MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 30番札所 2巡目 ⑱ 2020 ざわつく心が癒されました。

2021年02月17日 | お遍路好き(修行・高知)
善楽寺
一巡目のブログ

善楽寺まで一巡目も歩いたはずが、、歩き遍路道は全く違いました。。。
道標に従って歩みを進めます。
高知大学の近くを通ると下校中の中学生で賑わっていました。
するとおじさんとすれ違う事に。挨拶すると話しかけてくれました。

「どこに向かってるの?今日の宿は?」と聞かれたので、
「これから30番札所にお参りして、セリーズです。」と答えると
「あの宿はいいよ~。これから高知市に入るけど、増えてきているから気をつけて、染って帰らないでね」と言われました。
「多いと言っても首都圏に比べたら少ないですよね・・」というと
「人口密度の割に多いんだよね・・いう事聞かないもんが多いから」とおじさん。
人口密度という考え方があることを知りました。
おじさんとソーシャルディスタンスの確認をしてからお別れしました。

この先は一巡目も歩いた道です。途中にある遍路休憩所
ちょっと休憩をしてみます。
爪切りがある?!
私も確かに伸びて来てるなぁ。。タイミングの良い頃に置いてあるものだ!
使いたいけど感染症問題のある今の時期は「うつらない、うつさない」で利用しませんでした。

大きな道に出て逢坂峠を越えると高知に入ります。
善楽寺まであとともう少しです。
そんなに登った感じはないのですが、峠だけあって良い景色です。
新しい石道標もあり、順調に進みました。
お隣には土佐神社があります。善楽寺では十一面観世音菩薩の大きな石像がお迎えしてくれます。
前回はスルーしてしまった「手水舎の下で石の手水を支えている邪鬼」と「梅見地蔵」を見たいと思いました。
ホームページに出ていたのです。
天邪鬼さんが手水舎を支えていました。
梅見地蔵は首から上の病や悩みにご利益とのこと。
以前は大師堂の梅の木の下にあってその梅を仰ぎ見る姿だった事から名づけられたそうです。

本堂と大師堂をお参りして納経所へ
首都圏が緊急事態宣言が決まった事から、閉山を決めたお寺もあるようだからと教えていただきました。
「ありがとうございます。それも修行ですね。」とぽつり。。
その時はどうするのか。。。心がざわつきます。
それを考えて行動することも修行なのか。。高知は修行の道場ですもんね。と覚悟を決めた気持ちでした。

気が付けば、町がざわついている事に気が付きました。

動揺していないようで動揺していたのか、300mぐらい先にある山門まで歩みを進めて杖を忘れてきたことに気が付きました。。
また戻り杖をとり山門まで戻ると門のところで先ほどまで立ち話をしていたおばさんに「遅い時間まで~」と言われてしまった。
時刻は16:30。。確かに納経所はやっている時間だが遅い!宿まで3kmほどある。急がなければ!

一巡目で歩いたはずの道なのに違って見えます。
川沿いでは矢車草が、田んぼには水がはってあり景色を映す。
町はざわついているようだけど、歩いているとそれを忘れる空気と景色。
宿が見えて来ました。外観は普通のビジネスホテルに見えていましたが、中はクラシックホテルの趣で素敵なホテルでした。
大きな運動施設も併設しているようで地域の人にとっても大切なホテルのようでした。
自転車もお借り出来て近くのコンビニまで行く事も出来ました。
予定では高知駅方面まで出て食事と思っていたのですが、
ホテルのレストランがお客さんが居ない状況でオープンしていたので利用する事に。
美しく盛り付けられ美味しかった♪
景色も良く、大浴場もあり、体育館の方に洗濯機もあるおすすめの宿です♪
セリーズはおじさんの言っていた通り良いお宿でした。

閉山のお寺も出てくるかもと言われ、ざわつく心が癒されました。


こんなみち一巡目で通ったかな??


一巡目はやっぱり遍路道を歩けてなかった。。


一巡目も休憩した遍路小屋♪


爪切りがありました♪


峠だけに意外と高い所にいました


石道標もあって順調に進みました。


十一面観世音菩薩さまがお迎えしてくれます


がんばって支えています!


境内の様子


梅見地蔵


山門までの長く続く参道


矢車草が綺麗に咲いていました


詳しい道標で迷いません♪(ガードレール下に見える道を進みます)


ホテルが見えて来ました。外観は普通ですが。。素敵なホテルでした♪


素敵な桜餅とお茶でお迎えしてくれました♪


レストランの食事もとっても美味しかった♡


ちょこっとギフトでバンドエイド♪助かります!!


エレベーターホールはこの雰囲気!


お部屋も素敵でした


お部屋からの景色は山なみも夜景も♪
コメント
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