満天の星空が見たい!

温泉旅がメインの生活。酒とグルメとミステリ小説、ごくたまに失恋の話。

温泉口コミは目的を持って検索したい!和倉温泉①

2016-09-14 23:20:29 | 旅行
和倉温泉、「総湯」は、老舗の威厳があった。


久しぶりに一人旅をした。前々から訪れてみたいと思っていた石川県、「和倉温泉」である。和倉温泉は、日本の温泉ベスト10には必ず選ばれる魅力の温泉地で、大阪に住みながら、一度も行っていないことを「温泉通」として危惧していた。今回、ネットの口コミに翻弄されたが、なんとか本物の和倉温泉の素晴らしさを堪能した。

口コミに翻弄された?それはいったいどういうことだったのか?実は、今回宿泊したのは、「美湾荘」さんの一人旅プラン。一人旅なので、ホテルのレストランで寂しく食事をしたくないという思いから、朝食つきプランを選定したのだが、これは大正解で、素晴らしい宿、素晴らしい温泉、素晴らしいおもてなしに大満足だった。本来は高級宿なのに、一人旅を満喫できたのは宿の広報担当者に感謝、感謝である。

自分はいつもじゃらんの口コミ(5点満点)を参考にして宿選びをしているのだが、最初はこのホテル(美湾荘4.2)より上のホテルを予約していたのだ。そのホテルは(口コミ4.5)小ぶりなホテルだが、おもてなしと食事が良く、当然温泉もサイコーとあった。しかし、時間があったので、さらに調べてみると、その選定は最悪のものであることが分かったのだ。


この最悪は、「温泉」である。なんとそのホテルは、和倉温泉にありながら、温泉は和倉の湯ではない。対岸にある能登島から運んできている温泉だと言うのだ。それを口コミで見つけた。「和倉温泉に来ながら、和倉温泉ではないと言う~」という記述を見つけ、和倉観光案内のページを見たら、ただその宿一軒が、『和倉温泉ではありません』と注釈されていた。

温泉通として、これは宿泊できない。決してその宿を貶める気持ちはなく、実際に口コミ点数が高いのだから、能登島の温泉自体が良く、食事も抜群であることは予想されるが、今回の自分の目的は、「天下の和倉温泉に浸かる」ことであり、あわててその宿をキャンセルし、「美湾荘」を予約した。キャンセル料金が発生する一日前だから事なきを得たが、この口コミというやつは、二重、三重の警戒が必要である。

そう言えば、以前、友人がニフティ温泉で5点満点に近い湯布院の宿を予約し、奥さんに、「最高の温泉宿に連れて行ってやる!」と豪語したら、その温泉宿は湯布院にあるまじき、みすぼらしい宿だったと言う。「まさか、湯布院にあんな程度の悪い宿があるなんて想像もしなかった」と言うから、その口コミを見たら、口コミ者の名前、内容があまりにも似通っていた。それも温泉に精通した会員さんではなく、ほとんどがゲストの口コミだったらしい。

それを指摘すると、「や、やられた。身内の者が何回も投稿していたのか!」と、頭を抱えていた。現在はそんな声が反映され、ニフティ温泉もゲスト投稿はされていない。大金を払い、貴重な休日を楽しむためには、この口コミを有効に利用したいものである。

次回は本当に素晴らしかった「和倉温泉」を紹介したいと思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