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フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

奈良市の姉妹都市トレド市に行った。

2021-09-17 10:10:01 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

マドリッドの朝はいつものように、前に泊まった宿の下のカフェに行く。

搾りたてのオレンジジュースが美味しくて、マドリッドではお気に入りの店である。

そして、アンダルシアの次に楽しみにしていたトレドへ向かう。

 

アトーチャ駅では、古い列車で使われていたと思われる椅子が置かれている待合室でゆっくりして、それから荷物検査を受ける。

そしてトレドへ向かった。

1時間少しでバスで行く方法もありで、少し迷ったが、列車を選択した。列車だと30分だ。

マドリッドから日帰りもできる。

 

通路の反対側のマダムはスペイン人で見るからに情熱的な感じがする女性で、少し話をした。

こういう列車で近くの人と話をするのは、旅の楽しみの一つである。

最近は友達が増えすぎたので控えているが、よくアドレスも交換し、その後の再会につながっている友人もずいぶんとある。

思い出すのは、ナポリからローマまで一緒だったフランス人マダムだ。

メールをされないので手紙の交換だったが、パリ郊外に住むそのマダムはミッシェルさん宅に迎えに来てくれ、シャンティイ城とサンリスという町に連れて行ってくれたのだった。

 

駅に着いた時、その駅舎の建物がとても珍しかったので、しばらく見学したから外に出た。

歩いてホテルに向かった。

川の向こうに町が見えてきた。

遠目に見えるその姿も中世そのもののようで、ワクワクしてくる。

橋を渡り門をくぐってすぐそばにホテルがある。

・・・はずであった。

しかし探せど、見つからない。街の何人かに聞いたがわからない。最後にやっと教えてくれた人がいた。

街の中まで行き過ぎていた。結局もっと手前だったのだ。

どうもわかりにくい地図だった。



ネットで割引になっていたので私の予算でも泊まれたが、一応4つ星になっているホテルだった。

今回の旅で一番広い部屋だ。

荷物を下ろし、さっそく散策に出かけることにした。

 

少し町から下がったところにホテルがあるので、街の中に行くには長いエスカレーターで行くのが便利だった。

ドンキホーテで知られるセルバンテスの銅像がある。

街は中世の小道があって好きなのだが、観光地化されていて、お土産物屋がたくさん並んでいるところが多かった。

カテドラルまで歩き休んでいると、1人の日本の青年に出会った。

彼もまた一人で来ていて、これからフランスへ行くとのことだったので、少し話をしたが、とても感じのいい青年だった。

もう教会はあちこちで見たので、入場料も高めだったこともあり、中の見学はパスすることにした。

 

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ソフィア王妃芸術センターの目玉はゲルニカ

2021-09-16 08:55:25 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

マドリッドでお昼を食べた後、ソフィア王妃芸術センターに、ゲルニカを見に行く。

宿の目の前にある。

ここも写真撮影が禁止だった。

こうして考えると、撮影し放題のフランスが特別なのだろうか、と思えてくる。

あのモナリザのあるルーブルも昔からそうだったし、オルセーやもちろんヴェルサイユ宮殿などもである。むしろ禁止のところがほとんどないので、思い出せないくらいだ。

 

作品は撮影できないので、中から外を撮ってみた。真下に広場が見え、その広場に私の泊まっている宿も面している。



さて、公園へ向かって歩いていく。

レティーロ公園という大きな公園がある。

池があり、家族連れが多く、マジックなども楽しんでいた。

シベーリス宮殿のほうまで歩いた。

この宮殿は空港からマドリッドに到着したとき、車窓から目に飛び込んできて「あ、マドリッドに来た!」ことを感じた建物だった。

王国らしく、立派な建物だった。

 

そろそろ夕食の時間。

と言っても、スペインではまだ早い時間で、ほとんどお客さんがいなかった。

またタパスに挑戦しようとビールを頼んで一品取ったが、うーん、やっぱりタパスの仕組みがわからない。

蛸の前菜がとても美味しかった。

もちろんパエーリヤもなかなかの美味で、お店選びが得意でない私にしては上々だった。

 

お店の人は最初は少し硬い感じがしたが、時間がたつにつれてニコニコし出し、最後は写真まで一緒に撮り、気分よく店を出た。



明日はトレドに行くのでその準備もあり、明るいうちに宿に帰る。





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マラガで怪しい若者が横に座った。危機迫るその時。

2021-09-14 09:23:45 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

ネルハを出発するバスは朝6時台だった。

 

