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中華風冷やしイケメン韓タレ添え★BLOG de Diary

♪中華明星も韓国スターも好きな私の徒然日記♪

超ダンサー

2008年11月25日 | ヒガシ・少年隊
東山紀之「アンダルシアに憧れて」が好きである。

元はロック・ナンバーであり、1989年に発表された近藤真彦の持ち歌であり、作詞作曲は元ブルーハーツのギタリスト真島昌利氏。自身も同時発表し、ライブ等でもよく歌っていた曲である。
かなりベタだが、物語がギュッと凝縮されたドラマティックな歌詞だ。
しかし、ドラマティックとはいっても、チンピラマフィアがヤバい事に巻き込まれて、せっかくのデートの夜に犬死にするという、かなりやさぐれた内容である。
真島氏がこれを書いた当初は、こんな華麗な歌曲に成長するなどとは本人も思っていなかったはずだ、多分。
作者も当時はかなりやさぐれて歌っているし、マッチがこれを歌った当初も、年齢がまだ若かったせいか、彼の歌い方、あるいは解釈の違いのせいかは解らないが、あの内容にしてはやや軽い印象だった。
しかし、ヒガシがこれを歌う(踊る)ようになってから、がらりと印象は変わった。
舞台はアンダルシア。女はカルメン。むせびなくフラメンコギターの哀愁のイーメージはそのままに、ヒガシの得意とするヒスパニックステップが、ダンサブルで、悲壮感を伴う美しい歌曲に成長させた。
ジャニーズは伝統として世襲制であるが、これをマッチからヒガシ、光一君から翼君へと、いまでは4世代に渡って受け継がれている。
その最高峰に立つのが東山紀之である。
(トップであるマッチは踊らないのでちょっとここでは置いておく)
後輩も日々上手くなっていく中で、更にその上の座に君臨しつづけるヒガシの努力は並大抵ではないだろう。
光一君や翼君が、ヒガシが過去演じて来たこの歌の振り付けを見事に踏襲し、自分のものにして華麗に踊っていてもなお、ヒガシはその上を行く。
すばらしいの一言である。
間奏中、かけ声が入る時のソロなど、鳥肌がたつほど美しい。
もちろん、バックを務めるM.A.Dもヒガシに劣らず、かなり上手い。
特に去年の「ザ少年倶楽部プレミアム」で踊ったときは、演出、アレンジ共に、千年メドレー以上に私のお気に入りになった。
まさに、超ダンサー、いや、絶対ダンサー・東山紀之の"今"なのである。
私は毎日これを見ては、第三倉庫!・8時半!
…と、山!川!よろしく合い言葉のように心の中で呟いている。(笑)
ちょんまげもいいが、やっぱりヒガシは華麗なるダンサーにしておきたい…今は。(爆)

持病~♪

2008年10月01日 | ヒガシ・少年隊
「山桜」を観て来た。
ヒガシが主演している映画であり、5月からのロングランも都内では今週を最後に終わる時代劇である。
ヒガシのファンはもとより日本映画や原作の藤沢周平ファンなら観た方も多いと思う。
しかし、私はと言えば、ファンでありながらあやうくコレを忘れそうになっていた。
もちろん公開時期もニュースも知っていたし、どんな内容かも予習はしていたが、なんとなくいつものクセで、さらっと過ごそうとしていたのである。
そういえばやっているけど、DVDでいいや。という具合に。
それが、ふとこの時期になって、なぜ忙しい身ではかなり冒険的な距離の公開劇場まで時間を工面して観に行って来たのかといえば、やっぱり8月のプレゾンを見た後だからであり、そのプレゾンが最後だったからであり、東京千秋楽で自然光の中の美々しいヒガシの横顔を見上げてしまったからに他ならない。
8月からこちら、毎日HPの予告を覗いては「手折ってしんぜよう。」の張りのある声に溜め息をつき、「今はお幸せでござろうな。」の問いかけに「ううん!ヒガシ!私、あなたにもう一度会いたいの!」とパソコンに向かって呟く日々が続いた。(笑)
私としてはここ数年ありえなかった反応である。
それもそのはず、アイドルだったころの少年隊が年齢と共に落ち着き、彼らが揃ってテレビ出演する回数も減って行けば、ファンは否が応でも落ち着くものである。いつしか「ピン」としても充分一人前になっていた3人はプレゾンを除いてはそれぞれの場所に分散されたという事も要因だ。
相変わらず私はヒガシが好きだが『アイドル』を追っかけていた頃の高熱が微熱にまで下がるのは至極当然の成り行きである。
それでも夏のプレゾンはかかさず観に行き、数年に一度あるであろう舞台やドラマ等、ヒガシが出演する物は可能な範囲でとりあえず、そう"可能な範囲でとりあえずチェックしている"という、私のようなファンも少なくないだろう。
無理はしない、見れそうに(行けそうに)なければきっぱり、あっさりあきらめる。しかしこの潔さは「年一回は必ずプレゾンで会える」という前提の元にあったということも忘れてはならない。
さてしかし、微熱は微熱である。完全に病気が治ったわけではない。
何が切っ掛けでまた発熱するか解らないのがファンである。しかもご丁寧に「四半世紀の」という枕詞つきだ。
考えてみればこれは持病にも等しい年月である。そう簡単に完治するものではない。
小児喘息の主治医に言わせれば「まぁ、こういうのは完治するとかしないとかではなく、年齢とともに症状も落ち着くものですし、うまく付き合っていくことが大切です。」というものだろうか。(笑)

