名探偵コナン「水平線上の陰謀」

先週、コナンの新作が封切となったので、映画館に観に行きました。
何を隠そうこのわたし、コナンの大ファンなのでした。
コミックの単行本は勿論のこと、ＤＶＤも全巻揃えています。
劇場版の映画は、ほとんど映画館で観たうえで、ＤＶＤでも何度も繰り返して観るというほどの入れ込みよう・・・。
他の人が何と言おうと、コナンだけはずっと見詰めてきたのでした、ハハハ。
しかし、この歳になってコナンに嵌っているのが恥ずかしくて、今日までずっと誰にも言わず、密かに心の中にしまってきたのです。
長くやっていると、いくらファンでも、「おいおい」っていうような作品が混じることがあるものですが、コナンはそういう期待はずれの作品が少ないように思います。
あまり悪口は言いたくないのですが、クレヨンしんちゃんの場合、おもしろい作品とそうでない作品があまりにもはっきりしていて、例えば、今やってる「３分間・・・」はもう勘弁してくれと言いたいくらいおもしろくなかった。
そのわりに、クレヨンしんちゃんも欠かさず映画館に観に行っている自分が情けない。
今回のコナンは、豪華客船が舞台。
しかし、怪盗キッドも出てこないし、蘭ちゃんのお母さんも出てこない。わたしが密かに応援している和葉と平次のカップルも出てこないし、ちょっとファンサービス不足かな。
そのかわり、今回は、「眠りの小五郎」のおっちゃんが、いつになく鋭い推理を働かして、見事、真犯人に迫る場面は、なかなか見応えがあった。もちろん、推理ものなのだから、詳しく書いちゃルール違反。このへんで止めとくわ。
メインストーリー以外で、わたしが「そうそう、それでいいのよ」って思ったこととしては、前回の「銀翼の奇術師」でキッドに心を奪われそうになった蘭が、やはり新一君のことを想っているということがはっきりとしたことかな。やはり、あの２人はそうでなくちゃね。そうでないと、コナンが成立しない。
第一、本来のメインストーリーの「謎の黒づくめの男たち」の組織との闘いが、中断しているままだもの。彼らと決着をつけ、縮んだ身体を元に戻す「特効薬」を手に入れて、晴れて蘭と結ばれるというのが、コナンの最終結末のはずなのです。
合わせて１億冊もの売り上げを誇る大ヒット作品となり、これまで、予想を上回る大活躍をしてきたコナン君ですが、結末はどうなるのでしょうか。
まだまだ、当分、連載も劇場版映画もテレビ放映も続くと思われますが、最後だけは、お約束の展開でお願いしますね、青山先生っ。


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