泡沫の夏「第3話」

夏沫（シャーモー）は子供の頃、母親が歌っている途中、目の前で死んでしまったため、舞台に立つと歌えないトラウマを抱えています。
しかし、それを洛煕（ルオ・シー）が克服する手助けをしてくれ、なんだかんだ言いながら二人は急接近していきます。
洛煕「ありがとう、好きになってくれて。好きだからあんなに俺を拒み、何年も忘れることはなかった。好きだから俺を信じて、気楽に歌えた。」
夏沫「誤解してるわ。」
洛煕「なぜ素直になれないんだ？俺たちは同じ傷を抱えてる。だから一目で引かれ合うんだ。」
やや強引で自信過剰な洛煕に言葉では拒みつつキスに答えてしまう夏沫。
そんな二人を、一人飲んでいたクラブで見つけて追いかけた歐辰（オウ・チェン）は…。


ストーカーよろしく二人を伺う。（爆）

苦しむ歐辰と、かたやどんどん距離を縮める夏沫と洛煕。
その後、最近夢と被るようになった伊夏沫が自分とどんな関わりがあるのか？二人を見るとなぜ心が痛むのか？なんとか真相を突き止めたい歐辰は、自身が株主である虹欧（ホンオウ）社に手を伸ばし、芸能関係に進出。
伊夏沫の所属事務所はじめ欧グループ傘下のテコ入れを始めます。
ここまでは歐辰の切なさ全開ですが…
でも、スターの名簿を調べた後の、この会話でいっきに持ち直しッ！

歐辰「資料を下げてくれ。」
西蒙「この短時間にもう名簿の暗記を？」
歐辰「失ったのは記憶だ、記憶力じゃない。」


いやーーーーっ！！もう！オウちゃんかっこいーーーーッ
切なさゆえに弱さを隠し、固い鎧でこころを閉ざす！（落ち着けッ）
いちいち会社でウィスキーだかブランデーだか知らないが"ぐいっ"と飲むシーンもお約束で（笑）、イイ感じにワイルドだし！
もうストーカーでも何でもいいよ！好きなだけやってくれッ！誰も止めなくてヨシ！（笑）

夏沫の周りも、少しづつ状況が変わって来ます。
最初はひ弱で善人そうだった淑兒（シューアル）は、実は裏で薇安（ウェイアン）をスキャンダルに陥れ、デビューが決まりそうな夏沫にもしきりに付き人に戻るよう勧めたりして、けっこうイヤなオンナ。
そんな時、淑兒の付き人として行った面接会場先の会社で、夏沫もとうとう歐辰と遭遇。
そこで虹欧化粧品の新しいイメージキャラには「伊夏沫がいい。」と歐辰のツルの一声。
次期イメキャラを狙う淑兒と洛煕の恋人を完全に敵に回しちゃった！

最初は復讐のためかと思った夏沫ですが、後で西蒙（シー・モン）に呼び出され、歐辰は事故で記憶を失い、夏沫の事は憶えていないと聞きます。
西蒙「坊ちゃんも苦しみました。どうかこのままで。」
出来た執事だ～
そこで昔歐辰が夏沫にふられる一部始終を西蒙も見ていたことが解るんだけど、
やっぱり知っていて思い出さないようにいろいろ工作していたわけですね。

でも夏沫に「死ねば許すわ。」と、言われて歐辰は車で事故を起こした？
いったい何が原因でそこまで言わせたのでしょうか？
何度も出て来るこの別れのシーンの歐辰、可哀想なんだけど…原因は何？



高校時代の歐辰は、夏沫をそうとう好きだったみたいで、みんなの前で手の甲にキスしたりと解りやすい！！
でも、ふつー高校生がやるか？！萌えるけど～（笑）


夏沫も一歩間違うとイヤミになりそうなギリギリのラインで女王様の風格！
でもこっちもとても高校生には見えませんっ！


そんな二人を睨みつける、こっちも高校生にしてはやたら色っぽすぎる洛煕！


みんな屈折してるな～！（爆）
しかしホントにこの３人、似たようなタイプだと思います。
内面はすごくナイーブだけど素直じゃなくて、表面的には強気で本心を言えない不器用な。たぶん、そんなキャラクターですよね。
歐辰に至っては「俺の前以外で髪を下ろすな。」と言って緑のリボンを渡すとか、好きな人を束縛するタイプ。
しかし髪を下ろすとか下ろさないとか、…まったく！
オトコのロマンに国境はないということでしょうか？（爆）
しかも寂しがり屋で拒まれると極端な行動に出る？。。。
考えてみれば一番やっかいなタイプだけど…誰も止めなくてヨシ！（笑）



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