Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

並んだ並んだ

2015-05-17 19:58:43 | Weblog
金曜日、8時半に家を出て、東京上野ラインに乗って、家から乗り換えなしで上野につきました。

東海道線が東京駅で終点にならないって、新鮮。

さすがに、神田や秋葉原には止まってくれませんが、東京上野ライン、上野で催される展覧会を観るには少し便利かな?

上野が地元の友達に、どうやったらスムーズに行けるか聞いておいたので、その通りにパタパタと速足で歩きました。

東京都博物館平成館の前にはすでに長蛇の列。

「最後尾はこちら」のプラカードには「入館まで待ち時間80分、100分」と書かれていて

どっちよ??状態。

ま、脅かしでしょうと並び始めたのですが、本当に100分かかりました(汗)

日傘さしつつ、友達にラインしつつ、メールしつつ。

私の後方に並んでいらしたお嬢さん、なんと広島からいらしたそうで、周辺の叔母様たちが称賛していらっしゃいました。

その一方で、私のすぐ横の叔母様ペアは「広島から来るなら、京都で観たほうがいいのにね」と

本家の京都高山寺で観賞したほうがよいのではという感想を漏らしておられました。ごもっとも。

いよいよ、入館が迫ってきたタイミングで、博物館の職員の方がおっしゃるには

「甲乙丙丁それぞれの卷の展示がございます。乙丙丁の卷は待ち時間なくご覧いただけますが

甲の卷につきましては、ご入館していただきさらに100分程度の待ち時間がございます。

なので、ご入館の際には先に乙丙丁の卷からのご鑑賞をお勧めします」と。

え~~~、博物館に入るまでに100分、さらに100分待つの?

もう甲の卷観なくてもいいか?なんて思っていましたが、だめですよ。

教科書に載っているのは甲の卷なのです。観たい「本物」はズバリ「甲卷」なのですから。

甲の卷以外を時間を掛けて観ている暇はなく、ササッと観賞してから、諦めて甲の卷の列に並びました。

いやはや。甲の卷の展示室の前室の中をジグザグに並び、さらに甲の卷が展示されているスペースの壁の裏側を沿って

往復するように並び、甲の卷が展示されているケースの前も一往復するように並び

やっと番が回ってきました。

でも博物館の方が「展示観賞の際は立ち止まらずに進みながらのご鑑賞にご協力ください

並んでお待ちの方の大きなストレスになります。皆さまのご厚意に頼る形になり大変申し訳ございません」と

妙に下出に出られてしまい、日本人の私たちは「仕方ないわね、私たちもいやと言うほど並んだのだし

同じ思いを皆がしているのだから」と、甲の卷に描かれている蛙や兎や猿を歩きながら眺めて

観賞を終えた次第ですわ。


観賞後、やれやれと思いつつグッズ購入に。

クリアファイルやら




Tシャツやら



ほかにもトランプとかお弁当箱とかピンバッジとかシールとか便箋とかいろいろありました。

高山寺の所蔵品の展示ということで生八つ橋なども。

なんか、鳥獣戯画展グッズはプレミアがつくとか?

そうでしょうね!

だって100分以上並んで入館しないと買えないグッズですものね。

立って待つって、体力消耗しますよ。

待って入館して展示を見てグッズ買って出てくるまで5時間弱かかりました。

午後3時半に、友達に上野まで来てもらい、とんかつ食べて、5時からのフランス語レッスンのエネルギーチャージ。

フランス語の先生にクリアファイル1つあげちゃいましたよ。








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