUK/JPオリジナル・ジャケとオビを付けるべきだよ。
 このアルバムを知ったのは高校2年生の時、シンコー・ミュージック刊「ブリティッシュ・ロックの王者:紫神=ディープ・パープル」(7月27日紹介 出版物・印刷物編 http://moon.ap.teacup.com/applet/live51music/20130727/archive)だった。
 “西新宿”に行けばどんなものでもあると信じ、イナカからわざわざ出向いて行ったが、結果は入手することが出来ず、肩を落として泣く泣く帰宅した。
 何がなんでも聴きたい!手に入れたい!!そんな強い気持ちが、偏執的にこんな結果になってしまった。・・・by akichan!
左上から
①USオリジナル盤3Dジャケット CP 0105
②US通常盤(3rdプレス以降) CP 0105
③UKオリジナル盤(ワーナー・ブラザース モスグリーン・ラベル) K47503
左下から
④JPオリジナル盤(ワーナー・パイオニア モスグリーン・ラベル) P-8230W
⑤JP再発盤(キャプリコーン・レーベル、ビクター移籍のため再発) VIP-6372
⑥JP再々発盤(ビクター廉価盤再発) VIP-5109
⑦JP再々々発盤(キャプリコーン・レーベル、ャ潟hール移籍のため再発)18MM 0636
  ※LPとして最後のリリース

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訪問日記「其の152」

2013年12月29日 06時36分00秒 | apple-cart 訪問日記
12月28日(土)

 職場の仕事納めは27日。本来なら、定時に仕事を切り上げて、「それじゃあお疲れさん」って解散するのが世の常かと思っていたが、よりによってこのタイミングで忘年会をやらかす会社様に、ピンチヒッターで参加。結果は昨日のLong Live~のブログでお知らせした通りさ。
 でもって、28日は土曜日だとゆーのに職場の大聡怩フため特別出勤。遅い昼食を含め、どーにかこーにか14時半頃に無事解散となり、今年一年、すったもんだしながらも何とか業務が完了しました。ホッ
 さあてこれからは自分向けての“お疲れちゃんタイム”だ!ってんで、制限時間いっぱいまで、本当に最後の最後の猟盤をしようかなと電車に乗り込んだのだが、やはりやって来たんですわ。急激に睡魔が・・・。
 結局は、神保町のベローチェにて軽睡眠につく。“軽”だから、時々目を開けちゃコーヒーすすり、お替わりなどして2時間半のロング・ステイ。店を出ると辺りはもう暗くなってた。神保町は便利な場所ですよ。お茶するにもそんなに混んでないし。目的地には新宿線で一本だし。
 そして、残りわずかな時間となりましたがいよいよ“三丁目”に乗り込むのですが、新装なった“新宿メタル館”をまだ覗いていないことに気づき、まずはマックが元あった“三峰ビル”を目指す。
 第一印象は、整頓されてて見やすかった(新しいだけにね)。それとアナログ盤の陳列が多かった。そこで発見した(買わなかったヨ)2種の紙ジャケ。RAINBOW『DIFICULT TO CURE』UKジャケ仕様(ボーナス・トラック無しだからやめた)。もう一つはWISHBONE ASHの『ライブ・イン・トーキョー』。こちらはアナログ盤同様に、5曲の収録だったからやめた(曲少なすぎるもん)。
 〆はやっぱり“中古センター”なのです。エレベーター降りて店内へ行くも“アレレ?”な雰囲気。ワタクシのレーダーが微妙な変化を察知。ROCKコーナーの配置が若干ですが変わっていた。
 2週間前の“おやじ祭り”の際で、平成25年の猟盤には一応ケリをつけていたので、今回は真剣さを欠く巡回。一つのブツもゲットせずに、最終目的地“upset the apple-cart”に向かうためエレベーターで地下まで降りる。信号が無い分、地下から向かった方が便利な気がするんです。
 腰が痛いからゆっくり歩いたつもりだったが、それでも開店5分前に辿り着いてしまった。ところが店のカンバン出てたんですな。まあなんて珍しいことなんざんしょ。きっと、最後の日だから早めの出勤だったのかな?。

