goo blog サービス終了のお知らせ 

⊂FREESPACE⊃

なんと6年越しの復活。
ケドメ(旧名 ミッチ・ミキハラ/MIC(H))の活動報告拠点にでもしようと思います。

BMS覚え書き:低難易度BMSを作りたい

2005年03月30日 | ●BMSをゆるーく考える
ひとにBMSをすすめる時にも便利だし、
オイラみたいな好き者にとっては
たまにはマッタリした譜面でBMSを楽しみたいことだってあるのです。
オイラも自分で低難易度のBMSを作ろうと、何度も試みた事はあるのですが、
なかなかうまく行きません。

ぶっちゃけ、理想形はわかっているんです。
なのでその辺のことを今回は覚え書きしとこうかなーと思います。
だいたい☆1~☆3を想定して書きます。


ざっと箇条書きすると・・・



・キー音の手ごたえはかなり大きいのが望ましいです。
 前にも触れましたが、単に音の強弱だけではなく、パン振りなどに工夫を。

・低難易度譜面の場合、できるだけ長いフレーズを
 1つのオブジェにアサインする、と言う事も重要だと思います。
 そうすることで、プレイヤーが曲に介入する機会を
 増やしてあげられるからです。

・単に長音をアサインするだけじゃなく、
 細かいフレーズを一括で、ひとつのキー音に含めてしまうのも良いと思います。
 普通なら、階段や乱打にしてしまうようなフレーズ。
 この方法、好き嫌いはありそうですが、
 虫食い配置にしてしまうよりはよっぽど効果的です。

・ブレイクビーツなどは格好の材料。
 1小節まるまる1つのキーにアサインしたり、
 アクセントのある部分に目を付けて数個に区切ったり。
 その次の候補としてはアルペジエータなど、
 速弾きのフレーズが挙げられます。
 
・その場合、リバーブ成分等も気にせず、まるまるワンフレーズ録音したあとに切っちゃった方が
 実は効果的、と個人的には考えます。
 そうすることによって、より正確にキーを押さえようとする意欲がわくからです。
 ファイル容量との兼ね合いもあるので、その辺は臨機応変と言う事になりそうですが。

・生音ブレイクビーツが一番理想的ですね。
 「リバーブ(ディレイ)成分を叩かせないこと」に対する説得力があったりするんです、きっと。


・一小節の頭に1オブジェだけ、というのは、実はあんまり楽しくないです。
 どうせなら小節の途中に配置したりさせることで
 適度にリズム感や目押し能力を試したほうが、初心者にもやりがいがあるはず。

・スクラッチがあるときは、あんまり他のオブジェでいじめない方がいいかも知れません。
 慣れないうちはキツイ印象しかありません。
 スクラッチは単体でも十分楽しい行為ですし。
 (BMSだとまず初心者はキーボードでプレイするでしょうが・・・)

・今回のように☆1~3を想定した場合、
 あんまりオブジェは横に散らかさないほうが良いと思います。
 本当の初心者なら、キーの位置を確認しながら叩く場合も多いからです。
 16分刻みの叩きも、できるだけ避けたいところ。

・ステップアップになるようなフレーズを
 「難所」として設定できれば完璧だと思います。
 数小節だけちょっと厄介なリズムだったり、
 ちょっとした連打、乱打やスクラッチ技術が必要とされたり。
 (これも前に書いたかな・・・)
 ここでは逆に、16分刻みのフレーズ、スクラッチとのコンビネーションも
 良いスパイスになりそうです。



ほかにもBPMや判定の問題とか色々ありそうですが、今回はこの辺で。
なんでオイラがいつも挫折してしまうのかと言うと・・・
テクノと言うジャンルのほとんどが、複雑なリズムで構成されていて、
なおかつそこが魅力となっているせいじゃないかなぁ、と思います。
リズム要素を犠牲にすることは流石にむずかしいです。

本家でも、初心者向けでテクノというのは、ほとんど見かけないですね。
初代beatmaniaのOVERDOSERは・・・
今の時代、ベースドラム4つ打ち+スネア のパターンは
みんな見飽きてるでしょうからねぇ。
あの「ダンダンダダン」は文句なしに名フレーズだと思いますが。