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1997.11.08 Blackmore's Night

2013年08月21日 04時39分00秒 | 90年代の回顧録
東京国際フォーラム by Mr.Rapport

座席 二階席のほぼ中央・前から三列目

Ritchie Blackmore(G)
Candice Night(Vo)
Jesse Haines(G)
Mick Cervino(B)
John O'Reilly(Ds)
Joseph James(Key)

《セット・リスト》
1.Shadow of the Moon
2.Be Mine Tonight
3.Play Minstrel Play
4.St. Teresa
5.Minstrel Hall
6.Under the Violet Moon
7.The Temple of the King
8.Sixteenth Century Greensleeves
9.Memmingen
10.Greensleeves
11.Renaissance Faire
12.Mond Tanz
13.No Second Chance
14.Ariel
15.The Clock Ticks On
~Encore
16.Still I'm Sad
17.Writing on the Wall
18.Man on the Silver Mountain
19.Street of Dreams
20.Wish You Were Here

 ソクラテスが講義をしている最中に、弟子のプラトンが居眠りをしたら、これは重罪である。松下村塾で、吉田松陰が講義をしている最中に、門下生の高杉晋作と伊藤博文が居眠りをしたら、これは大罪である。織田信長を交えた軍議の席で、家臣の明智光秀と羽柴秀吉が居眠りをしたら、これは斬首に値する。
 実は自分はそれ以上の罪を犯してしまったのだ。あろうことか、リッチー先生が演奏なさっているまえで居眠りをしてしまったのである。これは、もう斬首を通り越して、磔モノである。
 アルバム『Shadow of the Moon』は確かにいい出来だった。リッチーがやりたい“今の音楽”を素直に肯定できたことも認める。しかし、あれを生で聴かされると、キャンディスの歌声も、リッチーの生ギターの伴奏も子守唄に聴こえてしまうのだ。一緒にコンサートに行った昔のバンド仲間もいびきをかいている。周囲を見渡すと、同じく「ウトウトさん」がちらほら。みなさんもどうやら脳波がシータ状態(覚醒状態)に移行したようである。
 そんな脳波が瞬く間にベータ状態(興奮・緊張状態)に切り替わったのは、アンコールでリッチーがEギターで「Still I'm Sad」のフレーズを弾き始めたとき。最後の最後にロックが楽しめたというわけです(それでもレインボーに比べたら全然物足りないけど)。
 ということで、感想らしい感想はとくになし。あえていえば、リッチーを補佐していたもう一人のギタリストが、かわいくて、おっぱいが大きかったことくらいかな。ブルルン・ブルルン。あのフリルのロング・スカートもたまらん。キャンディスよりも個人的にはお好み。指名するなら彼女。だから、彼女ばかり観ていたよ。
 エッ? おまえ、何しに、このコンサートに行ったのかって?
 そう言われると……確かに……。オレ、何しに行ったんだろう……(自問自答)。
 居眠りはするわ、視姦はするわ、こりゃあ磔の刑じゃすまされんかもしれん。

コメント (2)
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