MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 26番札所奥の院 2巡目 ⑮ 2020 明治始めまでは女人堂 空海修行地

2021年02月05日 | お遍路好き(修行・高知)
不動岩 空海修行地

一巡目では勉強不足で行かなかった26番札所の奥の院の不動岩へ向かうことにしました。
一巡目では右に曲がったポイントをそのまま真っすぐ進みます。

その先はあまり道しるべを見つけられなかったので真っすぐ進めば良い所をアスファルトの道を進んでしまい少し遠回りもありました。
地図上のポイントして法満宮があり、そこに向かって進むといった具合です。
途中、畑を耕している方と挨拶。
法満宮の鳥居らしきものを見つけましたが、鬱蒼としていました。
鳥居手前に旧遍路道が現れます。
ここからの下りの遍路道はかなり急でした!お気をつけて!!

遍路道から国道に出ると目の前に不動岩 空海修行地が現れます。
整備されたばかりのようで綺麗な境内でした。
24番札所の最御崎寺もそうであったように、明治初めまで女人禁制だっただったので、
この行道不動が女人堂でここで納経したそうです。
本堂をお参りして、上手奥にある大師堂にお参りしてその横にある階段から修行をされた座石へ向かいます。

そこは見晴らしの良い断崖絶壁でした。案内の矢印は柵の下に。。のぞきこみます。
ちょっとわかりません。。。
あの石かな??
場所を移動してまたその場所らしき方向を覗いてみます。
あ、あの少し平らに出っ張ているところが修行した場所かな。。看板の絵(トップ写真)にあった場所だと分かりました。
横から見た方が少しわかりやすいかもしれません。
しばし景色も楽しみ、「御厨」への遊歩道が反対方向に続いていたので進んでみました。
ここにもおおきな洞窟のような場所がありました。
「みやくり」とは神に供える食物を調理する所とのことです。
今回立ち寄ることが出来て良かったです。
国道沿いなので、歩き遍路さんも自転車、車遍路さんも是非お参りしてみてほしい場所でした。

私もお腹がすいてきました。
前回の鯨のお刺身が美味しかった思い出があり「食遊-鯨の郷」へ向かいます。
なぜかお遍路さんはチラチラ見られる印象は今回も一緒でした。
美味しかった鯨のお刺身はありませんでした。
なので普通の鯨のお刺身定食を注文。
すると「鮮度を保つために冷凍しているので少しシャリシャリしていますがよろしいですか?」と聞かれました。
他に候補になるメニューも無かったので了承しました。
確かに。。カチカチでした。。しかしながら食する事出来て感謝です。ご馳走さまでした。

さて前回はここから少し歩き、宿までバスを利用しました。
今回は、歩いて向かいます!約17km!!
少し歩くと出来たばかりと思われるSadamaru Bugerというハンバーガー屋さんがありました。

知っていれば、ここでお昼でも良かったかな??お店の方と会釈。。いい感じがしました。
次回があるか分からないけど、次は立ち寄りたい。
一巡目でも歩いた吉良川の街並みを懐かしく思い進みます。
次は泊ろうと思っていた「古民家の宿 蔵空間蔵宿」さんは今回も断念しました。
次の27番札所の神峯寺の事を考えると少しでも先に進みたいと思いました。
他にも「和の宿かどや」という古民家宿もあることを発見♪こちらは自炊です。どちらも興味深いです。
本日の宿まではまだ15kmちかくあります!先を急ぎます!!

羽沢市民館の少し先からこの日最後の峠越えをしようと思っていたのですが、
遊んでいる子供たちに気をとられ道しるべを見落としてしまいました。。。
そのまま羽根岬を通る国道を歩く事に。
旧遍路道を歩けなかったと少し後悔しましたがこの日はそれでよかったと後々思いました。
田んぼで働く方、網を手入れされている猟師の方、摘んだ茗荷をパックされている所も見かけることが出来ました。
高知の茗荷は良くスーパーで購入しているので、こんな風に農家の奥さんたちでパックしているんだと感心しました。
働く姿って本当に美しい。
写真を見返すたびに私も出来ること一生懸命頑張って働こうと思います。
羽根岬は国定公園、とても美しい場所でした。
その先には「御霊跡」という空海縁の場所もありました。
海越しに見える町らしきものはまだまだ先でした。
国道は平らなようで、なにげに大きく起伏があり疲れも増す気がします。
ヘトヘトになりながら「ホテルなはり」さんに到着です。
前回も利用したのでなんとなく勝手も分かりほっと一息出来る宿でした。
マグロお遍路さんも出迎えてくれました♪

前回は右に曲がったポイントですが今回は真っすぐ進みます。


ポイントとなる法満宮が見えてきました


その横に歩き遍路道が現れます。急傾斜なので気を付けて!


国道の向いに不動岩が現れます。


本堂


大師堂


空海の修行の地は柵の下


修行した座石が見えます


横から見ると分かりやすいのですが。。写真だと表現できていませんでした。


御厨へ向かいます


御厨の洞窟 広い空間がありました。


カチカチの鯨の刺身定食


遍路道をきちんと歩いたら、良い仕事をされている枇杷畑の横を通ることが出来ました


吉良川の街並みで見つけた宿「かどや」


働く姿に魅せられました①


働く姿に魅せられました②


御霊跡が見えてきました。


このような石碑があります。


宿ではマグロ遍路さんがお迎えしてくれました。

コメント
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