実は私はヒガシが時代劇をやるのがイヤだった。結論から言えば似合いすぎたからだ。
人並みはずれた身体能力や顔立ち故、早いうちから時代物に目を付けられた彼が、舞台で初めて沖田総司で座長を務めたのはたしか22歳の頃だったと思う。そんな若いうちから(あくまでイメージだが→)お土産に弁当がつくような某座の座長など、同じく若い当時の私には受け入れがたいものがあった。
ミュージカルならそれでもいいが、どうしても「時代劇の座長」では「大衆演芸」にイメージが重なる。
今でこそ後輩が座長になる舞台は珍しくもなく逆にジャニーズなら華やかなイメージも広がるが、当時のジャニーズではヒガシが先駆者だった。
また、こういう向きは少数派かもしれないが、歳のわりには殺陣も容姿もずば抜けていた分、それがかえって痛々しく、まるで「ストライプブルー」の危なっかしい歌い出しを聴いているような気分だった。(爆)
しかしヒガシは、生まれ持った美質が100%なら努力はその上に120%の人である。
いつしかストライプブルーの音取りがが確実になるのと同時に時代も変わった。
いや、変わったのではない。そうして着実にキャリアを重ねて、来たるべき時期(年齢)に来たるべき素晴らしい映画にヒガシも、そしてファンも出会ったのである。
前途したように8月からの一連の動向で期待が大きかったせいなのか、私は「山桜」のタイトルを見るなり涙が出た。
もともと涙腺はかなり弱い方なので、ここは笑い飛ばしてもらいたいが、この映画を全編通して観て、どこにも感動しない人はいないのではないだろうか。正攻法でストレートだが非常に繊細。完成度の高い良い映画だった。
ヒガシの台詞は、先だっての「手折ってしんぜよう。」からなる数行だけで、声は道場での稽古中のかけ声のみである。
以降最後まで目と表情の演技だけで弥一郎の人となりを演じる。
時に目を伏せ、時に睨み、時に横顔だけで今の心情を語る。最後に獄中でふと高窓を見上げる弥一郎の表情は、相好を崩すわけでもなく希望を感じさせる、みごとな演技だった。
劇中最大の見せ場である村井国夫演じる諏訪平右衛門を斬る殺陣は、羽織をさらりと肩からおろす場面から、息遣いさえ押し殺した気迫の一太刀までがよどみなく流れ、それは息をのむほどに美しく、静謐でありながら激しかった。
今更いわずもがなであるが、これが22歳で座長を務めた東山紀之の今なのだと思い知らされ、鳥肌がたった。
そして一青窈のエンディングが流れる頃には、涙とともに自分の身体から悪い物が全部抜けて浄化されたような清々しい気分を味わいつつ、一方で”紛れもなくこれは持病”との認識を新たにした。(笑)
どうやらこの先もうまく付き合っていく事になりそうである。


映画「山桜」公式サイト

夢のあと

2008年08月11日 | ヒガシ・少年隊
先日東京公演千秋楽を迎えた「少年隊PLAY ZONE2008」。
少年隊の3人は最後の最後に最高のフィナーレを飾ってくれた。

