精神科のデイケアで、利用者への接し方に違和感があった。看護師と作業療法士が数名のチームをつくって利用者30人ほどに対応するんだけど、利用者一人一人への認識は、利用開始時のインテークだけが絶対的資料で、その後の本人の心身の変化や環境変化に関しての記録がほとんどない。3年通っている人への変化に関する情報がなにもない。
利用者との対話もほとんどが上っ面の話題で終わっている。内面の変化をさぐるとか、変化 . . . 本文を読む
自分がちっぽけに見えてしまう日は何をして自己評価を高めていけばいいのだ。道半ばで道に迷っている人に「私にはできないな」って言われたとき、何と答えていいのかわからない。人生はその人のそのとき、その場で個別的だ。
沈黙は相手に言葉を求める。沈黙の前で黙り通すことはとても難しい。とくに相手の気持ちが分かるとき、二つの沈黙は息苦しい。一つの沈黙があれば、それを抱きしめる言葉がほしい。逆に、真実が語られる . . . 本文を読む
残念なことに理研の調査報告結果をニュースで聞いても、要点となる部分が理研から説明されていないのか、マスコミが質問していないのか、誰も認識していないのか、論文の何が問題だったのかまったく分からない。
写真の切り張りは、小保方氏が何をごまかそうとしてそうしたのかというところが何も語られていない。小保方氏にとってそうするメリットって何だったのかもわからない。3年前の博士論文からの画像流用も、過去の研究 . . . 本文を読む
学業や仕事で町や国を動いてしまうと、それまでの友人関係が変化することがある。よくも悪くも、実際に顔を頻繁に会わせているときより、こちらの思いが相手に投影されて形成されるイメージが強くなっていく。そのイメージの変化の大きさは、会っていたときの互いの「心の近さ」によって異なってくる。y=ax二乗だとすると、aはもとの近さが強ければ強いほど値が小さい。
学生時代に友人だった者も、その時代に表も裏も見せ . . . 本文を読む
アレルギーというとこの時期、「花粉症?」ってリアクションがくるけど、そうでない人はいったいどう答えるべきなのかときどき考え込んでしまう。アレルギーのない人、または花粉症だけある人には「なに言ってるの?」って感じかもしれないけど、アレルギー体質の人で花粉症とか小麦や卵アレルギー以外は認知度がとても低く、説明に困るというか、疲れてしまう。
2月から始まった猛烈なアレルギー症状は鼻炎から始まって、アレ . . . 本文を読む