metch Happy days

クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

だいすき おんがく

2007-09-12 23:16:52 | Weblog
聖歌隊で、新曲を練習中です。
ま、毎週たっているので毎週新曲といえば新曲なのですが。。。

もうすぐ収穫祭があるんですよね。
韓国の教会はアメリカ宣教師によって開拓された土壌があるために、
アメリカ式の暦で動きます。
日本では収穫祭ってないですけどね。

韓国の伝統的な音調での曲です。
すごいおもしろいです!
ここで聴けます。→http://blog.daum.net/osh5710/6033474

韓国って伝統文化が残っててなおかつ、こんな風に教会の中に
息づいているのがうらやましいです。

しかも、多くの人が「これだよね!」っていう感覚をこれらの文化に
持っていることもうらやましいです。

教えてくれる指揮者の先生は私の声楽の先生でもありますが、
クラシック式です。しかし、やはりどんな発声法でも、
音量と感情の入れ方(表現力)を持っていれば、
色んな曲へのアレンジがきくと思います。
韓国伝統歌の発声は、地声ですが、先生は西洋式発声なので、そういう歌い方
ではありません。
でも、対応できるし、表現力があるって事が、本当に素晴らしいんですね。

歌、音楽って、本当に好きです。

子供の頃は、喜怒哀楽、豊かに持っているんだろうけど、
情緒が幼いために、私の場合は表現ができなかった。
涙や笑いもどうして、何に感動してそうなっているものなのかが
分からなかった。
怒ってるんだか、かなしいんだか、くやしいんだか?
今も説明できない涙や喜びってあるけれど・・・。
音楽って、そういう感情を、豊かに吸い取って、何かの形で表現できる
一つの言葉なんだと思います。
そして、ストーリーが描かれていく・・・。

むかしピアノを習ってたときは、どうも深みがなかったせいで、
曲の持つ雰囲気とか、作者の意図とかそんなの全然思わないで
習っていたし、弾いていた。
自分も無感情で音符を見て弾いてただけ。
残念だった。

歌だったら、歌詞の意味。
曲の、拍に合わせた基本的な強弱と、
曲の表情ともいえる全体的な強弱のながれ、曲調。
作者の表現したいこと。
もっと知っておけばよかったことは、作者がどんな人であり、どこに
住んでいて、どういう環境で曲を書いたのかってこと、など。
そして、弾く演奏者の感情と表現力。
そこまで考えてピアノに向かえたら、全然違う結果だった気がします。

楽譜どおり弾く事だけを考えてましたね。

先生が悪かったわけじゃなく、
自分の中にそれを追求しようと思う概念自体がありませんでした。

初めて、おぉ!感動~!と思ったクラシックは、
シューベルトの「冬の旅」 フィッシャーディースカウ

高校の音楽の授業でこの組曲を最初から最後まで見ました。
見たってのは、ドイツの冬の風景と、その風景や組曲の意味と、
出来上がったいきさつなどなどが字幕で出てくるDVDを見た、って意味です。

正直、先生手抜きではないですかねぇ?
組曲長いんですよ。
何時間もDVD流してただけ。
だけど、そのDVD 本当に良かったんです。
はまりました!
買ってしまいました。

今韓国の伝統曲調の歌を楽しんで歌うとき、その言語と音楽が
合って、なんともいえない雰囲気と曲から香りが漂ってくるような
感じがする…のと同じように
ドイツにはドイツの光景と雰囲気があって、その土地に住む人々が
話す言語の語調があり、景色があり季節がある。
その土地独特の人々の思考があり、思いがある。

なんとも、音楽は私にとって優しい存在です。
もっと音楽と仲良くなりたいです。

それから音符と仲良くなりたいです^^

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2 コメント

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Unknown (こめんとはん)
2007-09-13 16:46:21
3大テノールのうちの一人が召天のニュース。
1度でもコンサートに行きたかったな。
残念。
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こめんとはんへ (metch)
2007-09-14 07:17:28
私も行きたかった~。
今生きて活躍されている演奏家のコンサートに、行っておくのもいい考えだね。
すごい才能を持っている人も、いつかは、お亡くなりになるんだもんね。
こういう人々の登場も、歴史だと思います。
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