風の又三郎

今日は一日曇り空
それでも早朝のホンの１０分間
太陽が幽玄な顔を見せてくれた

午後 わらび座の「風の又三郎」を観てきた
懐かしくもシンプルな「風の又三郎」を
内容は勿論、それ以上にどういうセットで
ホリゾントは？効果音は？
あのわらび座がどう作り込んで演じてくれるのか
興味津々だった
和太鼓や笛などの生演奏が活かされて
歌声もしっかりと躍動感も十分なのに
何故かチラチラと眠っている人が・・
私も幾度か睡魔が襲ってきた
何でかな～芝居を観ながら考えた
リズムの獲り方が単調で、セリフ回しが少しくどい
観客の思考を待たずに説明過多で進むので
気持ちが緩んで気持ちよく眠くなる・・？
一か所でも良いから 心を鷲掴みにするような
感動なり笑いなり あればなぁと感じた
・・・というのは私の個人的な感想
「又三郎」に関しては昔々に観た白黒映画の
印象が根強く残っているので、どんなふうに
演じてくれても私の点数は辛いのかもね

役者さんはそれぞれ爽やかに溌剌と演じていて
でも、そう見えるにはどれだけの稽古を積んできたかが
垣間見えて それが何だかちょっと羨ましかった