 店に入ると、店主の相変わらずのオコトバ“早いな・・・”もう何度聞いたことか。来年は違う挨拶考えてチョーダイな。
 席につくかどうかと言うタイミングで、男性お二人(たぶん同人)も来たおかげで、今年最後の「リンゴ」は独占率100%にならなくて済んだ。同人率・玉率共に100%だよん。
 このお二人さんはSTONESファンのようで、転石リクエスト率ほぼ100%。我が地元の「だるまラーメン」のピーちゃんが居たら、さぞやご満悦だったに違いない。
ROLLING STONES「Beast Of Borden(live)」「Jumpin' Jack Flash(live)」「19th Nervous Breakdown(live)」「Wild Horses(live)」。KEITH RICHARDS & THE X-PENSIVE WINOS「Time Is On My Side」。
 その後、割と早い時間におけらダンさんや石楠花くんとお連れさんが来店されたので、転石リクエスト率はぐっと下がる。
KISS「Hard Luck Woman」、甲斐バンド「東京の冷たい壁にもたれて」、AC/DC「Riff Raff」、WHO「Young Man Blues」。
 そんな中店主が、店内大音量でも聞こえる位の大声で“akichan”と呼ぶもんだから、一体どーしたって言うんだと思ったら・・・じゃ~ん、来ちゃったじゃあーりませんか、日本で2番目にリッチー・ブラックモアを愛していると評判の“BOZE-T”さんが。しかも、メガネが伊藤政則似のお連れさんを従えて。
 入って来た時から多少アルコール入ってたんだね、ボーズさんは。“akichanってさあ、本当はカバーデイルのファンなんでしょ?”なんて心にも無いことを、何遍も何遍もしつこいぐらいに仰るもんだから、こっちもつい面唐ュさくなって“そうですよ”なんて言ってしまった。
 そこへ登場したのが、日本で2番目にえっちなおじさんこと“Mr.Rapport氏”。カウンターが埋まっちゃってる状態だったので、厨房側に回されてしまった。
 えっちなおじさんを、こんな場所に座らせるなんてヒドイじゃないか!ってんで、ボーズさん達が座ってる、窓側の4人テーブルへ移動。
 僕は、ボーズさんと対峙する位置に。彼は、かかる曲に対して“ピンと来ないんだよなあ”って言ったり、相変わらず“akichanってさあ、本当はカバーデイルのファンなんでしょ?”と言ってる。挙句は店主を巻き込む始末。“リッチー談議はお前ら二人でやってろ”と。店主は面唐ュさいもんだからさ。リッチー話は控えようね、Gさん。
 それでも僕は、RAINBOW「Tarot Woman」とDEEP PURPLEの「Black Night(live)」をリクする。ボーズさん歓迎の意味でね。
 僕の座る位置は、店のモニターに背中を向けている位置なのでメモを取るのも面唐ュさくなり、ここでもう止めにした。ラモウんはDEEP PURPLEの「Flight Of The Rat」をリクしてなのは覚えてるけど。
 そんじゃあヨッパライと化したボーズさんは、リッチー絡みでリクすんだろうなあ?と思ってたら・・・。
 すらすらすら~と紙に書いたのが↓ さあて何て曲でしょう!店主も首を傾げてるぞよ。


正解は「Ain't Gonna Cry No More」。ホワイトスネイクの曲じゃん。でも、文節は合ってるよね。オモロイねえ、ボーズさんって。また会いたいよ。今度は素面でネ。

とまあそんなわけで、平成25年の「訪問日記」はエンドです。読んでいただいてありごとうございました。また来年も、よろしくお願いいたします。
新年第1回目の「訪問日記」は、たぶん1月11日(土)です。
コメント (4)
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24枚目 CAMEL

2013年12月28日 04時49分00秒 | アーカイブス:アナログ・レコード
◎『THE SNOW GOOSE』 (1975年) ロンドンレコード・ャ潟hール 定価2000円・日本盤・帯付き 

[Side 1]
1.グレード・マッシュ
2.醜い画家ライダー
3.ラヤダー街へ行く
4.聖域
5.少女フリーザ
6.白雁(スノー・グース)
7.友情
8.渡り鳥
9.孤独のラヤダー

