カワセミくんからの 喝！

空模様と同じで心が晴れない
晴れない心を宥めつつ堰へ
堰の電線でツバメの朝礼
ちゅぴちゅぴ号令聴きながら
私もベンチで水分補給
一口飲んでは大きなため息
「こらこら、幸せ逃げちゃうぞ」
隣りに座った馴染の散歩婦人の笑顔
　「ここに小骨が何本も刺さってて・・」
　　と胸を撫で撫で訴える

なかなか抜けない悩みの小骨
若い時ならあっという間にかみ砕いて
するりと呑み込めるのにね

帰り道
のっぽの岸草の向こうから ちぃい～
微かにカワセミくんの声
　桜並木横の道から人道橋
　欄干にもたれてぼんやり川眺め

さて帰ろうとガス管橋の下
水路の斜面に カワセミくん
～ぼおっと生きてるんじゃねえよ！
わっ、喝入れられた～😱

★我が家のポストの下にランタナ
　金木犀と紫陽花の葉に  空蝉