暦に啓蟄という日がある。冬を越えて、暖かさの訪れを感じて地中から虫たちが地上に出てくる日だという。昔、ある会社の入社試験を受けたとき、この「啓蟄」について1000字ほどの文章を書けという問題があったと記憶する。
1年はさまざまな季節に彩られる。たとえ常夏の南の島でも、暑さの中にさまざまな季節の変化があって、人々はしっかりと風を感じ、空を見上げて時の移り変わりを感じながら1年を生きている。人は「死 . . . 本文を読む
たぶん、こんなにうまくいくことは滅多にないのだろう。でも、基本的に精神科病院の入院患者を0にした80年代イタリアの「壮大なる実験」は、紆余曲折しながらも世界が認める一つの方向性となった。
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精神病患者をすべて退院させればいいというものではないけど、長期入院が常態化して、32万人余の入院患者を抱える日本の現状は世界的に飛びぬけて異常だ。治療薬の開発が . . . 本文を読む
オウムの元信者・平田信と斎藤明美は、「逃亡直後から17年近くずっと一緒だった」と言ったが、この間の潜伏生活はいったいどんなものだったのか。
実際に潜伏生活をするときのノウハウというか、偽名を使った生活っていったいどんなふうになるのか、興味を覚えた。住民票も健康保険証も運転免許証もなく、どうやってアパートを借り、仕事をし、日常生活がおくれるのか。銀行口座は果たしてもっていたのだろうか。整骨院で働い . . . 本文を読む