毎年恒例の富士登山です。
今年はいつも一緒に登っている友人から「体調不良のため登山をやめます」と連絡がありました。
私も、登山のための体力作りもしていないし、世界遺産になって登山者が増えていると言うので、どうしようか悩んでいました。
別の友人からは「登ってきました。登山して良かったです。」のメールが・・・。
行くしかないでしょ。と言うわけで、今年も登頂してきました。
ただし、やはり体力に自信がないので、単独登山にしました。
7月26日 金曜日 須走口 日帰り登山 に決定。
25日仕事から帰宅して登山の準備。
ご飯を炊いておにぎりを握ります。
21時30分準備が出来たので出発。
本日はまだ交通規制をしていないので、アザミラインを登ります。
途中、道が暗い上に霧が発生し、視界が悪くなりました。
それでも22時30分には須走口5合目に到着。
すでに駐車場は満車なので駐車場の管理の人の指示で路上駐車をします。
寝る準備をして、本日は車の中で就寝。
2時30分に起床して、登山準備。
5合目の山小屋は光々と電気がついて、店の方がお見送りをしてくれます。
3時45分登山開始。
すでに東の空は赤くなり、空も白々としてきました。
須走口の初めは森林の中を歩きます。
1時間ほど歩いたところで、森林が開けたので、ここでご来光を見ることにしました。
三脚とカメラをセットします。
そして、ミラーレスを首からかけて準備完了。
後ろには富士山と月があります。
4時30分。予定通り雲の中から太陽が顔を出します。
1時間ほど撮影を楽しみ撤収。
この三脚とカメラの重みが肩にかかります。
5時20分登山再開です。
須走口は歩きやすいのですが、7合目あたりがとてもきつかったです。
途中、目がくらくら。高山病か?と思ったのですが、よく考えたら栄養不足。
いつもなら、休みごとに栄養補給していたのですが、ひとりなのでリュックをおろすのが面倒で食べていませんでした。
慌てて、アンパンをパクリ。富士山で食べるアンパンは最高です。
少し歩いては休み、多くの人に道を譲って歩きます。
以前は2本足で登っていたのですが、今回は3本足で歩くようにしました。
脚力が落ちた証拠です。
本八合目で、吉田口の登山道と合流します。
ゼッケンを付けている人が多数。
今日は富士登山競争の日でした。
歩いて登るのもぜいぜいなのに、走って登るなんて・・・。
9合目で休んでいると、前にいた家族連れが太陽を指さしています。
太陽の周りに虹が出ていました。
神様が歓迎してくれています。
いつもなら、夢中になって写真を撮るのですが、今日は疲れて、カメラを取りだすのもおっくうで、あまり撮影をしませんでした。
13時10分頂上到着。
何回来ても感動します。
ここに来た目的はご朱印を頂くため。
頂上には2つの神社があります。
まずは須走口に近い「久須志神社」でご朱印と押印を頂きます。
ちなみに普通のご朱印代は1000円です。
次に御殿場口まで移動し「浅間大社奥宮」でご朱印を頂きます。
そして、後輩のために安産のお守りを購入。
木花咲耶姫は火の中で子供を無事出産されたという話があるので、安産の神様でもあります。
目的を達成できたので、あとは下るだけ。
天気が少し悪くなり、風が冷たく感じます。
指先がかじかんでいます。
今日はお鉢周りも、3776mの最高峰にも行きません。
少し休憩して、下山の準備です。
15時下山開始。
登りながら気がついたのですが、ガラスの破片がたくさん落ちているのです。
また、いつも気がつかなかったのですが、8合目あたりはゴミがとても気になりました。
須走口の下山道も7合目から砂走りになります。
御殿場口の砂走りを想像していたので、狭さにびっくり。
また、砂の深さが、一定ではないので、気を付けないと足を痛めます。
こわごわ下っている人を横目に、ハイカットの靴にスパッツを付けた私は怖いものなし。
重心を低くして、一気に下ります。
あっと言う間に、最後の山小屋に到着。
ここで休憩です。
私は、大きな失敗をしました。
須走口の最後は森林を抜けます。
思いっきり、砂走りを走ったので、足ががくがくです。
足に、言い聞かせます。
「1歩1歩歩こうね」
ストックを使って森林の岩場を下る姿は、まるで志村けんのおばあちゃんの様。
おかげで、砂走りでたくさん追い越した人たちにどんどん先を越されます。
17時30分。古御岳神社到着。
ここの神社が開いているところ始めて見ました。
無事に下山したことにお礼をして、山小屋の前に向かいます。
登山道の入り口で、何かやっているな。と思ったのですが、あまりにも疲れていてスルー。
その方たちも、私には声をかけませんでした。
あとから、ふっと後ろを振り返ると、次の下山者には紙を使って説明しています。
ここで気が付きました、それは入山料を求める方たちだったのです。
もう、戻るほどの元気もありません。
きっと、彼らもあまりにも疲れ果てた私を見て、声をかけられなかったのだと思います。
車に戻り、簡単に埃を払い帰宅です。
19時前には無事に帰宅。
今年も、夏の一大イベント終了です。
