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フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

再びのアルバイシン

2021-09-11 09:16:08 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

アルハンブラ宮殿を後にして向かったのは、アルバイシンだ。昨日ペラーヨに案内してもらって歩いたところがやっぱり好きだ。

 

もう一度行ってみよう。そして、ペラーヨが東京の友人と食事をしたというレストランでランチを取ることにした。

そこは高台にあり、アルハンブラ宮殿が反対側に見える、素晴らしい景色も御馳走だった。

お腹がいっぱいになったところで、降りてきて街に出ると、何やらお祭りなのかステージでダンスをしていたり、その周りの広場で大人たちがカップルで楽しそうにダンスをしていた。

また少し歩くと人だかりしていた。それは、サッカーチームが泊まったホテルから出てくるのを見ている人たちだった。

私はサッカーに詳しくないが、「どこのチーム?」と聞いたら、「エスパニョーラ」と答えたので、フランス語だと「スペイン」という意味に近いので、スペインのどこのチームかと聞きたくて、「バルサ?」とか言ってみたが、「ノー、エスパニョーラ」と繰り返す。

帰国して分かったが、それがチームの名前で、バルサというのはバルセロナのチームの名前だから、阪神ファンに「巨人?」と聞いたようなものなので、「エスパニョーラ」ファンの人から叱られそうな質問をしてしまっていたようだ。

そして、クリスティナが教えてくれた美味しいジェラートの店にも寄ったり、スーパーにも行ってみた。その土地のスーパーをのぞくのも楽しみの一つなのである。

夕食は、またタパスにチャレンジ。グラナダはワンドリンクで一品サービスで、ついてくるとかって聞いていたが、「バルの時間じゃない」とか?で、どうもうまくいかない。

明日は、白い村・フリヒリアナに向けて出発だ。朝が早いので、タクシーをお願いすることにした。



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イスラムの歴史の匂いが残るアルハンブラ宮殿へ行った。

2021-09-09 08:31:12 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

グラナダ2日目は、アルハンブラ宮殿からスタート。

 

朝早く起きて、当日券の販売開始少し前に並びに行く。

宿は駅までは遠いが、中心地で、アルハンブラ宮殿にも上りではあるが、徒歩で行ける。

買えるかどうか、この時点ではもちろんわからなかった。

並んでいると、二手に分かれていることに気が付いた。

短いほうの列は何だろう。機械で買うような感じであった。

よし、一か八か、機械での購入に賭けてみよう。

と、短いほうの列に並ぶことにした。

 

購入して帰ってくる人に聞いてみると、時間ごとに発売されるようだ。

何となく買えそうな気がしてきた。

 

そして、私の番が来た。

案の定、途中までやってみたが、なんかうまくいかない。もう一回試してみる。

ごちゃごちゃ押していると、枚数が多く出てきてしまった。

もちろん支払いも一枚分多い。しまった!!!!二回も繰り返してしまったからだ。

どうしよう?と思っていたら、見ていたのか、親切な人がいて、「間違えたの?余ったなら、買うよ」

まさに、天の声!!

スペイン人だった。(たぶん)

「ありがとう」とお礼を言って別れた。もちろん折り鶴をこういう時は渡す。

 

ああ、本当にありがたかった。金額にして1500円程度、わずかかもしれないが、気分が違う。

入場時間まで、散歩をして時間を費やす。11時くらいに入館できて、1時間も待たないくらいだった。季節がいいので、花盛りだ。

いよいよ、入場。

アルカサルを大きくしたような気がした。

もちろん、これが日本で写真で見て憧れたアルハンブラ宮殿だ。しかし、ちょっとアルカサルを見ているせいか、そこまでの感動は正直なかった。


ここでは日本人観光客も何人か見かけた。関西からの親子連れも来ていた。

少し情報交換をしたが、スペインに来てからこの時まで治安について心配するようなことは起きなかったのだが、やはり気をつけないと危ないこともあるというような話だった。

 

昨日、アルバイシンを歩いた時も見え、アルハンブラ宮殿の外側を歩いていると、山の頂に白いものが見えるので気になり、「あの山はどこか?」と何人かに聞いたが、わからないという。あとで調べると、シエラネバダで、白いものは雪だ。5月初めで朝夕は寒いが日中はとても暖かいグラナダなので、山とは言え、雪を見られるとは、不思議な感じがする。

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グラナダの青年ペラーヨは「気は優しくて力持ち」

2021-09-08 08:39:19 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

グラナダを案内してくれたのはペラーヨ。

彼を紹介してくれたのは、東京の友人で、彼は友人宅に滞在していたことがあり、日本語も英語も堪能な青年だった。

その東京の友人宅には、ラパンアジルのピアニストだったアンリモルガンさんも毎年滞在していたくらいたくさんの外国人が滞在していたが、その中でもこのペラーヨは人柄の良さからしてもトップクラスのおすすめの人ということだった。

 

それは、一目見ただけで分かった。人柄というのは顔に出るというのは本当だと思う。

彼は武道(確か合気道?)もやっていたとかで、体は大きく頼もしいが、とても優しい好青年である。

そんな彼とまず向かったのはアルカサルと呼ばれる地区?だった。

こういう道が大好きな私は、歩いているだけで幸せになる。

上まで登ったところで休憩をして、彼といろいろ話をした。「もう日本に滞在してからずいぶん年月が経つから、日本語は自信がない」と言っていたが、どうしてどうして、きれいな発音で日本語を話してくれた。

 

 

教会を見て、下る途中の景色も本当にこの旅で1・2くらい素晴らしい。

くると、今度は教会、アンダルシア特有?の香辛料がたくさん売られている市場や、大学の構内も案内してくれた。(写真はすべて大きくなります)