アンコール鳴りやまず、2度目のカーテンコールの後、予定に入っていたらしい記者会見が会場内で始まった。
少年隊はインタビューを受けるため客席中央まで移動。ステージにはプレスのカメラマンがざっと20~30人ほど並んでフォトセッション。
観客が見守る中、それは15分ほどで滞りなく終わった。
『これは良い体験をしたわ♪良かった良かった』と思った矢先、錦がこう言った。
「僕らはこれから外に出て皆さんを見送ります。」
どよめく場内。
私は思った。『これ以上のサプライズなどあるはずがない。』
しかし、3人が舞台袖に消えたと同時に主催者が出て来た。
「これから規制退場を行います。」
これはいよいよ本気らしい。
会場入り口に3人が並んで一人一人と握手するんだろうか?
いや、それはあまりにも陳腐すぎる。というより観客一人一人とそんなことをしていたら何時間かかっても終わらない。
皆を並ばせ、きちんとしたところで3人が出て来て外で挨拶?
しかし
階段を下りる途中、ガラス張りの向こうにタキシードを着た3人がエントランスに設けられた小さな丸いステージに立っているのを見たとたん、そんな貧相な想像はすぐに打ち消された。
私達が彼らを待つのではなく、彼らが私達を待っていたのである。
私は今でもこの光景を忘れない。
彼らは、まるで丸いギフトボックスに入っている3つのフィギュアのように可愛かった。
もちろん、良く出来た動くフィギュアだ!(笑)
私は幸いヒガシとニシキの間、最前列にかぶりつき状態の位置に促された。
前なのでしゃがむ。
その後ろに舞台を囲むようにして続々と退場して来たファンが集まっていく。外で待っていたファンも更にその外側を囲んでいる。
この日の最高気温は36度!(たぶん^^;)4時半過ぎとはいえまだ充分熱地獄!
向かいの道路からはかげろうがたっている。
見上げるとヒガシのこめかみからも、汗が幾筋も流れている。
でもなぜだ!なぜそんなにキレイなんだ!?いくらドーランのせいでもその肌の美しさは何?!
疲れた目の下の皺さえも計算されたように美しい弧を描いている。
肌も白い!自然光なのにどうして貴方だけスポットライトを浴びているの?
ときおり作る玉の汗が真珠に見えたのは、よもや錯覚ではあるまい!
そんな中いきなり大音響が青山の空にこだました 。
「仮面舞踏会」のイントロだ!
声を限りに一緒に歌う!サビでは自然と決まった型に手が動く。
あ!皆もだ!(23年経っても身体が憶えているんだね
ニシキがこっちを見て更に合いの手を扇ぐ!
「ティア!ティア!ティア!ティア!」
まるで3000人(報道発表による)でカラオケボックスで盛りあがってるような錯覚を起こす。
もちろん真ん中にはご本人達。(笑)
道行く人はいきなりのゲリラライブに驚いた事だろう。
ふと見ると向かいの歩道橋の上にもびっしりと人垣が出来ていた。
一曲目が終わると間髪置かずに「BabyBabyBaby」が始まる。
喉も痛い。足も腰も千切れるように痛い。それでもって、今私はたぶん脱水状態…でも身体と頭は非常にいい気持ちだ。
喩えるなら、"私は今リゾート地の木陰でトロピカルカクテルを飲みながら涼しい潮風に身を任せている人魚”である。
その証拠に歌っているとふいに身体がひんやりしてきた。
見上げるとマイクを持った美しいオトコ達が私を見下ろしている。
…あぁやっぱり今私は天国にいるのだ。

たぶん3曲歌ってたら本当に天国に行っていたかもしれないが(笑)、私だけでなくそこにいた3000人全員が同じ事を思ったはずだ。「ここで死ねたら本望」と。

23年追い続けて来たファンへの少年隊からの極上のプレゼントは炎天下の中、こうして幕を閉じた。
最後だから泣くかもしれない。そう思っていたが、泣く事も忘れるほど楽しかった。
こんな楽しいカーテンコールは少年隊だから出来た事なのだ。
やっぱり彼らはまだまだ"スーパースター" である。


まるでギフトボックスのようなステージです

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少年隊 ファンお見送り場外ライブ(スポーツニッポン) - goo ニュース

Change

2008年07月09日 | ヒガシ・少年隊
今年も少年隊のミュージカルを観に行って来ました。
ファンの方はもちろんのこと、ワイドショー等でも話題になっていたので知っている方もいると思いますが、少年隊夏の恒例ミュージカルである『少年隊PLAY ZONE』は今年で幕を閉じます。
20回を迎えた時は、これからまた更に新しい20回目を!…と思っていましたが、やはり現実は。と、発表当時はかなり落ち込みました。
夏はコレに始まりコレに終わる…私にとって年一回青山劇場に通うのはあたりまえの行事になっていたのです。