今年はいつも一緒に登っている友人から「体調不良のため登山をやめます」と連絡がありました。
私も、登山のための体力作りもしていないし、世界遺産になって登山者が増えていると言うので、どうしようか悩んでいました。
別の友人からは「登ってきました。登山して良かったです。」のメールが・・・。
行くしかないでしょ。と言うわけで、今年も登頂してきました。
ただし、やはり体力に自信がないので、単独登山にしました。
7月26日 金曜日 須走口 日帰り登山 に決定。
25日仕事から帰宅して登山の準備。
ご飯を炊いておにぎりを握ります。
21時30分準備が出来たので出発。
本日はまだ交通規制をしていないので、アザミラインを登ります。
途中、道が暗い上に霧が発生し、視界が悪くなりました。
それでも22時30分には須走口5合目に到着。
すでに駐車場は満車なので駐車場の管理の人の指示で路上駐車をします。
寝る準備をして、本日は車の中で就寝。
2時30分に起床して、登山準備。
5合目の山小屋は光々と電気がついて、店の方がお見送りをしてくれます。
3時45分登山開始。
すでに東の空は赤くなり、空も白々としてきました。
須走口の初めは森林の中を歩きます。
1時間ほど歩いたところで、森林が開けたので、ここでご来光を見ることにしました。
三脚とカメラをセットします。
そして、ミラーレスを首からかけて準備完了。
後ろには富士山と月があります。
4時30分。予定通り雲の中から太陽が顔を出します。
1時間ほど撮影を楽しみ撤収。
この三脚とカメラの重みが肩にかかります。
5時20分登山再開です。
須走口は歩きやすいのですが、7合目あたりがとてもきつかったです。
途中、目がくらくら。高山病か?と思ったのですが、よく考えたら栄養不足。
いつもなら、休みごとに栄養補給していたのですが、ひとりなのでリュックをおろすのが面倒で食べていませんでした。
慌てて、アンパンをパクリ。富士山で食べるアンパンは最高です。
少し歩いては休み、多くの人に道を譲って歩きます。
以前は2本足で登っていたのですが、今回は3本足で歩くようにしました。
脚力が落ちた証拠です。
本八合目で、吉田口の登山道と合流します。
ゼッケンを付けている人が多数。
今日は富士登山競争の日でした。
歩いて登るのもぜいぜいなのに、走って登るなんて・・・。
9合目で休んでいると、前にいた家族連れが太陽を指さしています。
太陽の周りに虹が出ていました。
神様が歓迎してくれています。
いつもなら、夢中になって写真を撮るのですが、今日は疲れて、カメラを取りだすのもおっくうで、あまり撮影をしませんでした。
13時10分頂上到着。
何回来ても感動します。
ここに来た目的はご朱印を頂くため。
頂上には2つの神社があります。
まずは須走口に近い「久須志神社」でご朱印と押印を頂きます。
ちなみに普通のご朱印代は1000円です。
次に御殿場口まで移動し「浅間大社奥宮」でご朱印を頂きます。
そして、後輩のために安産のお守りを購入。
木花咲耶姫は火の中で子供を無事出産されたという話があるので、安産の神様でもあります。
目的を達成できたので、あとは下るだけ。
天気が少し悪くなり、風が冷たく感じます。
指先がかじかんでいます。
今日はお鉢周りも、3776mの最高峰にも行きません。
少し休憩して、下山の準備です。
15時下山開始。
登りながら気がついたのですが、ガラスの破片がたくさん落ちているのです。
また、いつも気がつかなかったのですが、8合目あたりはゴミがとても気になりました。
須走口の下山道も7合目から砂走りになります。
御殿場口の砂走りを想像していたので、狭さにびっくり。
また、砂の深さが、一定ではないので、気を付けないと足を痛めます。
こわごわ下っている人を横目に、ハイカットの靴にスパッツを付けた私は怖いものなし。
重心を低くして、一気に下ります。
あっと言う間に、最後の山小屋に到着。
ここで休憩です。
私は、大きな失敗をしました。
須走口の最後は森林を抜けます。
思いっきり、砂走りを走ったので、足ががくがくです。
足に、言い聞かせます。
「1歩1歩歩こうね」
ストックを使って森林の岩場を下る姿は、まるで志村けんのおばあちゃんの様。
おかげで、砂走りでたくさん追い越した人たちにどんどん先を越されます。
17時30分。古御岳神社到着。
ここの神社が開いているところ始めて見ました。
無事に下山したことにお礼をして、山小屋の前に向かいます。
登山道の入り口で、何かやっているな。と思ったのですが、あまりにも疲れていてスルー。
その方たちも、私には声をかけませんでした。
あとから、ふっと後ろを振り返ると、次の下山者には紙を使って説明しています。
ここで気が付きました、それは入山料を求める方たちだったのです。
もう、戻るほどの元気もありません。
きっと、彼らもあまりにも疲れ果てた私を見て、声をかけられなかったのだと思います。
車に戻り、簡単に埃を払い帰宅です。
19時前には無事に帰宅。
今年も、夏の一大イベント終了です。