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おかみさん日記

個人商店のおかみさんが、日々の出来事について綴ります。

2008年01月31日 18時23分09秒 | 書道
 今日の定休日はたくさんの事をこなすことが出来た。

2日の同窓会の準備会の資料をプリントアウトして10のクラスに分ける。
案内状を発送する封筒・返信用の封筒を人数分に分ける。
こうしておけば、2日に世話人が段取り良く仕事が出来る。

11時から、母が所属の老人会の新年会に出かけた。
留守の間に大洗濯  

大掃除は出来なかったが、それは又の機会に。

それから午後の2時間あまり、久しぶりに筆を持った。
11月の末からなので2ヶ月ぶり。
お正月に“書初め”もせず、本当に怠けてしまった。
半切に二行書きで「ひんがしの野にかぎろひのたつ見へて
かへり見すれば月傾きぬ」と納めた。

大きい小さい、早い遅い、潤と渇れ、行と行との響きあい
いろいろなことを考え考え、筆を運ぶ。
根本的なことは、線質を鍛えること。
「字を書くのではない、線を書くのだ。」とは
宮元竹逕先生のお教え。

充実した2時間を持つことが出来た。


恥ずかしい物は、捨てよう!

2007年09月05日 16時25分29秒 | 書道
台風が関東地方を狙っているせいか、昨日から蒸し暑い。

9月には入り、少し涼しくなってからの残暑はこたえる。



市の美術展に出す作品がようやく出来た。
お正月頃から書き始めて、「これもアカン。」「あれもアカン。」
頭で思い描くように、手が動かない。
それでも、暑くなりだす頃から、ようやく様になってきた。
お盆前に、数点良さそうなのを先生に送って選定してもらった。

それが、これ。



表具やさんに出して額に入れてもらおう。

 何年か前の作品が出てきた。
下手、で  見られない。
当時はこれで「良い!」と思って出品していたんだナー。
やはり少しずつでも進歩してるんだ。

恥ずかしい物は捨てよう。

大字かな

2007年08月17日 00時00分02秒 | 書道
「かな書道」は難しい。
初めてから35年になるが、思いは先を歩いているが
腕はそれに付けずにいる。
先生が彦根に来られたので、2時間ほど指南を受けた。
筆を「突く」~「起こす」~「確認」~「引く」~「確認」~「引く」
点もただの点ではない。
紙に下ろした筆先を点の終筆部分まで引き下ろして(漢字の点とは又違う)
穂先が起きたのを確認して、次の動作に入る。
連綿線が又難しい。
「とて」が上手く連綿できたら、いろんな所に応用できると言う。
簡単な文字ほど難しい。
いろいろ筆法を、手をとって教えてくださった。
100回いや500回でも1,000回でも練習しないと自分のものにはならないだろう。
これは一生勉強だな。
考えようでは、一生目標があって、それはそれで幸せなのかもしれない。

彦根市美術展覧会

2007年07月13日 14時30分40秒 | 書道
 昨日、市の教育委員会から”市展”の出品依頼が届いた。

展覧会が9月末にあるので、作品は8月中に仕上げなくてはならない。

「芸術の秋」と言われているように、以前は10月に催されていたので、

暑さを越してから最後の仕上げをしたものだが、

ここ何年かは、一ヶ月早くなってきたので、暑い真っ盛りに製作しなければならない。

先に出来ている作品を出せばいいようなものだが、

なかなか、納得が出来なくて、「もう一枚、もう一枚」と、ギリギリまであがいている。


 今年もまたその季節がやってきた。 

題材は決めたので、後は書き込むのみ。

「がんばりましょう。」

かな書道

2007年06月07日 20時36分38秒 | 書道
久しぶりに筆を持った。

週一、お弟子さんには書いているのだけれど、

自分のためのお稽古は一ヶ月ぶりだ。

「の日」と連綿させるところの線に苦慮している。

順筆ではダメで、早さの変化、太さの変化、リズム?

なかなか思うように動かない。

「小松」と続くところも「小」の二つの点が難しく

右の点から「松」の木へんへ続く線も

「小」の点で決まる。

周りの人が見たら、「何を書いているのだろう?」と思うような

線ばかりの練習に2時間ついえた。

「書」は「線の芸術」だからと、好きで苦しんでいる。

久しぶりで「筆を持った」気がした。

充実したひとときだった。

かな書道

2007年03月01日 17時43分30秒 | 書道
30年余り前から”かな書道”をやっている。

最初は近くの先生に習っていたが、高齢になられたので、

大阪の宮本竹逕先生系列の先生の所へお稽古に通っていた。

又、その先生も体調を崩されてお稽古できなくなり、

何年か一人で勝手に書いていた。

ところが、だんだんクセが出てきて、自分でもイヤな字になってくるので

去年の秋から、思い当たる先生に就いて、通信で添削していただくことにした。

最近は、気分を引き締めて、初心に帰って練習している。




毛筆で年賀状を

2005年11月02日 21時20分58秒 | 書道
”秋に三日の晴れ間なし”とか”女心(いやいや男心?)と秋の空”とか言われて
秋の天気は変わりやすく、良いお天気はそう続かないものだが、
このところ気持ちの良い秋晴れが続いている。

朝晩の気温はグンと冷え込んで、朝起きる時なんかお布団が私を放さない。


書道の教室で、年賀状の手本がほしいとリクエストがあった。

近頃は、パソコンで色々楽しみながらカラフルな年賀状が作れるのだが、

やはり毛筆で書いたのはまた格別のものがある。

 はがきという白いスペースに、真っ黒な文字をどのように散らせばいいか。

行(ぎょう)はまっすぐより少しうねらせてみよう。


なかなか楽しみではある。




集中力こそ上達の秘訣

2005年10月10日 22時45分28秒 | 書道
異常気象?地球温暖化のせいか、私は未だ五分袖のニットで過ごしています。
今日は体育の日。
自治体のウォークラリーが行われているようで、家の前をウォーキングスタイルの人たちがゼッケンをつけ地図を片手にエッサエッサと歩いています。
この人たちも首に巻いたタオルで汗を拭いています

サテサテ、書道のおけいこにみえるFさんは、何事にも真剣です。
このところ線質がよくなって生き生きとした字が書けるようになって来ました。
彼女は集中力がすごいのです。
卓球もうまく、地域のリーダーとして若い人の指導もされています。
自身も選手として全国大会に出場されます。
「趣味といえども、遊び半分ではアカン」というのが彼女のモットーです。

集中の持続時間はせいぜい一時間くらいですが、だらだらと長時間やっても効果は薄く、彼女の、この書道に対する練習態度は長年の卓球でやしなわれてきたのかもしれません