今年のタイトルは「Change」。
ミュージカルの内容はこれまでのミュージカルダイジェストのレビュー。
加えてヒットメドレーというファンにとっては嬉しい構成でした。
そしてバックを勤めるのはもちろん年端も行かないジュニア達。(笑)
いつしか少年隊のプレゾンは若い後輩達にとっての登竜門となっていましたが、今回は特に世代交替を意識した内容でもあります。プレゾンは残りますが”少年隊の”はコレが最後。
これまでもChangeというタイトルはいろいろな意味で使われていましたが、今回はとうとう舞台そのものが”チェンジ”です。
分っていたけど、そう全面に出されると辛くもあり、納得でもあり、心境はやや複雑です。
しかし、それはそれ。そういうものだと思います。
ただ言えるのはミュージカルの中でも言っていましたが、誰も少年隊にはなれないし、23年同じテンション、同じ舞台を勤め上げた実績は彼らだけのものです。
これからまた23年後に同じように実績を作るグループが現れた時に、初めてそれは歴史となるのでしょう。
まずは、その第一歩を作った少年隊に称讃の拍手を贈ります。
それと同時にこれからも少年隊として何らかの形でファンの前に姿を見せてくれることを信じて、これからもよろしくお願いします!
私はまたこの後、千秋楽もこの行事に参加して最後の『少年隊プレゾン』を見届けるつもりです。

余談ですが…「仮面舞踏会」のフルコーラスを久しぶりに生聴きしたけど、やっぱ
”いぃ~そ!えーくすたしーぃ!オーレーとえーくすたしーぃ!っつ・よ・く!つよーくぅーーーー♪”
のフリは最高です!
↑今書くと凄い歌詞よね


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少年隊ミュージカル“卒業”も東山紀之「少年隊は死ぬまで続ける」

「覇王別姫」観て来ました

2008年04月01日 | ヒガシ・少年隊
昨日、東京/Bunkamura公演は千秋楽を迎えてしまいましたが、ヒガシ開眼の(笑)舞台「さらば、わが愛 覇王別姫」を観て来ました。
ご存知の方も多いと思いますが、かのチェン・カイコー監督、レスリー・チャン主演の同名映画の初の舞台版です。
もちろんヒガシはレスリーの演じた女形・程蝶衣役です。
演出は蜷川幸雄氏。
物語自体は革命中の激動でありながら人生を扱うので、単調になりやすく暗いのに、なぜかのっけから引き込まれ、最後まで息もつかせぬ迫力がありました。これいかに?
まずいわずもがな演出と音楽の魔力です。そしてもう1つは目にも鮮やかな豪華絢爛な衣装。そしてヒガシのみごとな女形っぷりです。
久しぶりに良い舞台を観ました。
腹に響く音響に乗って、印象的で激しい曲調のオープニングは劇中ほとんど極彩色だったのとは対照的にほとんどモノトーン。
子役・蝶衣の頭に付けたリボンと母親の上着の裏地の「紅」がモノトーンに映え、忘れられないシーンになりました。
普通の舞台で音楽に感動するなんて事は初めての経験です。
音楽が耳を、衣装と舞台の華やかさが目を…
客席をあたかも文化大革命時代の民衆のように扱う演出が肌を…
そして割れた本物のスイカや炎、吹き出す血飛沫が嗅覚をくすぐる。
まさに五感に響く舞台でした。

ヒガシはたぶんやってくれるとは思いましたが~やっぱり成りきりましたね。
すばらしい程蝶衣でした。
一緒に行った連れが「なんかヒガシがすごく可愛かった。」と言いました。
今風に言えば乙女系?(笑)
でも舞台だから声は一本スジが通ってる。
だから私的には「なんかヒガシがキモ可愛かった。」
これって女形として見れば最高って事だと思います。(そうか?!笑)
女じゃない、おかまでもない、あくまで女形だから”キモ可愛い”。
狙って出来たのか?それとも蜷川センセイに引き出されて出来上がったのか?それは素人には解りませんが、噛めば噛むほど味が出て、揉めば揉むほど柔らかくなる才能がヒガシにはまだ充分備わっていたという事なんでしょう。
動きに寸分の無駄もなく、指先までぴんっと張って京劇を踊り裏声で歌うヒガシをこんなに”いい”と思ったのも初めてでした。
(何が「いい」んだか~
余談ですが…そのヒガシをベッドに連れて行くのが西岡徳馬センセイだったのは嬉しかったです。(オイっ!←この場合ヒガシより見映えが良くなくちゃダメだし、連れて行くのに”説得力はある”けど”イヤらしくない”ってものポイントですからね…

唯一の不満は「ヒガシ、素顔が見たかったぞーーー!」

もっとまともにまとめるつもりだったのに…おそまつですんまそん

舞台「さらば、わが愛 覇王別姫」
大阪公演:4月5日(土) ~4月13日(日)
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
出演:東山紀之 木村佳乃 遠藤憲一 沢竜二 西岡徳馬 ほか