今年は柿の実が豊作で、いわゆる鈴なりです。
子どもの頃は、小学校の教室の外、すぐそばに柿の木があり、友だちは休み時間に食べていました。
隔年結実(かくねんけつじつ)という言葉があります。
つまり柿は豊作年と不作年を繰り返すのです。
柿の木は実をつけると植物ホルモンを分泌し、これが新しい芽が育つのを抑えます。
すると、翌年には実があまりならなくなるなです。
たくさん実を付けた翌年は、柿もパワーを蓄えるために休憩しているのです。
人間もいつもがんばるのではなく、力をたくわえるには休息も必要ということを教えてくれます。