本大好き・音楽大好き

図書館と古本屋さんをipodを連れ合いにして歩くのがほぼ日課

迷い犬我が家へ

2006-11-30 10:38:38 | Weblog

今朝。
新聞を取ろうとポストに手を入れたとき
家の前の道を「トトト」と
小さな影が通り過ぎた。
「あれ?」
「もしかして」
「まさかね」
慌てて確認しにいったら・・・
赤い首輪をチラチラさせて昨夜の迷い犬。

大声で呼び止めて振り向かせ
「おいで」
と手を広げたら
迷わず飛び込んできた。

なんだろうね。
これはまさしく「縁」の再来だね。

首輪をつかんで引っ張ると怖がるので
誰かの助けをと見ると、一人だけいた。
髪を逆立て耳にピアスとイヤホン。
タバコ片手のイケメンお兄ちゃん。
背に腹は変えられぬと声を掛ければ
二つ返事で「いいっすよ」と好返事。
自宅から引き綱を持ってきてもらって
ようやくの「保護」。
大事に育てられてた気配がしたので
保健所に連絡して飼い主さんを
探してもらうことにした。
今のところ該当する犬は居ないとのことで
しばらくはお預かり。

「縁」が続けばウチの子になれるかも。

コメント (3)
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迷い犬

2006-11-29 20:01:47 | Weblog


胸が痛い。
今日も出会ってしまった。

ここひと月ほどになるだろうか。
時々一匹の迷い犬を見かける。
赤い首輪の柴系雑種。
最初は忙しそうに脇目も振らず
ひたすら前を向いて
「 どこへ行くの?」
と声を掛けても
「スミマセン、急いでるんで」
と慌しく横を駆け抜けていった。

次に見掛けたときは
うろうろと視線も定まらず
あきらかに「迷子犬」という様相だったので
膝を折って「おいで。相談に乗るよ」
と声を掛けたのだけれど
意識しての親切声が胡散臭かったのか
「えええ。どうしようかなあ・・」
と悩み迷いながらも背を向けられた・・。

何回かそういうことが続いてから
ばったり見掛けなくなったので
家族の元へ帰ることが出来たのかなと
やや安堵していたのだけれど
今夕、近くのコンビニの前で
交差点の向こう側に
一層やつれた姿で居た。

もしもの場合を考えて持ち歩いていた
引き綱を用意したのだけれど
車が多くて声を掛けるまもなく居なくなった。

これはもう『縁』が無いということなのだろうか。
この夏、18歳を目前に逝ってしまった
ホーちゃんに似てる気もして
心は残るけれど仕方ないかな。

捨て犬ではないようなので
なんとか家族の元に帰してやりたいなあ。

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柿の根性

2006-11-28 00:05:25 | Weblog

実りの秋。
柿の実を収穫した。
126個。
やったね!
と云いたいところだけど
これ以上は無い!
というくらいのプチ富有柿なんだよね、これが。
おまけに柿の味がしない。無味無臭に近い。
とりあえず写真をと思ったら
デジカメのご機嫌が悪い。
うん。まあ写したくないよね。わかる。
あ。写りたくないのか。それもわかる。
眉目秀麗、容姿端麗で
大きいのが売りだった我が家の柿。
(味はもうひとつだったけど)
本人も忸怩たる思いだろうね。

今年の春先、
数年前から殆ど枯れてしまっていた本体から
細々と伸ばした枝々に
鈴なりになった実を見つけたとき
つい「秋まではもたないかも・・」
とつぶやいてしまって・・。
気を取り直して
「ガンバッテネ」と声を掛けたら
一瞬すくっと背筋を伸ばして
小さくガッツポーズを決めてくれたんだよね~
・・・ごめん。安易な励ましだった。

夏から秋へ季節が変わる頃の
重さに耐えかねての姿は痛ましくて
早く色付いてくれることを願った。
・・・ごめん。本当に安易な励ましだった。

恒例だから申し訳ないけど
ご近所に少しずつ貰って戴いた。
残りの90個。
さて、どうするかなあ。
干し柿にしたら梅干くらいになっちゃうし。
ケーキにでも入れてみるかな。

・・ごめんね。愚痴っちゃって。
 よくがんばったね。
 来年はもう休んで、ね。

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山茶花

2006-11-15 11:04:06 | Weblog

山茶花が咲いた。
まだ一輪だけど。
・・・やっぱり写真は苦手だな。

コメント (4)
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プチひきこもり

2006-11-14 21:22:07 | Weblog

先週は思うところがあり、プチひきこもり週間だった。
といっても一日だけプチ仕事もあったけど。

図書館に予約した本がどどっときて
硬軟合わせて12冊を3日で読破。
皮肉なことに予約をためらった
「終末のフール」伊坂幸太郎著が
一番心に残った。

・・・「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」
と発表されて5年後。犯罪がはびこり、
秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に
住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか?・・・・
という荒唐無稽な(だよね?)お話なんだけど
連作形式で様々な家族が描かれているなかで
途中から「さて、自分は・・」という思いに嵌ってしまった。
若い人には気の毒だけど、3年後世界中のみんな
一緒に地球もろとも無くなるなんて最高!じゃない?

伊坂幸太郎さん大好きなんで
そろそろ直木賞を獲って欲しいんだけどな。
でもこの本に限って言わせてもらえば
今期受賞の「風に舞い上がるビニールシート」や
「まほろ駅前多田便利軒」の域まではいってないかも。


 

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