守山の成人病センターの“老齢内科”へ
老母を診察を受けるため連れて行った。
予約がしてあったので、待つことも無く
すぐに診てもらえた。
簡単な問診があって、
5年前の初診以来、CTを撮っていないので
撮ってもらった。
右前頭葉の海馬が少し縮んだけれども、
後ろの方は5年前とそう変わっていない。
これは、アルツハイマー性の認知症ではない
とおっしゃた。
ゆっくり進む認知症なのだそうだ。
抑肝散、という漢方薬をかかりつけ内科で処方してもらっているので
たずねてみると、認知症特有の我まま、いらいら、を抑える漢方薬で
「続けてのんでいると、いいですよ。」と言ってくださった。
そのお薬のおかげか、あまり怒ることも無く、やりやすい患者だと思っている。
(とは、表向きの建前の言葉で、本当はちぐはぐな会話の相手をし、
同じことを何度も何度も聞き、おもらしは46時中で、こちらがカッカとなる。)
なりたくてなった認知症、ではない。
若かった母を思い出すと、情けなくも、悲しくもある。
病院の中庭
病院の食堂から見た“近江富士”(三上山)