長いこと(正確に言うと2年半)「かな書道」から離れていた。
やっと自分の時間が作れるようになって、
お正月に、書き初めと称して「半折」に書いてみた。
情けないほど、思うように筆が動かなかったが、
どうにか1枚仕上げて大阪の先生に送った。
先日、添削をされて戻ってきた。
励ましのことばが添えられていた。
チョッと30分程の時間を見つけては、部分練習をしている。
「カリッとした線を!」との注意を受けたので、
1本1本、直線 カーブ、
点も「カリッと」
地味な練習だけど、これが上達の近道と言われている。
最近、少し思い出されてきた。
長年積み重ねてきたつもりでも、2年あまりも放り出しておくと
腕からどんどん逃げていく。
実用的な毛筆書は日常的に書いていたのだけれど、
「かな書道」となると、道は険しい。
やっと自分の時間が作れるようになって、
お正月に、書き初めと称して「半折」に書いてみた。
情けないほど、思うように筆が動かなかったが、
どうにか1枚仕上げて大阪の先生に送った。
先日、添削をされて戻ってきた。
励ましのことばが添えられていた。
チョッと30分程の時間を見つけては、部分練習をしている。
「カリッとした線を!」との注意を受けたので、
1本1本、直線 カーブ、
点も「カリッと」

地味な練習だけど、これが上達の近道と言われている。
最近、少し思い出されてきた。
長年積み重ねてきたつもりでも、2年あまりも放り出しておくと
腕からどんどん逃げていく。
実用的な毛筆書は日常的に書いていたのだけれど、
「かな書道」となると、道は険しい。
先日の定休日、2年半ぶりに本格的に「書」に取り組んだ。
「かな書道」は漢字の楷書や行書と筆使いが異なる。
全然筆が動かず、情けなくなる。
ブランクが長すぎた。
以前指導を受けていた大阪のY先生に電話をしてみた。
「また少しずつでも、取り戻してね。」と励ましてくださった。
今日、さっそく1枚書いたものを先生に送った。
どんな朱が入って戻ってくるだろう。
不安がいっぱい。
「かな書道」は漢字の楷書や行書と筆使いが異なる。
全然筆が動かず、情けなくなる。
ブランクが長すぎた。
以前指導を受けていた大阪のY先生に電話をしてみた。
「また少しずつでも、取り戻してね。」と励ましてくださった。
今日、さっそく1枚書いたものを先生に送った。
どんな朱が入って戻ってくるだろう。
不安がいっぱい。

五六年前までは、1月2日は「かき初め」をやっていたが、母に手がかかるようになり
それどころでなくなりずーっと遠ざかっていた。
帰省している小1と幼稚園の孫が「お習字をやりたい」と言うので
3っ日の日に「かき初め」をした。
小1の孫息子は「山」という字を半紙に書いた。
幼稚園の孫娘は「おに」と書いた。
「トン
しゅー
」とか
「グルーッと大きく
」とか
掛け声をかけてやると、結構うまく書ける。
最後に画仙紙に
それぞれ
「ふじ山」
「おに」
と書いた。
よい作品が出来た。
子供の集中出来る時間はせいぜい30分から40分だ。
叱ったり、なだめたり、おだてたり、
楽しいひと時だった。
私自身の書き初めは又後日。
それどころでなくなりずーっと遠ざかっていた。
帰省している小1と幼稚園の孫が「お習字をやりたい」と言うので
3っ日の日に「かき初め」をした。
小1の孫息子は「山」という字を半紙に書いた。
幼稚園の孫娘は「おに」と書いた。
「トン


「グルーッと大きく

掛け声をかけてやると、結構うまく書ける。
最後に画仙紙に
それぞれ
「ふじ山」
「おに」
と書いた。
よい作品が出来た。
子供の集中出来る時間はせいぜい30分から40分だ。
叱ったり、なだめたり、おだてたり、
楽しいひと時だった。
私自身の書き初めは又後日。
桜が散り、葉桜になったというのに
季節外れの寒さだ。
「桜の季節までは、冬ものを1枚は置いておこう。」
と毎年残しておくのだが、今年はまだクリーニングに出せないでいる。
5.6日前に夫が、願い寺の門信徒会の仕事で、封筒のあて名書きを
引き受けてきた。
夫が書くのではない。わたしが書くのだ。
字を書くことは好きなので、そう苦にはならないが
260通あまりあるので、少し時間がかかる。
名前は、字を間違えたりすると大変なので集中して書かなければならない。
訳分からずの老母がいるときは、途中で筆を置いたりすると墨色が変わるので、
母のデイサービスに行っている時、少しずつ書いた。
ようやくきのう書きあがった。
パソコンでサッサ・サッサとプリント出来ていくというのに、
筆でいちいち書くというのは時代遅れでは?とも思うのだが、
「重みが違う」ということなので。
筆を持つ人間としては、うれしいお言葉 だ。
筆でものを書くのも色々あって、
わたしの場合は「仮名書道」だが、
漢字の楷、行、草書、隷書、篆書や
最近いろんな書きぶりの書がある。
書も歌と一緒で、クラシックや、演歌や
ニューミュージックや童謡唱歌や、さまざまものがあるように
又、歌い手によって同じ歌でも全然違った感じにもなるように
書きぶりや、表現の仕方は個性的だ。
なので、
なのでである。
封筒の宛名書きはあまり面白くはない。
誠実さが伝わるように、真面目、真面目に書いた。
季節外れの寒さだ。
「桜の季節までは、冬ものを1枚は置いておこう。」
と毎年残しておくのだが、今年はまだクリーニングに出せないでいる。
5.6日前に夫が、願い寺の門信徒会の仕事で、封筒のあて名書きを
引き受けてきた。
夫が書くのではない。わたしが書くのだ。

