愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

金沢城(1) 石川県金沢市

2015年06月22日 15時19分21秒 | 石川県
6月20日、金沢で学生時代の仲間が集まるというので、出かけました。せっかくなので金沢城も見ることにしました。金沢城は、今から40年ほど前は、中に大学がありました。しかし、城の整備のために何年か前に大学は移転しました。その後に、いろいろな建造物が立てられました。新幹線が東京から金沢まで通り、それを一つのポイントにして行われたように思います。


金沢城の案内図より

まず、車を停めたところは「しいのき迎賓館」という施設の駐車場でした。公園に一番近いのでいいかと思ったのですが、かなり割高でした。30分150円で、はじめの30分は340円でした。

本丸
そこから、まず見えたのは本丸でした。石垣がかなりりっぱでした。

本丸を西から見る

いもり堀
本丸のすぐ下に堀が造ってありました。「いもり堀」です。いもりでも住んでいたのかと思いましたが、残念ながら、名前の由来は不詳とのことでした。

いもり堀

マチュピチュか日本の石垣か
いもり堀をさらに進んで城に近づくと、石垣の展示がありました。
まず、「切石積み」です。

「切石積み」の石垣

すごいですね。ぴったりはめ込められています。あの固い石を、このようにぴったりと並べる技術は、すごいと感心しました。全然関係ないですが、テレビで「マチュピチュ」のことをやっていて、やはり壁の石がぴったりと並べられているのをみました。マチュピチュは、15世紀から16世紀にかけての遺跡で、金沢城は17世紀の建造物なので、少し時代は新しくなりますが、もし「マチュピチュ」の技術が世界最高峰なら、この石垣もそれに匹敵すると勝手に感心しました。

マチュピチュの石垣(NHK世界遺産ライブラリー紹介ホームページから)

その横に「粗加工石積(あらかこういしづみ)」の石垣が展示してありました。

「粗加工石積」

その横をしばらく見ていると、なつかしい「矢穴」がありました。石を割るときに出来たものです。

矢穴

石垣で有名な観音寺城を見学したときにも多数発見できました。