 

観光客が来ないようなところを案内してもらえるのは嬉しい。パリでもジャンルイさんに大学の学食のランチに連れて行ってもらったことを思い出した。

お土産店で紅茶、フレーバーティーをあれこれ香りを試して、2つ選んだら、店のマダムが、「プレゼント」と一つサービスしてくれた。こういうコミュケーションも旅の楽しみの一つ。気分がよくなる。

となったところで、夕食。店はペラーヨに任せた。

スペインらしいお店の様だ。

注文も彼に任せた。

スペインのハム、そして豚肉はとても美味しい。コロッケも有名みたいだ。

デザートで、これもまた名物?と言われるプリン。

もちろん彼に感謝を込めてごちそうさせてもらった。

明日のアルハンブラ宮殿の当日予約の件も相談したら、「多分大丈夫だと思うよ」とのことで、「もし何か困った事が起きたら、連絡して」とありがたい申し出までいただいた。

でも、今日の街歩きが本当に満足できたので、アルハンブラ宮殿はどちらでもいいような気分にさえなっていた。

それくらい、4時からの数時間ではあったが、彼のおかげで、楽しい時間を過ごさせてもらった。

彼を紹介してくれた友人にも感謝したい。

 

去年、コロナが始まったころ、特に感染がひどかったスペインの状態を心配して、彼に連絡を入れたら、逆に「怖がらないで落ち着いて対応していくように」とのアドバイスも頂戴したのだった。

 

いつか日本にまた来たいと言っていた。実現できることを願ってやまない。

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グラナダについたら感じのいい青年が待っていてくれた。

2021-09-07 09:13:14 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

セビリアの駅まではまた徒歩だ。

時間に余裕があるとはいえ、少し道を間違えたようで、時間がかかってしまった。

30分くらい歩いたかもしれない。

 

まあ、とにかく駅に着けた。カフェで朝食の様な物を食べる。

後で気づいたのだが、生トマトのペースト?ジャム?のようなものがついてくることがある。このトマトは甘くないので、ジャムではない。オリーブオイルで味付けされている。

これがスペインの朝食の特徴なのかもしれない。

クロワッサンのこの月の形、これはフランスでもバターではなくマーガリンを使っているということだ。だからフランス人はどちらかというと真っ直ぐなクロワッサンを好む。バターを使ったものはまっすぐなのだ。そうか、やはりバターではないから、味が違ったわけ?

グラナダまでまた高速鉄道。と思いきや、途中まで行ったところで、全員おろされた。

そしてここからはバスだという。

ほんとにグラナダに行けるのか、不安になってくる。

でも他の人たちに確かめると行けるというので、バスに乗ることにする。

バスは何台か待機していた。

そう言えば路線工事をしているとか、そんな話もあったが、まさかこんな形になっているとは思いもしなかった。

きっと到着は遅れるだろうと覚悟したが、バスの車窓を楽しむのも悪くはない。

3時過ぎに駅に到着した。一応鉄道駅の前に停車した。

 

グラナダの宿は遠いのがわかっていたので、タクシーを待つ。

そして宿へと向かう。スペインはタクシーも安い。

宿の人は親切で、この旅で一番好きな宿だった。

 

この旅の後半に行くことになるトレドの宿はホテルなので、ここより設備や広さはもちろんよかったが、私はこのグラナダのホテルのような小さくても清潔で家庭的な感じがする宿が好きだった。(大きくなります↓)



宿には友人から紹介されたスペインの青年が待ってくれていた。

遅れたことをお詫びし、急いで荷物を置き、ロビーに降りてきた。

 

なかなか感じのよさそうな青年だ。

さあ、グラナダの街歩きだ。

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本場のフラメンコに圧倒された。

2021-09-06 09:57:38 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

フラメンコ発祥の地のセビリア。

ワクワクしながらフラメンコ鑑賞に向かう。

規模が小さなところで、踊り手は1人で演奏は二人だ。

もう少し大きいところでは、踊り手も何人かいて、最後になるにつれて「大トリ」のような素晴らしいダンサーが出てくると聞いた事があり、それもまたきっと素晴らしいに違いない。

初めてのフラメンコ鑑賞なので、こういう小さなところでも十分満足できた。何といっても飲食なしなのでリーズナブルだ。司会進行の人の話も楽しいものだった。

 

ダンスも情熱的だが、演奏しかつ歌う二人も情熱的だった。熱気に圧倒された。

 

フラメンコ鑑賞後は、オランダ人との夕食だ。

宿の近くのバールというのか、路上にテーブルが置かれているところだった。

 

4月の末だが、夜風も寒くなく心地いい。

 

食事の途中でギター弾き?がやってきて、ムードのある歌を歌ってくれた。

オランダ人はチップをはずんでいた。

 

これもタパスというのだと思うが、オランダ人がおすすめのものを注文。

彼は毎年セビリアに1人でバカンスに来るらしい。

そう言えば北ヨーロッパの人は、太陽を求めて南にやってくると聞く。

セビリアは物価も安く安い宿も多いと言っていて、同じ宿に泊まることだ多いそうだ。

オランダ人というだけあって、ものすごく背の高い人だった。

お勘定はもちろんオランダスタイル、つまり割り勘だ。

 

旅先でのいい出会いは、旅を豊かにする。

スペインには知り合いがほとんどいないが、このあともいろいろな出会いがあるのだった。

美しい景色や歴史建造物、素晴らしい芸術作品、美味しい食べ物もいいが、やはり人との交流が私にとっては旅で一番大切なものだ。

 

明日はグラナダへ向かう。どんな出会いが待っているか。

 

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