字を書くことは好きなので、そう苦にはならないが
260通あまりあるので、少し時間がかかる。
名前は、字を間違えたりすると大変なので集中して書かなければならない。
訳分からずの老母がいるときは、途中で筆を置いたりすると墨色が変わるので、
母のデイサービスに行っている時、少しずつ書いた。
ようやくきのう書きあがった。
パソコンでサッサ・サッサとプリント出来ていくというのに、
筆でいちいち書くというのは時代遅れでは?とも思うのだが、
「重みが違う」ということなので。
筆を持つ人間としては、うれしいお言葉 だ。
筆でものを書くのも色々あって、
わたしの場合は「仮名書道」だが、
漢字の楷、行、草書、隷書、篆書や
最近いろんな書きぶりの書がある。
書も歌と一緒で、クラシックや、演歌や
ニューミュージックや童謡唱歌や、さまざまものがあるように
又、歌い手によって同じ歌でも全然違った感じにもなるように
書きぶりや、表現の仕方は個性的だ。
なので、
なのでである。
封筒の宛名書きはあまり面白くはない。
誠実さが伝わるように、真面目、真面目に書いた。
この頃、月日の経つのがとっても早く感じる。
ひいては、一日が短い。
段取りが悪いのだろうか?
用事に追いかけられている。
夕方になると、「ああ○○はできなかったなぁ。明日やろう!」
夕食を済ませると、後片付けが精いっぱいで、
若い時のように、もう一仕事、というわけにはいかない。
去年あたりまでは、好きなこともあって、
趣味の書道の練習を、晩にした。
朝、早く起きてやったこともある。
近年、だんだん老母に手がかかるようになり、
私自身介護してほしいような時もあるのに・・・
老、老介護(老人が老人を介護する)は応える。
とても、仕事を終えて“書”につぎ込む時間が作れない。
市の美術展に出品依頼が来ているのだが、
「今年はみなさんに観ていただくような作品が作れていないので
ご辞退します。」とお断りの連絡をした。
書作品は、ひょいひょいひょいと書けるものではない。
気持ちを集中させて書き、また書き、
いろいろ試行錯誤して作品を作り上げていく。


わたしは“欲深ばあさん”なのだろうか・・・。
あれもしたい。これもしたい。
何か止めれば、字を書く時間は生まれるかもしれない。

けれども、それぞれが私の栄養になっている気がする。
“欲深ばあさん”
どうするんだい
ひいては、一日が短い。
段取りが悪いのだろうか?
用事に追いかけられている。
夕方になると、「ああ○○はできなかったなぁ。明日やろう!」
夕食を済ませると、後片付けが精いっぱいで、
若い時のように、もう一仕事、というわけにはいかない。
去年あたりまでは、好きなこともあって、
趣味の書道の練習を、晩にした。
朝、早く起きてやったこともある。
近年、だんだん老母に手がかかるようになり、
私自身介護してほしいような時もあるのに・・・
老、老介護(老人が老人を介護する)は応える。
とても、仕事を終えて“書”につぎ込む時間が作れない。
市の美術展に出品依頼が来ているのだが、
「今年はみなさんに観ていただくような作品が作れていないので
ご辞退します。」とお断りの連絡をした。
書作品は、ひょいひょいひょいと書けるものではない。
気持ちを集中させて書き、また書き、
いろいろ試行錯誤して作品を作り上げていく。


わたしは“欲深ばあさん”なのだろうか・・・。
あれもしたい。これもしたい。
何か止めれば、字を書く時間は生まれるかもしれない。

けれども、それぞれが私の栄養になっている気がする。
“欲深ばあさん”


毎日、その日その日のことに追われて書道がなかなか出来なかったが、
定休日、他の仕事には目をつむって筆を持った。
「するすると無難に表現しすぎ。」と先生に指摘されている。
作品全体を川の流れにたとえると、とうとううと流れている所もあれば
岩にぶつかっているところもある。堰もあれば、よどんだ所もある。
そういう風に書かなければ・・・。
見せ場、山場を作らなければ・・・。
難しい
書は線の芸術。
線を鍛えなければ
紙に向かって線ばかり書いている。
縦、横、斜め、ぐるっと回る、ぐういっと曲がる。
なかなか思うような線が引けない。
がんばれ!がんばれ!
定休日、他の仕事には目をつむって筆を持った。
「するすると無難に表現しすぎ。」と先生に指摘されている。
作品全体を川の流れにたとえると、とうとううと流れている所もあれば
岩にぶつかっているところもある。堰もあれば、よどんだ所もある。
そういう風に書かなければ・・・。
見せ場、山場を作らなければ・・・。
難しい

書は線の芸術。
線を鍛えなければ

紙に向かって線ばかり書いている。
縦、横、斜め、ぐるっと回る、ぐういっと曲がる。
なかなか思うような線が引けない。
がんばれ!がんばれ!