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歩き遍路 高野山 2巡目 2023 高野山にむけて1日目

2024年10月09日 | お遍路好き(ポストリュード)
花山温泉
TOCHINO ICHIGOEN

😁最後の方に写真があります😄

徳島から出ているフェリーで和歌山港へ渡り、そこから歩いて高野山まで向かう計画です。
讃岐一国では短いと思ったことと折角の歩き遍路!とことん歩いてみようと考えました。

バスで徳島駅前の6番乗り場からの出発です。約20分ほどで到着しました。
南海フェリーは以前乗った時よりも藍染が飾られていたりオシャレな感じがしました。
いつもの事ながら甲板に出て名残惜しい気持ちで何枚も徳島方向の写真を撮っていました。
今回はゆっくり船内を楽しもうと思い、中に入ると思った以上にお客さんが乗っていて、
「お隣は空いていますか?」と聞いて、どうにか海の見えるカウンター席に座る事が出来ました。
この会話をきっかけに隣の女性とお話を沢山させていただきました。
家族との想いを持って高野山に向かわれるとの事でした。
最後の最後、プロのカメラマンという事も知りました。今回はプライベートとの事でした。
勇気が無くてお名前を聞けませんでした・・。こういう後悔が多い私です。。。
どんな作品を撮る方なのか、作品を見て見たかったです。
和歌山が近くなる頃に和菓子を「お接待」といって渡して下さり、
歩きで高野山に向かうという話をした私に「無理しすぎないでね」と声をかけてくださいました。

また出会いがあり、様々な想いをもって高野山に向かう人がいる事も知りました。

皆さんの多くはこのまま南海鉄道に向かいますが、私は地上へ。
皆さんが乗ったであろう電車を見送り、私もいよいよ出発です♪

素敵な和歌山県庁の建物や和歌山城を横目に進んできました。
さて、港から約7kmの場所に気になる場所を見つけたので寄ってみる事に。
そこは「花山温泉」という場所で、宿泊もできます。
最初は宿泊を考えたのですが、まだまだ進める地点だったので、温泉だけいただくことに♨
外観は昔ながらの温泉宿といった感じでした。玄関を入るいきなり地元の方に声をかけられ、
「とても魅力的な温泉だったので寄りました」と告げると嬉しそうに
「本当にいい温泉だからゆっくりしていき!」といって下さりました。
期待値もさらに上がり、タオルセットも購入してイザ!!
平日の昼間にも関わらず、地元の方で大賑わいでした。
もの凄い濃厚な温泉で経験がないほどのものでした。
大浴場の部分は41度程度でぬるめです。そのお隣に源泉風呂があり、そちらの方が混んでいます。
そして、気が付くと地元らしき方々は源泉と41度のお風呂を交互に入っているのです。
観光客らしき女性が源泉風呂にいこうとすると驚いたように躊躇しています。
すると地元の方が「一度入ってしまえば大丈夫よ」とアドバイス。
私も恐る恐る源泉に手を入れると!熱いのかと思いきや、冷たい!!
源泉は26度とのことでした。しかしこんな濃厚な源泉に入らないでは帰れないと思った私はプールだと思って入ってみました💦
そして地元の方に習って、源泉と41℃の温泉を交互につかり濃厚な温泉を楽しみました。
主に、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分が多く含まれていて、湧出時は透明で空気に触れて茶褐色になるとのこと
「加水なし」「加温なし」「循環ろ過なし」「消毒なし」「添加なし」という「純温泉A」ランクに認定とHPにありました!!!
素晴らしい💗
特筆すべきは飲用も出来る事です!おいしく頂きました♪
たまたま見つけた温泉でしたが、とても有名な温泉のようで、バスタオルも温泉の名入りタオルも返却しようとすると、
「これを置いて行かれる方はいませんよ!是非お持ち帰りください♪」と名入りタオルを渡してくれました。
内心、、荷物を増やしたくは無かったのですが、折角なので頂きました。そしてもちろん家までお持ち帰りました。

さっぱりして元気をもらって軽やかに再スタートです♪
県道を進むと何か徳島の遍路道を歩いている気分になります。田畑のひらけた感じと山なみが似ていると感じました。

歩いてみないと分からない!