朝早く起きて、宿の人が言っていたように、勝手に朝ごはんを食べて、荷物を持って外に出た。

この宿に決めたのはバス停に近いからだった。

 

何人か同じバスを乗る人たちもやってきた。

最初に来たバスは、私が乗るマラガ行きではなかった。

バスは予約制だったので、予定しているバスが遅れてくると予約したバスの時間とちがってくるので大丈夫かとドキドキする。

やがて遅れているバスがやってきた。他の乗客の人たちにもこのバスで間違いないかを確認して、そのバスに乗ることができた。

バスで向かうのはマラガ。一時間半だ。

マラガはピカソゆかりの地であるが、観光する時間はない。

到着してバスターミナルから鉄道駅まで歩き、最後の望みをかけて、駅の窓口で無駄になってしまうダブルブッキングしてしまったチケットの変更について尋ねた。

 

答えは、「ノー」だった。

もちろん、再度、このチケットを捨て、新たに取り直せばコルドバに日帰りで行ける。

しかし、そこまでしてコルドバに向かう気持ちはもうなかった。

 

気持ちを切り替えよう。

コルドバは諦め、このままマドリッドへ早く到着し、ゆっくり過ごし、翌日からのトレドに期待しようと。

 

そんな気持ちで駅の長椅子に座って列車の出発まで待っていたら、何やら怪しげな若い人がやってきて隣に座った。

周りにあまり人がいない。少し心細くなったが、とにかく荷物に気を付けて警戒してじっとしていた。

そうすると急にその若者は席を立って慌ててどこかへ立ち去った。おや?と思っているとやがて2人の警察官が前を通り過ぎた。巡回している風だった。

そうか!あの若者は何か悪だくみをして私の横に座ったけれど、警官がやってきたのをみて慌てて立ち去ったのだと分かった。

やれやれである。スペインに滞在中、唯一この時だけ危ない気がした事件だった。



気を引き締め、マドリッド行の列車に待った。

 

マドリッド行の列車内で向かいに座ったのは、マドリッド在住の女子大学生だった。

スペイン人だ。

なかなか気さくで感じがよい子だったので、マドリッドまで楽しく過ごせ、コルドバのことは段々薄れていった。

Aveは高速鉄道なので、時速280kmと出ていた。

二時間半で、マドリッド。アトーチャ駅。

数日後の空港へ向かう選択の一つである、バスの時刻を確かめておこうと、場所も含めて見に行った。

確認できたので、宿へ向かう。今夜の宿は、ソフィア王妃芸術センターの向いだ。しかもアトーチャ駅に近い。

荷物だけ置いて、近くへ散歩に出かけた。

 

お腹が空いたので、何か食べようかと思っていたら、とある店の前で「中国人か?」と聞いてきたその店の呼び込み人のような人がいた。「ちがう」と答えると今度は「日本人か?」と聞かれ、「そうだ」と言ったら、「トモダチ。トモダチ」とニコニコしている。

こういう時注意しないといけないのは承知しているが、中を覗くと、客層も悪くなさそうなので、思い切って入ってみた。

 

イカリングを食べたのはこの時が初めてで、日本でも食べたことがなかった。(実は、私にとって、イカ、タコ,貝は、食べられないことはないという類。)

でもレモンをしっかり絞り食べ始めると柔らかく、美味しくてびっくりした。

そう言えば、生ガキを食べたのもフランス(サンマロで)でが初めてだったことを思い出す。

 

結果的には、悪くない店だった。



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ネルハの海岸は賑わっていた。

2021-09-13 08:42:44 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

フリヒリアナからタクシーで戻った後は、ネルハの町へ歩いていく。

 

途中で、なんと フリヒリアナへ一緒に行った名古屋の女子大生二人に出会う。

彼女たちによると、「なぜだかわからないが、帰りはバスがあり、それに乗れた」という。

彼女たちはそう言う運を引き寄せるものを持っていたのだと思う。

 

彼女たちは今日このままネルハには泊らず、グラナダに帰るので、ネルハの町や海について教えてもらい、ここでいい旅をと言い合って別れた。

 

ネルハは海のリゾート地で、5月だがそこそこの賑わいがあった。

海の向こうはジブラルタル海峡か。

 