[Side 2]
1.白雁(スノー・グース)の佻翔
2.プレパーション
3.ダンケルク
4.碑銘
5.ひとりぼっちのフリーザ
6.迷子の王女さま
7.グレート・マッシュ

 プログレにも当然、好き嫌いはあるのだが、特にシンフォニック系や叙情的なバンドなどは、基本的に“聴かず嫌い”である、嫌いというより苦手といってもいい。それでも、この“THE SNOW GOOSE”だけは特別である。叙情的ではあるが、全編インストでヴォーカルは無いのが良い(スキャットはあるが)。曲目は多いが、コンセプトアルバムなので、全てが繋がって完結している。個人的にCAMELは、78年の“A LIVE RECORD”までかな。79年には、メル・コリンズもメンバーで来日している。・・・by Mr.UNIVERSE

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ラモウんの「プログレ放浪聴(ほうろうき) 100選」 その11

2013年12月27日 00時13分00秒 | 僕の私のプログレ放浪聴(ほうろうき)
Mcdonald & Giles「Mcdonald & Giles」(1970) by Mr.Rapport

 Mcdonald & Giles はキング・クリムゾンのオリジナルメンバーだったイアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズがクリムゾン脱退後に発表した共同作品。
 お恥ずかしい話だが、ボクがこのアルバムを初めて聴いたのは40歳を過ぎてからであった(その前にどこかのロックバーで聴いたのかもしれないが記憶にない)。
 理由はいたって単純。学生時代、友人が口にした「あのアルバムはビートルズの出来そこないみたいだ」という言葉が耳に焼きついて離れなかったからである。
 クリムゾンは「難解」「陰湿」「混沌」「狂気」「緊張」といった言葉が似合う。それにビートルズの要素が加わると、確かに出来そこないみたいなサウンドがイメージできなくもない。それにためらいを感じたのだ。
 しかし、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、思い切ってCDを購入し(といってもブックオフの中古品だけど)、実際に聴いた感想は「なかなかいいじゃないか」。
 イメージしていたクリムゾン特有の「難解」「陰湿」「混沌」「狂気」「緊張」といった要素は皆無。代わりに、どことなくャbプ。牧歌的でのどか。聴いていて、こちらまでリラックスしてくる。要するにャWティブな要素が全体に散りばめられているのだ。
 「おい、これのどこがビートルズの出来そこないなのだ。全然違うぞ」
 圧巻はラストの「バードマン」という20分を越える大曲。ジャズやブルースやクラシックなどのエッセンスが取り入れられた「一大ロック絵巻物語」が展開される。
 しかも、このアルバムではマクドナルドがヴォーカル以外に、ギター、キーボード、サックス、フルートを担当するなどマルチ・プレーヤーぶりを発揮している。その意味からすれば、ジャイルズとの共同作品というよりも、マクドナルドの事実上のソロ作品といったほうがいいのかもしれない。
 アルバムの完成度・トータル性・一曲一曲の出来の素晴らしさという点においては、初期クリムゾンの「ャZイドンのめざめ」や「リザード」よりも優っているというのが個人的な意見。
 それと、このアルバムはジャケがいいんだよね。ジャイルズとその恋人らしき女性、マクドナルドとその恋人らしき女性のツーショットがなんとも和やか。
 「リンゴ」で全曲聴くことができますので、興味のある方はリクしてくださいね。

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第6回映画編

2013年12月26日 00時20分00秒 | アーカイブス:映画・テレビ・映像
「JANIS A FILM」 1990年3月13日~新宿武蔵野館 月~金 9:10PM(レイトショウ) by akichan!

上映曲目
・Mercedes Benz
・Ball And Chain
・Tell Mama
・Kozmic Blues
・Cry Baby
・Try
・Move Over
・Comin' Home
・Summertime
・The Good Days
・I Can't Turn You Loose
・Me
・Maybe
・Piece Of My Heart
・Me And Bobby Mcgee

 インタビュー、リハーサル風景、ライブフィルムで構成された1974年製作の彼女の伝記。
日本では、1990年に初公開された。
 彼女の生き様に、僕は涙が止まらなかった。しかし、上映終了ともなると現実の世界へ。この時間帯からの上映で帰宅するには、終電ギリギリ。赤い目をしたまま、駅まで猛ダッシュしたのだった。

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