途中イチゴ農園さんのアンテナショップがあり、沢山の女性で賑わっているので人気店??かなと思い私も立ち寄ることに
いちご一色の可愛い店内でした🍓みなさんクレープを購入されていましたが、私はスムージーを頂きました♪
温泉に引続き濃厚で美味しかったです💗

旧遍路道は分からなかったので、グーグルマップを利用して進んで行くと「川端王子」跡とある社を見つけ歩いている道が熊野古道であることを知ります。
一度は熊野古道を通って熊野に行ってみたいという夢があるのですが、ちょっとだけ歩けた様です。
途中、お遍路の道標シールも見かけてちょっと嬉しくなり元気になりました。今思うと熊野古道の道標だったのかもしれません。この辺りでは、挨拶するとみなさん挨拶を返してくれました。
さらに高野山、伊勢への大きな石標をみつけたり、遍路気分再びでした。
そんな道標に導かれながら進んで行くと、漆屋さんがあり、私が学生の頃の先生が漆の専門作家さんだった事もあり、親しみを感じて見ていると
旦那さんがいらしたので挨拶をしました。
何処に行くのか聞かれたので、高野山まで歩いて向かっている事伝えると、そんな人を2,30年まえに見かけたことはあるけど、今は珍しいと言ってくれました。
すると、ちょっとおいでと言われて玄関の方へ・・・。すると奥さんを呼んでいました。
庭から何事??と出てきた奥さんが私を見つけて、「なんの御用ですか??」と・・。
そりゃそうですよね。安全な日本といっても気をつけないといけない事が多い世の中です。
私も呼ばれてついてきただけなのであたふたしていると、缶コーヒーやエナジードリンクを両手いっぱいに玄関を出てきて私に渡してきました。
え?こんなに??と・・それは申し訳ないとあたふたしていると、
奥さんが「こんなに迷惑よねー」とフォロー
旦那さんが「高野山まで行くんだから!」と言って私の手に渡しました。
奥さんも状況を把握したらしく、あーそうなのね。。といった感じになりました。

まさかのお接待でした。お接待文化がこの高野山への道にも残っているとは驚きでした。

ありがたく頂くしかありません。。すぐさまエナジードリンクを一本頂きました。
本日の宿まであと少しでしたが、ヘトヘトだったので元気を頂きました。ありがとうございました!

初日から色々ありました!!

この日の宿は畑と住宅地に急に現れたようなビジネスホテルです♪
最近建てられたようですが、ありがたい場所にありました。

南海フェリー


四国から離れていきます


海を見ながら朝食(お気に入りのすだちサイダーとともに)


船内に飾られた藍染


お話をした女性からのお接待💗


この橋を見ると和歌山港に着いたと感じます♪


素敵な和歌山県庁


和歌山城を横目に進みます。


お城を模した信号機の制御盤


オブジェな遊具が見えました。なかなか急な滑り台のような??


濃厚な花山温泉


浴場も掃除しきれない湯の花でいっぱいでしたが、それらを展示していました。


それを使った工芸品もありました!


大谷さんのサインもあったりして


自噴している炭酸泉が流れています!


飲泉コーナーもありました♪


徳島を歩いているような錯覚になる山並みの景色


沢山の女性で賑わっていた🍓ショップ


スムージ―を頂きました。美味しかった♪


熊野古道にあった川端王子跡


熊野古道を実感♪


熊野古道の道標?がありました。


徳島に似た風景


石標がありました


オシャレな昭和なデザイン


沢山のお接待をありがとうございます!


鯉幟いっぱいの郵便局


ふくろうさんもいっぱい!!


住宅地と畑の中にドンと建っていた本日の宿

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