籠を頭にのせて歩くアフリカ女性がいた。初めてみる光景だった。

海岸を歩いていると、また1人の女性に出会った。彼女は日本が好きだと言い、少し住んでいたこともあると言っていた。旅行者で確かベルギー?からだったか。

お腹が空いてきたので、本当は海岸沿いは観光客料金で料理もあまり期待できないとわかっていたが、空腹にはおいしそうに見えてしまうのだ。

またいつものように?パエリアとガスパチョを選んだ。



海岸線を往復し町中に戻ると、バルの時間なのか?少し店が開き始めていた。

中には日本の名前の店がある。ICHIBAN(一番)と書いてあった。 

 

「shiitake」(しいたけ)というのをメニューに見たのは、この時が初めてで、その後訪ねたフランスでは市場などで、よく見かけることになる。

 

タパスでのお勧めに「いわし」があって、食べたいと思っていたので、海のそばでもあり、

少しだけ食べてみた。

あまり遅くならないうちに帰ることにする。

明日はもっと早いのだ。

コルドバに行くつもりだったので、早いバスを予約したのだ。

 

HOTELの人には、チェックアウトを今日中にお願いした。

朝ごはんつきだったのだが、こちらの都合なので、なくてもいい旨を告げると、

「置いておくので、自分で好きなように食べるといい」と言ってくれた。

 

この宿は、地方なので安かったが、一応三ツ星で部屋も広いほうであった。

ただシャワールームが使いづらく、気をつけないと水浸しになってしまうのだ。

 

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フリヒリアナは文字通り白一色の村だった。

2021-09-12 11:12:42 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

今日は、念願の白い村・フリヒリアナへ行く日だ。

 

タクシーを手配してもらっていたので、時間に余裕をもってホテルの下に降りていく。

グラナダ駅にバスで着いた時は、鉄道駅の方だった。

今日はバスのターミナルだと念を押して、行ってもらう。

 

到着すると、すでにたくさんの旅行者がいた。

ALSAというバスで、ネットで簡単に予約も決済もできた。

 

行き先はフリヒリアナに近い街のネルハというところだ。

そこで一泊することになっている。

でもどのバスに乗ったらネルハに行けるのかさっぱりわからない。

表示だけを見てみたら何か違っている。急な変更なのかどうかはわからない。

運転手のような人にたずね、「OK」と言われても、なんだか心配になるのだった。

 

そこで見かけて声をかけたのが、名古屋からきているという大学生の二人。

彼女たちに確認をして、やっと安心できた。

 

彼女たちもグラナダから日帰りでフリヒリアナに行くそうだ。

ネルハから村へはバスで行こうと思っていたのだが、彼女たちによると今日は休日なので、

バスは運休だという。

タクシーしかほかに手段がないので、良かったら一緒に乗りあっていこうということになった。

彼女たちは性格の違う二人で、1人はおっとり慎重型、1人はよく話す明るく行動派だった。

私の経験上、そういう組み合わせは旅行にはぴったりで、長く友人関係も続くという話をすると、二人ともにっこりした。

 

車窓も楽しめる。バスの旅はリーズナブルで思った以上にいい。

2時間半くらいで、ネルハに着いた後、荷物をホテルに預けたい旨を告げると、快く了承してくれた。

 

そしてタクシーに乗り、フリヒリアナへ。

思った通り、真っ白な建物が青空に映えて、また赤い花が咲き、想像通りの美しい景色に

コルドバへはいけないかもしれないけど、ここに来るように変更したことは、間違いではなかったと、嬉しくなる。

ここで自転車レースのようなものがあり、子供も含めたくさん通っていた。最後の方にはおもちゃの自転車みたいなものを、得意になって乗っている(参加している?)ほほえましい子供がたくさんいた。

もちろん歩行者に厳しい規制はない。自然にみんな道を開けていた。

今日はランチは止らず、お茶を飲むことにした。ほぼこの村を上り詰めたところあたりで

少し面白い感じの店を見つけた。自家製ケーキも紅茶もとても美味しいもので、しかも安い。

小さな村なので、半日もあれば十分散策ができる。

帰りは、インフォメーションへいき、タクシーの手配を頼む。

彼女たちとあえて約束をしなかったのは、時間を決めると拘束されるのがどちらにとってもよくないと思ったからだった。

 

宿に戻った後は、ネルハを散策の予定だ。

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