カバチタレ！

２００１年にフジテレビ系で放映されたテレビドラマをＤＶＤ化したものです。
いきなり婦警（篠原涼子）と駐車違反をめぐって言い争う田村希美（常盤貴子）の頼りなさそうなちょっと頭の回転がとろいような独特のキャラに思わず引き込まれてしまいました。
実は、わたしはあまりテレビは見ないのです。
だから、この作品もテレビ放映中は観てなかったのですが、なにかの事情で実況中継放送が中止になった時の空き枠放映でたまたま第１話を観たのが運の尽き？でした。
全部で６枚。その日のうちにツタヤに走り、ＤＶＤ６枚とも借りました。
大野 勇（陣内 孝則）の司法書士事務所に勤めている栄田 千春（深津 絵里）は、病院で希美と隣り合わせになり、希美にセクハラ社長と戦う方法を教えるのが全ての始まりです。
カバチとは広島弁で「文句」のことであり、カバチタレは、「文句をたれる」という意味になるのだそうです。
泣き寝入りはしない、そのためには強くならなければならない、そして、そのための戦う道具が法律であるという明確なメッセージがこのドラマにはあります。
大野所長が鉄人２８号のフィギィアを大事にしているのも、印象的なエピソードです。
借金のかたに売春宿に売り飛ばされた希美を千春は助け出すことができるのか？
第１話からスピーディでスリリングな展開が続きます。
まだ観ていない方は必見のドラマです。



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