今日はジャクソンの一周忌。
敷地内のお墓を掃除する。
居なくなったら生きていけないかも・・と
その死を想像するのも憚るほどの存在だったのに
私はこうして今も生きている。
その頃から弱り始めていたホーちゃんに
手が掛かるようになり、気持ちも向かざるを得なくなり
ゆっくりとジャクちゃんの死を小分けにして
心の中に入れることができた。
ホーちゃんが足手まといっ子になってくれて
私を救ってくれたのね。
ホーちゃん。
ジャクちゃんが居なくなって一年。
「もう、いいかな」と思ったの?
そうだとしても・・
どうして一人であの用水路まで行けたのか
私、今でも納得がいかないよ。
ホーちゃんは人見知りが激しくて
誰にも懐かなかったから
誰とも思い出話が出来ないのが辛い。
ホーちゃんが最後に居た場所をお墓と決めて
お花を置かせてもらってるんだけど
毎日ぶちぶちとホーちゃんと話をしてる私を見て
道行く人が変な顔して通り過ぎる。
考えてみたら「ホーちゃんエピソード」は
私しか知らないささやかなことばかりだもんね。
仕方ないかも。
お墓はジャクちゃんの隣にしてあげたかったんだけど
痩せててもホーちゃんは大き過ぎて。ごめんね。
ジャクちゃん。
ホーちゃんのこと、よろしくね。