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愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

城の会旅行(兵庫県)(2)姫路城

2017年12月07日 04時59分22秒 | 兵庫県
城の会旅行2日目は、姫路城です。これも以前に訪れたお城です。しかし、何度見ても姫路城は美しいです。
「姫路城 兵庫県」


曇り空でも美しい姫路城

ここでの新しい発見は、墓石です。門の礎石に使われている石が石灯篭の礎石の転用であることが分かりました。

「は」の門の礎石

さらに前回「なんだろう」と思っていたものの正体が分かりました。

不思議なもの(前回の訪問で撮影)

ガイドさんの話では、火縄銃の火縄をかけて置くためのものだそうです。それにしてもたくさんの棒が突き出ていましたので、とてもたくさんの火縄銃が準備されていたことが逆にわかりました。しかし、高すぎて取るのが大変だったのでは、とも思いました。

もう一つ不思議なことも解決しました。

三国堀の石垣の継ぎ目らしいところ

これも城の会の方々に聞いたところ、石垣を継ぎ足した跡であるとあっさり言われてしまいました。しかし、堀の途中で石垣を継ぎ足すというのは、どんな工事だったのだろうと、疑問は深くなってしまいました。

なにはともあれ、曇り空で今にも降り出しそうな天気でしたが、無事観て回ることができました。ただ西の丸に行かなかったのは残念でした。

城めぐり旅行 続く

城の会旅行(兵庫県)(1)竹田城

2017年12月06日 05時31分42秒 | 兵庫県
11月17日(金)から20日(日)は、恒例若越城の会の城めぐり旅行です。
今回は、以下の日程でした。
1日目 竹田城
2日目 姫路城、大阪市立東洋陶磁資料館
3日目 黒井城、篠山城

東洋陶磁資料館は、知っている人には素晴らしい企画だったようですが、私には全く分かりませんでした。陶器や磁器の価値が分かるようになりたいとは思いますが、現段階では猫に小判の状態です。

さて、一日目の竹田城は以前にも訪れたことがあり2回目の訪問ですが、やはり素晴らしかったです。
 「竹田城 兵庫県」

竪堀発見
2回目には新しい発見がありました。まずは、竪堀です。

駐車場付近の竪堀

中腹でも見つけることができました。これはおそらく南千畳から延びている竪堀だと思われます。

中腹で見つけた竪堀

登城口
前回は気づかなかった階段です。ボランティアの方が「ここが以前の登り口です。」と教えてくれました。大手門のすぐ下にありました。大手門がどうして北千畳にあるのか不思議でしたが、登城ルートが以前にはここにあったと聞いて納得しました。

以前の登り口

算木積み
北千畳から三の丸に上がる時に枡形虎口がありますが、その石垣は隅が算木積みになっていました。これも発見でした。

算木積みの石垣について説明しているガイドの方(黄色い線は画像を加工したものです)

鉄砲狭間
また、花屋敷の北側の石積みですが、あれは鉄砲狭間だそうです。ふつうは壁などに穴をあけて狭間を作るのですが、花屋敷では石垣をヨーロッパの城のように凸凹状にして狭間を作ったそうです。

花屋敷の鉄砲狭間

そういえば、名古屋城にも「南蛮たたき鉄砲狭間」と呼ばれるものが二の丸にあったことを思い出しました。
「名古屋城二之丸 名古屋市中区」

扇の勾配
最後、南千畳への虎口の石垣ですが、「ちょっと雑ですね」とボランティアの方が言っておられましたが、確かにそういわれるといい加減に見えます。

南千畳の石垣

この時代にはない「そり(扇勾配)」が入っているのもおかしいそうです。ちょうど西尾城(愛知県)の復元した二の丸丑寅櫓台のように見えました。(西尾城関係の人、ごめんなさい。でも改めてみると、西尾城にもお扇の勾配が入っていました。)どうして、こんなふうに復元したのか疑問に思っていらっしゃいました。
「西尾城(2) 西尾市」

城めぐり旅行 続く

竹田城 兵庫県

2017年03月18日 12時26分22秒 | 兵庫県
姫路城を見学した後は、夢前の「夢乃井」というホテルに泊まりました。

ホテル「夢乃井」

次の日は雨が降っていました。「中止しよう」と思いましたが、せっかく来たので、現地まで行って雨だったらやめることにして、とりあえず行こうということで竹田城に出発しました。すると、雨は嘘のように上がり、晴天になりました。よかった。

竹田城 登山道

駐車場は「山城の郷」という名前でした。

この駐車場から歩いて登ります。駐車場にはタクシーが何台か停まっていて、「ここから40分ぐらいはかかりますよ」と勧誘に来ました。しかし、誘惑に負けずに登ることにしました。
登山道にはまだ雪が少し残っていました。

登山道の雪

登山道を歩いていきますと木の間から竹田城がちらほら見え、やる気を起こさせてくれました。


登山道からの竹田城

竹田城
竹田城は大手門から入ります。

大手門への道 
両サイドに石垣がせせりたち、いかにも石の城、「マチュピチュ」を想起させました。


大手門


北千畳
大手門を上がると、北千畳という曲輪がありました。ここは特に建物はなかったということです。

北千畳から三の丸に上がるとき、ふと石垣の色が気になりました。すこしピンクっぽいのです。どんな石を使っているのか気になりました。


ピンクっぽい石垣の色


三の丸からの眺め


本丸から北の眺め

本丸からさらに進んで行きますと南二の丸がありました。

南二の丸


南千畳から天守を眺める

入口とは別にある出口から出て、ふたたび駐車場「山城の郷」にもどりました。
昼食はそこでいただきました。「唐揚げ定食」がボリュウム満点でお値打ちでした。

朝は止めようとも思いましたが、幸い天候にも恵まれ大変素晴らしい城めぐりになりました。


姫路城 兵庫県

2017年03月18日 09時31分00秒 | 兵庫県
久しぶりの投稿です。
3月12日、13日に兵庫県に行きました。
家族旅行です。
目的地は姫路城、竹田城です。
あまりに有名な城なので、一度行ってみたいと思っていましたが、ついに実現しました。

有名なので、くどくど説明することはやめて画像だけにします。

きれいな天守

大手門付近から 


三の丸広場から


菱門前左手、西の丸櫓 


菱門をくぐり、三国堀前から

天守までの門

菱の門


いの門


ろの門


ろの門からはの門へ 
右に狭間があり、正面には大天守が見える。


はの門


にの門


ほの門

天守閣

水一門 
ここから天守閣。


水三門 
水二門を写しそこなったようです。


水四門


不思議な構造物 
壁の上の方に忍び返しのような突起が張り巡らせてあるのは何だろうと思いました。


備前丸から

西の丸
天守閣をあとにして今度は西の丸に行きました。

千姫が嫁入り道具として持ってきた羽子板

西の丸は千姫の世話をしていた女中さんが住んでいたところです。

女中さんの部屋 


西の丸の石垣崩れ 
西の丸の廊下を歩いているとき外を見ると
石垣が崩れかけていて、木で支えているところがありました。いつか積みなおしてほしいと思いました。


石垣の継ぎ目
説明板には豊臣秀吉時代と池田輝政時代の継ぎ目ということでしたが、不思議な感じがしました。

よく見ると三国堀の石垣にも継ぎ目らしいものがありました。

三国堀の石垣の継ぎ目らしいところ
黄色の矢印の先の石垣に縦に継ぎ目がある。

最後に千姫ぼたん園に行きました。

千姫ぼたん園からみた天守