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ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

涙が出るほど嬉しかった

2019-01-05 10:52:38 | 日記・エッセイ・コラム

2018年12月21日(金)

 

送別会が終わって気分的には終わりなのに、机の上はまだ山。

午前中に退職のための書類をいただいて説明を受けた。

60歳で退職すれば、年金として受け取れた積立。

会社だったり、組合だったり、将来のために積み立てている。

退社することによって、年金として受け取れなくなる。

 

将来の予定では、このお金で生活して行くつもりだった。

保険だって会社の団体保険である。

退社することによって、脱退しなくてはいけない。

死んでも保険が出ない。

保険もかけ直す必要がある。

どれだけ会社から恩恵を受けていたのだろう。

 

夜は隣の職場の忘年会。

このみんなにお世話になった。

夜遅くまで残業していると、夜勤の人が声をかけてくれる。

「みけさん、時間ですよ。帰らなくちゃ」

「これ困ってるんだけど」

「調べて対応しておきますね」

 

2次会はいつもの通りにラーメン

みんなで辛いラーメンを食べるのだ。

さすがに私には無理。

別のラーメンを頼んだ。

 

3次会はニモのいるお店。

ここで以前働いていた人に出会った。

「会えてよかった。私退職するの」

 

帰りは後輩と一緒にタクシーに乗った。

彼女と飲みたかったのだ。

彼女の彼は元私の同僚。

だいぶ長く付き合っているのに結婚しない。

すでに一緒に住んでいて、30歳を超えた。

彼が踏ん切りがつかないのだ。

 

タクシーで彼女の家の前に行くと、彼が待っていた。

「ミケさん、結婚おめでとうございます。何かプレゼントしようと思ったけど、家にあったのこれだったので」

そう言って渡された赤ワイン。

「あなたも、しっかりしなさいね。幸せになってね」

そう言ってタクシーをすすめた。

タクシーの中で泣いた。

会えたことの喜びと、気を使ってくれた喜び。

彼が18歳の時から知っているので、大人になったなと母のような感情。

このワインはなかなか飲めないな。

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