愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

関ヶ原古戦場(7) 岐阜県

2017年05月09日 15時32分06秒 | 岐阜県
大谷吉継
西軍の武将といえば石田三成に次いで大谷吉継です。

大谷吉継(片岡愛之助 NHK大河ドラマ「真田丸」より)

大谷吉継は画像にもあるように顔を隠すような頭巾をしていたようです。それは顔が崩れるような病を患っていたからだそうです。(ハンセン病や目の病気等の説があります)関ヶ原の戦い当時もこのような格好で出陣したのでしょうか。

大谷吉継の墓

宇喜多秀家の天満山からさらに西の方へ歩き、山を登っていきますと大谷吉継の墓があります。墓の傍らにはこんな掲示がありました。

文部省の立て札

文部省(現文科省)です。国の史跡なのです。しかも昭和14年とありますから、戦前からの史跡だったのです。

大谷吉継陣所跡
この墓から少し下ったところに大谷吉継の陣所跡がありました。

大谷吉継陣所跡

ここからは小早川秀秋の松尾山が見えます。というより松尾山が見えるこの位置に大谷吉継は陣を取ったのでしょう。

大谷吉継陣所跡から見る松尾山

石田三成といい、大谷吉継といい、早くから史跡として認められている感じがします。これは「反徳川」である明治政府(それに連なる戦前の政府)が顕彰の意味も込めてやったのでしょうか。そんな感想を持ちました。
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