ひとり気ままに

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自衛隊について考える

2013-08-23 22:32:29 | つぶやき
昨日、富士総合火力演習の第2学校予行に行ってきました。
富士総合火力演習とは、実弾を使った国内最大の火力演習です。
予行とは、一般公開前の演習です。
一般公開は25日に実施されます。
以前から、一度見に行きたかったのですが一般公開の抽選倍率はとても高く(葉書15.9倍、インターネット21倍)なかなか手に入りません。
そこまでして見たいものかと言えばそうでもなかったので、気にしていなかったのですが、今回非売品のチケットが手に入りました。
予行のチケットはすべて非売品で、自衛隊関係者や報道関係の方に配られるそうです。

演習を見ていて胸が痛くなりました。
「自衛隊は何のためにあるのか?」
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「実際にこのようなことが起こるのだろうか」

陸上自衛隊の主要装備品の紹介がされていきます。
放送で、どんな時にこの装備を使うのか説明をします。
「敵が建物の影に隠れている場合・・・」
そんな状況がおこるのでしょうか?

目の前で実弾が発射されます。
戦車からの実弾射撃は、ものすごい音と体感を感じます。
座っているスタンドが揺れます。
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今、一番遠くまで発射することが出来る戦車なら、この富士山のふもとから伊豆は下田まで届くそうです。
考えたら恐ろしいことです。

爆発威力もすごいものです。
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もし、日本がどこかから侵略を受けた時、自衛隊が日本を私たちを守るのでしょうか。
自衛隊員にも家族があります。
いくら仕事とはいえ、とても切なくなります。

災害時の迅速な自衛隊の行動にはいつも素晴らしいと思います。
しかし、本当の自衛隊の仕事はこのような実弾を発射することなのでしょうか。
いろいろなことを考えます。

本日の予行にも多くの方が見学しています。
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皆さんどんな思いで見ているのでしょうか。

「富士山に戦車は似合わない」
そんな言葉を聞いたことがあります。
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しかし、富士山麓に自衛隊があったからこそ、開発が進まなく富士山は自然が守られているという話もあります。
この火力演習、お祭り的にみるのではなくぜひ平和や自衛隊について考えるきっかけになってほしいと思いました。
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余談ですが、私はこの自衛隊の演習の音を聞いて育ちました。
演習の音は遠くまで響きます。
音はしなくても、ガラス戸がカタカタ鳴ることもありました。
今日の演習で、いろいろな音が何だったのか良くわかりました。
ヘリコプターや戦闘機の音これも聞きなれた音でした。



















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