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長崎県へひとり旅➂…帽子の奇跡!

2017-07-05 22:51:44 | 旅行
島原城は街のシンボル。この横の通りに武家屋敷ストリートがある。

先ほど先輩から、「君が長崎から帰ってきて次の日に台風、そして今は豪雨…よく無事に帰ってきたものだ。ラッキーな男だなあ」というメールが入ってきた。自分が幸運な星のもとに生まれ、順調な人生を歩んでいるとはとても思えないが、今回に関しては確かにそうである。でも、北九州は思ったより雨が降り続き、えらいことになっている。皆さんのご無事を祈るしかないが…。

さて、長崎旅行の3日目は島原市を観光し、長崎へ出て、夜景を見ながら部屋で一杯飲むというプラン。ここで、「帽子の奇跡…」が起きた。最近頭の毛が少し薄くなり、帽子(キャップ)をかぶることが多くなった。だいたいがくせ毛で、髪の毛の方向が定まらず、必ずどちらかの髪の毛が立っている。それが帽子をかぶると、全体的にうまく収まるのだ。

長崎ひとり旅3日目の朝、小浜バスターミナルから雲仙温泉行のバスに乗った。そして雲仙で島原駅行きのバスを乗り継ぐのだが、少し時間があったので「雲仙地獄」や、温泉ストリートを散歩。やがてバスの時間になり、待合室のトイレに入って小用を済ませ、ふと鏡を見ると、帽子をかぶっていない。はて、どこで脱ぎ忘れたのか?リュックを置いているベンチを見てもないし、散歩途中で脱いだ覚えもない。

どこに置き忘れたのか、まったく分からない。そんなに高い帽子ではなかったが、色合いやデザインは気に入っていた。デザインの違う帽子を一度に3つ買ったのだが、その帽子ばかりかぶっていた。時間がなかったので少しパニックになり、周囲を駆けずり回ったが、やがてバスが到着。あきらめざるを得ず、自分の不注意をなじった。

島原行きのバスの乗客は14、5名。一番後に乗車したが、右側の2番目の席が空いていた。みんな前から順番に座るのに?と思って座席を見ると、なんと俺の帽子がちょこんとそこに座っていた。え~、なぜ?当然、小浜からのバスが休憩して島原行きになったのは間違いないが、普通は往復がセオリーだろう?小浜方面に帰るはずのバスがそのまま島原行きになったなんて Σ(゚Д゚)

ラッキーだ。おお、愛しの俺の帽子よ!と、思わず抱きしめてしまった、(そんなに奇跡ではなかったかー笑)

島原へ着いてからは電動自転車をレンタルし、市内を走り回った。島原城、武家屋敷ストリート、島原湧水群、フェリーターミナル…真夏の太陽が照り付ける中、愛しの帽子とともに観光したのである。ランチも満足し、2時過ぎに島原鉄道の一両電車に乗り、諫早に向かった。諫早から、長崎はJR九州で、特急列車を奮発した(と言っても、300円の特急券だが)。

長崎市は2回目だが、前はほとんど観光はしなかった。今回は世界三大新夜景(モナコ、香港)を堪能し、平和公園に行き、世界平和を唱えたいものだ。…④に続く。


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