愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

岐阜城に天守閣? 中日新聞

2020年01月08日 09時48分39秒 | 日記
1月8日の中日新聞1面に岐阜城に織田信長が造った天守閣の石垣があったという記事がありました。

岐阜城について伝える中日新聞1月8日

記事によれば、「信長が築いた最古の天守が安土城ではなく、岐阜城にあった可能性が高まった」とし、その理由として「石の隙間に小石を詰める信長時代の工法が使われ、後世に手を加えた形跡がないこと」、さらに、「元禄期に描かれたとされる『稲葉城趾之図』の位置とも一致。廃城時に埋められたとみられる屋根瓦の破片なども約200点発掘された」ことから信長の造った可能性が高いとしています。
しかし、ネットでは疑問視する意見も掲載されていました。佐賀大の宮武登という教授は「織田信長から豊臣秀吉の時代の石垣とみられるが、信長の息子・信忠以降の可能性は否定できない」と指摘しています。また、奈良大の千田嘉博教授(城郭考古学)は「これまで信長の時代に岐阜城に天守があったという史料はなく、『信長時代の天守台石垣』とするにはさらに研究が必要だ」と慎重な見方をしているそうです。

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