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ロンドンから徒然に

コータローさんの撮影

2009-12-15 | 音楽
 昨晩のスガさんの興奮が冷めやらぬうちに、今日はもうひとりの素晴らしいミュージシャンと3年ぶり(くらいかな?)の対面。押尾コータローさんです。

 先達の様々なテクニックを吸収しながら、そこにとどまらない独自の押尾ワールドを築き上げ、いまや彼の音楽が1ジャンルであるような気さえします。
 そもそもフォーク・ソングが好きだったという彼の出自ゆえか、“超絶”テクニックを駆使しながらも、芯にあるメロディーが口ずさめるくらいしっかりしているのが、皆に愛される理由じゃないかと思います。

 実は今日、あるカタログの巻頭特集のための撮影と取材だったんです。
 もちろん彼はモデルではないので、いきなり注文通りの表情を作れるわけではないのです。ところがギターを持った途端にすごく良い表情。やっぱり根がギター・キッズなんですね(笑)

 本番撮影前のポラにサインしてもらいました。


東京公演

2009-12-15 | 音楽
 言い切ってしまいます。今晩のスガさんの東京公演は最高でした!
 ありきたりの表現になりますが、観客とステージがこれだけ一体感に包まれる感動を改めて認識しました。

 僕の中の位置づけでは、東京・大阪公演はロンドン公演の成果を日本のファンに披露する凱旋公演ですが、“凱旋”というのは成功の裏付けがあって初めて言えること。その意味ではロンドン公演が絶対成功だったなというのを実感しました。

 途中のMCで、緊張感を含めたロンドン公演の体験を面白おかしく語りながらも、やはり受け入れられた実感と自信に漲っているし、その報告を聞く観客のなんと暖かいこと。
 もちろん自信は演奏に出ていました。いつもよりリラックスした感さえある大きなグルーヴの中で、メンバー各自が自由に飛び跳ねていたような気がします。

 サウンド・チェックやリハーサルでの、本当に生真面目で、細部にまで熱心な全員の様子を知っているだけに、本番でのあの伸び伸びした演奏は嬉しかったです。
 
 そうそう、会場で何人ものファンの方に声をかけられました。皆さん、ロンドン公演に参加してくれた人達なんです。中には大阪公演にも行かれる予定の人もいて、本当にこんな熱心な人達に囲まれて凄いな、と最後にまた感心。

 皆さん、どうもありがとうございました。