今日、「大阪府の「君が代条例」案について」のコメント欄に、
このブログの常連さんであるアメリカ人によって、日本の国歌「君が代」は「戦争を連想させる」のでよくない、といった書き込みがなされたのですが、
私としては、「君が代」は戦争と「直接的には」結びつかないと考えています。
「君が代」が「過去の一時点のみ」を象徴しているのであれば、「君が代」が日本の国歌であることは問題かもしれませんが、
「君が代」は「現在の平和国家・日本」をも含めた象徴である以上、「君が代」が戦争を連想させることを根拠に、「君が代」を問題視することは間違っているのではないかと思います。
読者のみなさんは、日本の国歌、「君が代」はすでにご存知だと思いますので、「比較のために」アメリカの国歌、"The Star-Spangled Banner" の歌詞をご覧ください。
以下に引用するアメリカ合衆国国歌 "The Star-Spangled Banner" の歌詞は、英語部分・日本語(訳)部分、それぞれ引用元は下記のウェブサイトです。
「WIKISOURCE」の「The Star-Spangled Banner」
「WIKISOURCE」の「星条旗」
アメリカ合衆国の国歌は、そのものズバリ、「戦争」を歌っています。このような歌詞であるにもかかわらず、というか、このような歌詞であるからこそ、なのでしょうが、アメリカ人はこの国歌を愛し、歌っているわけです。私は、これが本来あるべき姿なのではないかと思います。
US National Anthem by the Academy Choirs
http://www.youtube.com/watch?v=9ETrr-XHBjE
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「最高裁、「君が代起立斉唱」は合憲」
このブログの常連さんであるアメリカ人によって、日本の国歌「君が代」は「戦争を連想させる」のでよくない、といった書き込みがなされたのですが、
私としては、「君が代」は戦争と「直接的には」結びつかないと考えています。
「君が代」が「過去の一時点のみ」を象徴しているのであれば、「君が代」が日本の国歌であることは問題かもしれませんが、
「君が代」は「現在の平和国家・日本」をも含めた象徴である以上、「君が代」が戦争を連想させることを根拠に、「君が代」を問題視することは間違っているのではないかと思います。
読者のみなさんは、日本の国歌、「君が代」はすでにご存知だと思いますので、「比較のために」アメリカの国歌、"The Star-Spangled Banner" の歌詞をご覧ください。
以下に引用するアメリカ合衆国国歌 "The Star-Spangled Banner" の歌詞は、英語部分・日本語(訳)部分、それぞれ引用元は下記のウェブサイトです。
「WIKISOURCE」の「The Star-Spangled Banner」
「WIKISOURCE」の「星条旗」
アメリカ合衆国の国歌は、そのものズバリ、「戦争」を歌っています。このような歌詞であるにもかかわらず、というか、このような歌詞であるからこそ、なのでしょうが、アメリカ人はこの国歌を愛し、歌っているわけです。私は、これが本来あるべき姿なのではないかと思います。
US National Anthem by the Academy Choirs
http://www.youtube.com/watch?v=9ETrr-XHBjE
O! say can you see by the dawn's early light,
What so proudly we hailed at the twilight's last gleaming,
Whose broad stripes and bright stars through the perilous fight,
O'er the ramparts we watch'd, were so gallantly streaming?
And the Rockets' red glare, the Bombs bursting in air,
Gave proof through the night that our Flag was still there;
O! say does that star-spangled Banner yet wave,
O'er the Land of the free and the home of the brave?
おお、見えるだろうか 夕明けの淡き光を受け
先の夕暮れ 陽が落ちる時 我等が歓呼したもの
其は太き縞と輝く星条旗を我々は目にした 危き戦の間
城壁の上に見た 勇壮に翻りし 彼の旗/
狼煙の赤き炎立ち 砲弾が空中で爆発する中
耐え抜き 旗は翻っていた
おお、星散りばめたる旗は いまだ猶棚引いているのか
自由なる大地 勇者の大地の上に
On the shore dimly seen through the mists of the deep,
Where the foe's haughty host in dread silence reposes,
What is that which the breeze, o'er the towering steep,
As it fitfully blows, half conceals, half discloses?
Now it catches the gleam of the morning's first beam,
In full glory reflected now shines on the stream,
'Tis the star-spangled banner, O! long may it wave
O'er the land of the free and the home of the brave.
岸辺の霧 其の濃く深き帷の中
傲慢なる敵の軍勢 畏れ息潜め
彼は何ぞ 断崖聳ゆる向かう
時折吹く微風に 隠れする/
今正に 朝の新しき光を一筋受け
大いに輝き 風を受けはためく
其は星散りばめたる旗よ 永久に棚引け
自由なる大地 勇者の大地の上に
And where is that band who so vauntingly swore
That the havoc of war and the battle's confusion,
A home and a country should leave us no more?
Their blood has washed out their foul footsteps pollution.
No refuge could save the hireling and slave,
From the terror of flight, or the gloom of the grave,
And the star-spangled banner in triumph doth wave,
O'er the Land of the Free and the Home of the Brave.
そして斯も得意げに宣誓せし彼の一塊は何処ぞ
戦いの浪費と戦争の乱雑が
故郷も国家も我等に最早残さじと/
彼らの血は彼らの汚れし跡は彼らの血であがなわれたのだ
小屋は彼らの雇員と奴隷制度を助けまじき
潰走の恐れと死の暗闇から
其は星散りばめたる旗よ 永久に棚引け
自由なる大地 勇者の大地の上に
O! thus be it ever, when freemen shall stand,
Between their lov'd home and the war's desolation,
Blest with vict'ry and peace, may the Heav'n rescued land,
Praise the Power that hath made and preserv'd us a nation!
Then conquer we must, when our cause it is just,
And this be our motto — "In God is our Trust;"
And the star-spangled Banner in triumph shall wave,
O'er the Land of the Free and the Home of the Brave.
おお、斯く不断にあらん事を
自由世界が彼らの愛情される家と戦ひの
浪費の間に立たう時/
勝ちと泰平で恩恵され 天に助されし地所が
我等に状態を創り擁護したる力を
誉めん事を
我等は破るべし
其が正に我等の原理なる時は
そして此が我等の金言ならん事を
「我等のモットーは神のみが知るという事を」
其は星散りばめたる旗よ 永久に棚引け
自由なる大地 勇者の大地の上に
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