箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

隔年結実

2022年10月23日 07時50分00秒 | 教育・子育てあれこれ

今年は柿の実が豊作で、いわゆる鈴なりです。

子どもの頃は、小学校の教室の外、すぐそばに柿の木があり、友だちは休み時間に食べていました。

隔年結実(かくねんけつじつ)という言葉があります。

つまり柿は豊作年と不作年を繰り返すのです。

柿の木は実をつけると植物ホルモンを分泌し、これが新しい芽が育つのを抑えます。

すると、翌年には実があまりならなくなるなです。

たくさん実を付けた翌年は、柿もパワーを蓄えるために休憩しているのです。

人間もいつもがんばるのではなく、力をたくわえるには休息も必要ということを教えてくれます。