英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

アナ雪 DVD

2015年08月23日 17時03分48秒 | 英語
以前、ディズニーのアナ雪(原題はFrozen)を英語本で読んだと書きましたが、アニメ作品を字だけで済ますのも何ですので、実際の映画作品を見てみました。ディズニーから出ているMovieNEXという商品で、DVD/Blu-ray (両方入ってます)のパッケージを買うと、Magicコードというのが付いていて、それを使って好きな端末にデジタルダウンロードできたり、専用サイトが持てたりするようになっているというものです。ただ、私はBookOFFで中古を買ったのでMagicコードが使えるかどうかは不明です。うーん、新品を買った方がよかったかも。

音声は日本語と英語、字幕も日本語/英語/OFF を切り替えられるので、必要に応じて好きな見方ができますが、当然ながらまずは英語音声/字幕無し、の組み合わせで1回見てみました。松たか子とか神田沙也加とか、別に後でもいいし(しかし、世の中の流行から1年以上遅れていますね)。

感想ですが、”歌の部分の聞き取りが難しい”です。もちろん、普通の台詞部分も完璧とは行きませんが、それよりも歌の部分が難しい。歌の英語って、どうしても、英語的な切れ目とメロディーとしての切れ目が一致しない部分があるので、そういう所に翻弄されて混乱してしまうのです。まだまだです。まあ、1回だけでは当然ダメなので、時間をみつけて何度か繰り返して見てみようとは思っています。とりあえず限界までトライしてから、英語字幕の助けを借りてみようかと。

本編は約102分だそうですが、これくらいの時間ぶっ続けで英語を聞いていると、頭の中が完全に英語モードになっていくのが分かります。この倍くらいの量を毎日聞く事ができたら凄いんですけどね。なかなかそんな時間はとれませんね。でも、こういうモノはあまり根詰めてやるものじゃないと思います。所詮は子供向けの娯楽映画なんだし。私の実力ではまだまだ、大人向けのクラシックな洋画を英語で見るのは苦痛が伴うのですが(というか、ほとんど無理)、これくらいのモノだと”英語だ”ということをあまり強く意識することなく、抵抗なく入れます。そこがこういうアニメのいいところなので、軽いノリで接した方がいいと思っています。40過ぎの男がディズニーアニメというのも何ですが、苦痛を感じるモノを無理してやっても効果はないので。

映画の中身については、まあ子供向けのアニメなので、40男が深い感銘を受けるとか、そういうのは無いです(笑)。ストーリー自体を楽しむというよりは、英語を楽しむということになりますね。驚かされるのは3D CGです。ディズニーは「くまのプーさん」以降手書き映画を制作していないそうで、現在は全てのアニメが3D CG制作だそうですが、それにしても今時のCGがここまで凄いとは。特に雪とか氷の表現が半端なく美しい。コンピュータの計算量を抑えつついかに本物の質感に近づけるかということで、ソフトウェア的な工夫が入っているそうです。

ただ、まだまだ全体的なタッチが人工的すぎる感が否めないと個人的には思います。綺麗なんだけど、なんだか冷たい、固い、作り物感が満載な感じがしてしまいます。特に人間を全て3D CGで描く点について、そのように感じます。まあ全然いいんですけど、3D CGじゃないといけない理由・必然性、みたいなモノはまだまだ出せてないんですよね。例えば手書きアニメの場合は、実写では出せない独特の暖かみ、みたいなものがあったと思うのです。手書きアニメの存在価値はそこにあった。じゃあ、3D CGは一体何をめざすべきなのか?

さっきの雪とか氷の微細な表現みたいな所はいいんです。手書きでは描写量が多過ぎて同じような描写はできませんし、3D CGはもはや実物を超える美しさを表現できています。そういう所はコンピュータを使ったCGならではの専売特許です。しかし、それ以外の部分で、3D CGでないと表現できないものって、何かあるでしょうか?そういうモノが見つかれば、もっともっと良くなっていくと思います。人間の感情を表す豊かな表情の表現とか、そういうのは手書きでも頑張れますしね。